武藤容治 (自由民主党)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

2025年4月24日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 231 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 300 発言)

ありがとうございます。

委員おっしゃるとおり、バブルの経済崩壊後、一九九〇年代なんですけれども、民間において将来に思い切った投資ができず、政府も適切な支援を機動的に講ずることができなかった点は、半導体産業の凋落の要因の一つであります。ちょうど私の父が、一九九〇年代、日米構造協議で半導体協定の見直しがあったわけですね。本人から私直接聞いていないですけど、後で出版物を見て読み返すと、やはりアメリカからいわゆる枠をはめられちゃった、で、需要が減っちゃったわけですね。

そういう中で、今、今日もいろいろ議論ありましたけれども、当時、家電中心でいろいろ、いろんな形で半導体使われていましたけど、みんな、A社さんはA社さんの一つの中で、B社さんはB社さんの中で、C社さんはC社さんの中で、いわゆる水平のやつが何もなかった。そういう意味の形もありまして、だんだん世界がどんどん伸びていった、中国や台湾だったり、アメリカだったり、いろんなところで産業、で、日本はどんどん凋落していったと。これが一つの原因であったというふうに認識をしているところであります。

この国内重視を、十分に育てようということで、今回、ラピダスみたいな次世代半導体という形になってきたわけですけれども、さっき野原さんからも話ありましたけど、私もエヌビディアのこの前CEOと会いました。非常に眼力の鋭い人なのでちょっとびっくりしたんですけれども、正直言って、市場はまだまだこれから増えるというわけですね。ですから、日本に対する期待感も聞きました。

そういう形の中では、戦争をしないように国内の市場でいわゆるユーザーさんとどう結び付けていくかという設計の分野、それから、アメリカもそうなんですけれども、もう一つは、台湾にやっぱり集中し過ぎているというところがあります。ですから、ここは世界的にやっぱり我々がどうこれ考えていくかだと思います。

アメリカのトランプの政策もありますから、そういう中で、我々としてはしっかり国益を確保する、そして共通する各国とやっぱりこれ連携をしなきゃいけないと思いますし、そういう中で、新しい自動車、今日も申し上げてきましたけど、次世代自動車、これはもう全く今までと違う形で次世代半導体が使われますし、私も期待しているのは、皆さんも人不足で大変困っていらっしゃると思います、いろんな、介護も福祉もそうだと思います。そういうところで、やはり生成AIと半導体が結び付くこのロボティクスの世界、ここもすごい勢いでこれから変わってくると思います。ですから、そういう産業のユーザーと一体となって、やはり国内産業はもちろんですけど、この次世代半導体をどう勝負していくかというところが、まさにこの法案を中心に今後どうするかという形になってくるんだと思います。

半導体の国内製造基盤の強化、そして需要創出、これを両輪として、しっかりこれを進めながら、半導体の設計、製造のエコシステム、国内に整備を構築してまいりたいというふうに思っています。

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