河西宏一 (公明党)

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 181 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

ありがとうございます。

一昨年は実態調査を行い、そして昨年は整理をされたと。具体的なオペレーションとか責任の分担はこれからということでありますので、非常にそこが大事になってきます。実効性の確保をきちっと担保していただきたい、このように思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

続きまして、クリエーターでありますとか、著作権の関係をお伺いをしたいというふうに思っております。

現行の著作権法では、AIによる機械学習、これは、思想又は感情の享受を目的としない場合には自由であるということでありますけれども、生成されたコンテンツが既存の著作物に酷似する場合、いろいろな考え方、プロセスがあるんですが、その場合は著作権侵害に当たる可能性があるという整理がなされております。

また、いろいろクリエーターの方に私はお伺いをしたんですけれども、著作権侵害に至らなくても、例えば、イラスト業界とかですと、生成AIを使った方がどんどんどんどんどんどん新しいイラストが出てきますので、先ほどジブリの話も菊池委員からもありましたけれども、従来のクリエーターが市場から事実上パージされているような状況もあるそうであります。要は、ネット上でイラストを売るようなサイトがあって、でも、全部もう生成AIばかりのイラストで、新人が出しても全然、要するに目につかない、こういうような状況で、結局断念を、夢を諦めてしまったというようなお話も伺いました。

また、これは日本新聞協会も警鐘を鳴らしておりますけれども、今、いわゆるゼロクリック検索が普及をしていると。私も、生成AIで調べたときは、なるべくその出典先のリンクをクリックするようにしているんですけれども、それを全部やっていると今までと同じなので、正直、クリックしても一割ぐらいかなという思いがあって。要は、ページビューがないわけです。ですから、これからウェブ上の広告業というのは多分、相当難しい局面を迎えるのかなというふうに思っておりますけれども、いずれにしても、新聞協会からは、AI事業者が報道機関の許諾を得ないまま記事を利用するということで、これは独禁法の優先的地位の濫用に当たるのではないか、こういう御指摘もあるわけであります。

こういうような関係、しっかりバランスを取って対応していくものというふうに思っておりますけれども、その上で、コンテンツを生成した主体がAIか人間か識別しにくいコンテンツについては、ディープフェイク対策も視野に入れて、AIを利用したコンテンツはその旨を明示をする。既にそうなっているSNS等もあるわけでありますけれども、これは、できれば、本法案を踏まえた指針とかガイドラインに明記をして、場合によっては、今後、事業者に義務づけをしていくことも検討していくような局面があるのではないか、こういうふうに考えますが、現状の政府のお考えをお伺いをしたいというふうに思っております。

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