私は、公明党を代表し、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。
まず、一言申し上げます。
皇室制度に関わる法案は日本国の根幹に関わる極めて重要な法案であり、本来、政局から距離を置いた静ひつな環境の下で審議が行われるべきものです。しかしながら、参議院における窮屈な審議日程により本法案を政局の渦中に置いたことについて、政権与党に反省を求めます。
その上で、本法案について申し上げます。
公明党は、皇室制度について、国民の理解、歴史と伝統の尊重、そして、皇族の方々の思いにも深く配意することを胸に議論してまいりました。将来の在り方には各党間で違いがありますが、憲法第一条の定める国民の総意に基づき、制度改正はできる限り幅広い合意の下で進められるべきです。
その観点から、衆参正副議長の下、各党各会派は熟議を重ね、皇族数の確保は喫緊の課題、悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしない、そして、安定的な皇位継承の方策は引き続き検討するという大きな方向性を共有し、立法府としての総意の形成に努めてまいりました。
今回の法案は、衆参正副議長が取りまとめた立法府の総意に基づき、皇族数確保の具体的措置として、女性皇族の身分保持と旧十一宮家男系男子の養子縁組を制度化するものです。
一方で、総意で扱われなかった養子皇族男子の子孫の皇位継承権などについて法文上整理されたことに対し、総意を超えているのではないかとの国民の懸念があることも真摯に受け止めています。
そこで、質疑ではその点を政府、法制局に確認いたしました。その結果、今回の法案が皇位継承制度に関する今後の議論をいささかも拘束するものではないことが確認されました。
また、総意では触れられていない配偶者と子の身分や養子皇族男子の子孫の皇位継承権の在り方について、附則第六条と附帯決議で両問題が対象となることが明確にされ、さらに、その附帯決議も、衆参正副議長が取りまとめた経緯から、国会の意思を示す重いものとの認識も示されました。私たちは、これらの答弁を受け止めるものです。
皇族数の確保は、もはや先送りできない課題です。公明党は、皇族数確保という現在の課題に対応することと将来の制度を引き続き議論することは両立できると考えております。したがって、なお見解が分かれる課題については、附則第六条及び附帯決議を踏まえ、賛否の立場を超えて引き続き議論を重ね、合意形成に努めていくべきであります。
以上申し上げた理由により、政府提出法案に賛成することを申し上げ、討論を終わります。
6
小池晃(共産)
私は、日本共産党を代表して、政府提出の皇室典範改定案に反対の討論を行います。
天皇の制度の議論は、憲法の条項と精神に基づいて行い、国民の合意と納得を得て進めていくべきものです。女性天皇、女系天皇を認めるべきという圧倒的な世論を無視して、三時間余りの質疑で採決することは許されません。
そもそも、日本国憲法第一条では、天皇の地位は主権の存する国民の総意に基づくとされています。昨日の質疑で木原稔官房長官は、国民の理解はいまだ得られていないことを事実上認めました。国民の総意に反するやり方は、将来に大きな禍根を残すものです。
反対理由の第一は、男系男子の皇位…
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7
川合孝典(国民)
国民民主党・新緑風会の川合孝典です。
会派を代表して、本日採決を迎える皇室典範改正法案について、政府提出法案に賛成、修正案に反対の立場から意見を申し上げます。
我が国の歴史と伝統を象徴する皇室が、これからも国民から敬愛をされ、安定的かつ持続的に存在し続けることは、国家としての根幹に関わる極めて重要な課題であります。
国民民主党は、これまで、皇族数の減少が現実的な危機として迫っている現状を重く受け止め、いたずらに議論を先延ばしするのではなく、現実的かつ建設的な解決策を導き出すべきであると一貫して主張してまいりました。
今回の改正案は、衆参両院の正副…
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8
伊勢崎賢治(れいわ)
れいわ新選組を代表し、皇室典範等改正案原案、修正案に対し、反対の立場から討論を行います。
我が国は、憲法第九十八条で、批准した条約の誠実な遵守を定めております。すなわち、自ら当事者となった、自ら当事者となった国際ルールを守ることは、我が国の最高法規である日本国憲法が国に命じている憲法上の義務であります。しかし、国連から皇位継承における男女平等を確保せよと勧告された最中に提出された本法案は、国際規範との間に埋め難い溝を残したままであります。
本法案は、女性皇族に皇籍は残すが継承権を与えず、旧宮家の男系男子を養子に迎えるが、こちらにも継承権は与えないとし…
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- (上の発言)
9
谷合正明(公明)
私は、公明党を代表し、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。
まず、一言申し上げます。
皇室制度に関わる法案は日本国の根幹に関わる極めて重要な法案であり、本来、政局から距離を置いた静ひつな環境の下で審議が行われるべきものです。しかしながら、参議院における窮屈な審議日程により本法案を政局の渦中に置いたことについて、政権与党に反省を求めます。
その上で、本法案について申し上げます。
公明党は、皇室制度について、国民の理解、歴史と伝統の尊重、そして、皇族の方々の思いにも深く配意することを胸に議論してまいりました。将来の在り方には各党間で違いがありますが、憲法第一条の定める国民の総意に基づき、制度改正はできる限り幅広い合意の下で進められるべきです。
その観点から、衆参正副議長の下、各党各会派は熟議を重ね、皇族数の確保は喫緊の課題、悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしない、そして、安定的な皇位継承の方策は引き続き検討するという大きな方向性を共有し、立法府としての総意の形成に努めてまいりました。
今回の法案は、衆参正副議長が取りまとめた立法府の総意に基づき、皇族数確保の具体的措置として、女性皇族の身分保持と旧十一宮家男系男子の養子縁組を制度化するものです。
一方で、総意で扱われなかった養子皇族男子の子孫の皇位継承権などについて法文上整理されたことに対し、総意を超えているのではないかとの国民の懸念があることも真摯に受け止めています。
そこで、質疑ではその点を政府、法制局に確認いたしました。その結果、今回の法案が皇位継承制度に関する今後の議論をいささかも拘束するものではないことが確認されました。
また、総意では触れられていない配偶者と子の身分や養子皇族男子の子孫の皇位継承権の在り方について、附則第六条と附帯決議で両問題が対象となることが明確にされ、さらに、その附帯決議も、衆参正副議長が取りまとめた経緯から、国会の意思を示す重いものとの認識も示されました。私たちは、これらの答弁を受け止めるものです。
皇族数の確保は、もはや先送りできない課題です。公明党は、皇族数確保という現在の課題に対応することと将来の制度を引き続き議論することは両立できると考えております。したがって、なお見解が分かれる課題については、附則第六条及び附帯決議を踏まえ、賛否の立場を超えて引き続き議論を重ね、合意形成に努めていくべきであります。
以上申し上げた理由により、政府提出法案に賛成することを申し上げ、討論を終わります。
10金金子道仁(維新)
日本維新の会の金子道仁です。
会派を代表して、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に賛成の立場から発言いたします。
我が国の根幹を成す皇室制度が今後も円滑に運用されていくため、皇族数の確保は先延ばしできない重要な課題であります。
平成二十九年の退位特例法の附帯決議に安定的な皇位継承の確保の必要性が盛り込まれましたが、それから九年が経過しております。
我が会派は、令和四年一月に国会に報告された有識者会議報告書を受け、同年四月に意見書を取りまとめ、議論に積極的に参画してまいりました。今般、立法府の総意が取りまとめられ、ようやく改正案が国会で審議…
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松田学(参政)
参政党の松田学です。
私は、会派を代表し、政府提出の皇室典範等の一部を改正する法律案に関連して、賛成の立場で発言いたします。
参政党は、令和四年の結党以来、天皇を中心にまとまる平和な国をつくることを綱領に掲げてまいりました。参政党が独自に策定した憲法草案の前文においても、天皇は、いにしえより国をしらすこと悠久であり、国民を慈しみ、その安寧と幸せを祈り、国民もまた天皇を敬慕し、国全体が家族のように助け合って暮らすとしております。
アマテラスオオミカミにつながる初代神武天皇以来、日本の皇室は例外なく父親の血筋、すなわち男系で皇位をつないできました。天皇…
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松山政司(自民)
他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより皇室典範等の一部を改正する法律案について採決に入ります。
まず、長浜君提出の修正案の採決を行います。
本修正案に賛成の方の起立を願います。
〔賛成者起立〕
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