沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授

2026年6月19日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 53 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 102 発言)

御質問ありがとうございます。

大学はまさに、東大も総長が知の拠点というふうにおっしゃっていますし、実は私の今トレーニングセンターも、今の東大の藤井総長が研究所の所長だったときに、藤井総長にこういうのをつくりたいというふうに言ったら、藤井総長がいいんじゃないと言ってくれて、実は後押しをもらっているところです。

国内にいろんな大学で、京大、名古屋、東北、熊本、北海道、いろんなところで防災のことってやっぱりやっているんですね。最近も三重大が公務員の、三重県内の職員の研修というので三重大がやったりもしています。なので、こういった大学がちゃんと今連携しているというと、そんなこともないので、しっかりと連携してお互いの強みを生かすということができる、そういった場をこの防災庁をきっかけに、大学をもっと連携するということが本当に大事だと思っています。

学術的に貢献で、国力を高める上で学術的な貢献ということも政府言われていると思うので、論文の、ちょっと別の話になっちゃうかもしれないですけれども、ちゃんと論文を出すという、そういったことができるといいかなと思っています。

海外との関係でいくと、やはり日本のこれだけの防災の知見は、海外の研究者から見てもかなり魅力的なんですね。最近は、ニュージーランドの数学のAIの研究者がうちと連携したい、この前もドイツの方が三人連続で、ドイツの防災の研究者が来られたりします。なので、海外から見てもやっぱり魅力的なので、それをちゃんと生かさない手はないだろうというふうに思っています。

アメリカで、資料に入れているんですけれども、アメリカだと、三十四ページにあるんですけれども、実は大学を中心にコンソーシアムをつくっていて、危機管理庁のFEMAが大学に、これは研究ではなくて教育の予算を大学に出しています。なので、今、防災大学校をつくろうという視点だとは思いますけれども、もちろんアメリカにもFEMAのそういう研修所はありつつも、大学にちゃんとFEMAは予算を出しています。僕が行ったテキサスは年間百億円出しているんですね。百億円国の予算、百億円自分たちでもうけて、トータル二百億円で、彼ら防災の研修だけで運営しているんです。ハワイ大学はそんなに多くはないんですけど、当時で五億円というふうにおっしゃっています。それでも五億円防災の研修で国から入るって、すごい予算なんですね。

なので、是非、防災庁にお願いできるのであれば、いろんな研修を、これだけの大学のリソースがあるので、プラットフォーム化して、しっかり各大学に予算を、教育の予算を付けていただいて、そこで地域の人が勉強をする、横をつなげるという、そういう拠点になるような活動を防災庁にお願いできればと思います。

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