国民民主党・新緑風会の川合孝典です。
会派を代表して、本日採決を迎える皇室典範改正法案について、政府提出法案に賛成、修正案に反対の立場から意見を申し上げます。
我が国の歴史と伝統を象徴する皇室が、これからも国民から敬愛をされ、安定的かつ持続的に存在し続けることは、国家としての根幹に関わる極めて重要な課題であります。
国民民主党は、これまで、皇族数の減少が現実的な危機として迫っている現状を重く受け止め、いたずらに議論を先延ばしするのではなく、現実的かつ建設的な解決策を導き出すべきであると一貫して主張してまいりました。
今回の改正案は、衆参両院の正副議長の下で長年にわたり積み重ねられてきた議論の到達点であり、立法府としての責任ある合意の産物であるものと理解しております。
以下、政府提出法案に賛成する理由について申し述べます。
第一に、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持し、公的活動を継続していただく制度については、皇室の活動基盤を維持する観点から長らく我が党が訴えてきた方策が反映されています。社会環境の変化により皇族お一人お一人の御負担が重くなっている現状においてこの制度を導入することは、皇室の安寧を確保する上で不可欠な措置であると考えます。
第二に、旧宮家の男系男子を養子に迎える制度についてです。
この制度については様々な意見があることは承知しております。しかしながら、皇位継承という万が一の空白も許されない国家の根幹に関わる課題を安定した体制で維持するためには、歴史的な経緯や皇室の尊厳に配慮をした現実的な選択肢を講じておく必要があります。伝統を尊重しつつ、現状の皇族の減少という危機にどのように対応するかという問いに対して、将来に向けて国民的な理解の醸成に向けた道筋を付けたものとして、我々はその意義を評価します。
無論、本改正によって皇室に関する全ての課題が解消するわけではありません。皇室は国民と共にある存在であり、その在り方は、時代の進展とともに、常に国民の広範な理解と納得を得ながら不断に検討されるべきものであります。今後も、皇位継承の在り方を含めた将来的な課題については、党派を超えて静ひつな環境で建設的な議論を継続していく必要があることを改めて申し添えます。
結びに、皇族方の献身的な御公務により皇室と国民のきずなが維持されていることに、深く感謝を申し上げます。
国民民主党は、今回の法改正が皇室の安泰と我が国の誇りある伝統の継承に資するものであると認識するとともに、将来を切り開く重要な一歩を記すものになることを心より祈念して、賛成の討論といたします。
御清聴ありがとうございました。
4
長浜博行(立憲)
立憲民主党の長浜博行です。
私は、会派を代表して、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に反対、立憲民主・無所属提出の修正案に賛成の立場から討論をいたします。
昨日から御一家で那須御用邸に入られた天皇陛下は、皇室典範改正法審議の状況をどのようにお感じになっておられるのでしょうか。今日、昨日のようにテレビ中継がセットされていたら、ひょっとしたら御覧になれたかもしれません。
我が国の皇位継承の在り方が大きく変更を余儀なくされるおそれのある問題について、ついに国会での議論がスタートしたと思ったら、静ひつな環境で充実した審議どころか、消化試合のごとく追…
この発言のページ
5
岡田直樹(自民)
自由民主党の岡田直樹でございます。
会派を代表して、政府提出の皇室典範等改正案に賛成の立場から、謹んで一言申し上げます。
日本国憲法においては、その第一条に、天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づくと規定されております。その根底には、我が国の初めより絶えることなく連綿と受け継がれてきた皇統の厳粛な歴史が存在すると確信いたします。
また、いつの世にも変わらず、あまたの国民が皇室に対して深い敬愛の精神を抱き続けてきたことも信じて疑わないところであります。
この度の議論におきましても、国民の幸…
この発言のページ
6
小池晃(共産)
私は、日本共産党を代表して、政府提出の皇室典範改定案に反対の討論を行います。
天皇の制度の議論は、憲法の条項と精神に基づいて行い、国民の合意と納得を得て進めていくべきものです。女性天皇、女系天皇を認めるべきという圧倒的な世論を無視して、三時間余りの質疑で採決することは許されません。
そもそも、日本国憲法第一条では、天皇の地位は主権の存する国民の総意に基づくとされています。昨日の質疑で木原稔官房長官は、国民の理解はいまだ得られていないことを事実上認めました。国民の総意に反するやり方は、将来に大きな禍根を残すものです。
反対理由の第一は、男系男子の皇位…
この発言のページ
- (上の発言)
7
川合孝典(国民)
国民民主党・新緑風会の川合孝典です。
会派を代表して、本日採決を迎える皇室典範改正法案について、政府提出法案に賛成、修正案に反対の立場から意見を申し上げます。
我が国の歴史と伝統を象徴する皇室が、これからも国民から敬愛をされ、安定的かつ持続的に存在し続けることは、国家としての根幹に関わる極めて重要な課題であります。
国民民主党は、これまで、皇族数の減少が現実的な危機として迫っている現状を重く受け止め、いたずらに議論を先延ばしするのではなく、現実的かつ建設的な解決策を導き出すべきであると一貫して主張してまいりました。
今回の改正案は、衆参両院の正副議長の下で長年にわたり積み重ねられてきた議論の到達点であり、立法府としての責任ある合意の産物であるものと理解しております。
以下、政府提出法案に賛成する理由について申し述べます。
第一に、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持し、公的活動を継続していただく制度については、皇室の活動基盤を維持する観点から長らく我が党が訴えてきた方策が反映されています。社会環境の変化により皇族お一人お一人の御負担が重くなっている現状においてこの制度を導入することは、皇室の安寧を確保する上で不可欠な措置であると考えます。
第二に、旧宮家の男系男子を養子に迎える制度についてです。
この制度については様々な意見があることは承知しております。しかしながら、皇位継承という万が一の空白も許されない国家の根幹に関わる課題を安定した体制で維持するためには、歴史的な経緯や皇室の尊厳に配慮をした現実的な選択肢を講じておく必要があります。伝統を尊重しつつ、現状の皇族の減少という危機にどのように対応するかという問いに対して、将来に向けて国民的な理解の醸成に向けた道筋を付けたものとして、我々はその意義を評価します。
無論、本改正によって皇室に関する全ての課題が解消するわけではありません。皇室は国民と共にある存在であり、その在り方は、時代の進展とともに、常に国民の広範な理解と納得を得ながら不断に検討されるべきものであります。今後も、皇位継承の在り方を含めた将来的な課題については、党派を超えて静ひつな環境で建設的な議論を継続していく必要があることを改めて申し添えます。
結びに、皇族方の献身的な御公務により皇室と国民のきずなが維持されていることに、深く感謝を申し上げます。
国民民主党は、今回の法改正が皇室の安泰と我が国の誇りある伝統の継承に資するものであると認識するとともに、将来を切り開く重要な一歩を記すものになることを心より祈念して、賛成の討論といたします。
御清聴ありがとうございました。
8
伊勢崎賢治(れいわ)
れいわ新選組を代表し、皇室典範等改正案原案、修正案に対し、反対の立場から討論を行います。
我が国は、憲法第九十八条で、批准した条約の誠実な遵守を定めております。すなわち、自ら当事者となった、自ら当事者となった国際ルールを守ることは、我が国の最高法規である日本国憲法が国に命じている憲法上の義務であります。しかし、国連から皇位継承における男女平等を確保せよと勧告された最中に提出された本法案は、国際規範との間に埋め難い溝を残したままであります。
本法案は、女性皇族に皇籍は残すが継承権を与えず、旧宮家の男系男子を養子に迎えるが、こちらにも継承権は与えないとし…
この発言のページ
9
谷合正明(公明)
私は、公明党を代表し、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。
まず、一言申し上げます。
皇室制度に関わる法案は日本国の根幹に関わる極めて重要な法案であり、本来、政局から距離を置いた静ひつな環境の下で審議が行われるべきものです。しかしながら、参議院における窮屈な審議日程により本法案を政局の渦中に置いたことについて、政権与党に反省を求めます。
その上で、本法案について申し上げます。
公明党は、皇室制度について、国民の理解、歴史と伝統の尊重、そして、皇族の方々の思いにも深く配意することを胸に議論してまいりました。将来…
この発言のページ
10金金子道仁(維新)
日本維新の会の金子道仁です。
会派を代表して、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に賛成の立場から発言いたします。
我が国の根幹を成す皇室制度が今後も円滑に運用されていくため、皇族数の確保は先延ばしできない重要な課題であります。
平成二十九年の退位特例法の附帯決議に安定的な皇位継承の確保の必要性が盛り込まれましたが、それから九年が経過しております。
我が会派は、令和四年一月に国会に報告された有識者会議報告書を受け、同年四月に意見書を取りまとめ、議論に積極的に参画してまいりました。今般、立法府の総意が取りまとめられ、ようやく改正案が国会で審議…
この発言のページ