私は、防災庁に、何か防災庁ができたら何でもかんでもうまくいくといったような風潮が流れるのが一番怖いと思っていまして、防災庁でもできることとできないこととあると。だけれども、これから起こる災害に向かって国民と一緒に立ち向かっていこうと、一緒に考えよう、一緒にやっていこう、こういうメッセージがちゃんと国民に届く防災庁であっていただきたいな、やっていただきたいことのまず最初だなというのは思っています。
栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
2026年6月19日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 24 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 102 発言)
前後のやりとり
立憲民主党の小沢雅仁でございます。 まずは、大変お忙しい中、本日、参考人として御出席いただきました皆様に心から感謝と御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 まず、私、最初に伺いたいのは、沼田参考人の資料にもありますけれど、防災庁は、単なる行政組織の再編ではなく、我が国の災害対策を実質的にリードする専門家集団を目指すべきというふうに記載がされております。 そこで、それぞれ資料にもいろいろ記載がされているんですが、三人の参考人の先生方から、それぞれの立場から、やっぱりこの防災庁、まさしく今スタートラインに立つということにこれもなっていくわけで…
私、大学の立場ということで、今行政を中心にいろんな研究をさせていただいています。防災庁に関しては、やはり研究をちゃんとやるということが大事だと思っています。 先ほど資料にも入れましたけれども、いろんな事例を学ぶというのももちろんそうなんですけれども、事例を学んで、そこから、じゃ、どういうふうにそれを制度にするのか、いろんなシステム開発をするのかというところを、しっかりといろんな研究を基にちゃんとそれを形作るということが大事だと思っています。 海外行くと、全てではないですけれども、いろんな学会とか大学とかで論文を発表したりというのも、いろんな自治体の方…
防災庁の設置初期フェーズにおける自分たちからの期待ということでございますけれども、先生からもございましたように、専門家の集団であってほしいというのはもう全く同意見でございます。 それから、加えて、専門家の集団であって、かつ地方の基礎自治体とのコミュニケーションがしっかりと図られる組織であっていただきたいと思っています。具体的に申し上げますと、防災庁の職員は、地方自治体へやっぱり勤務経験を有する必要が僕はあると思っています。こちらは、事後対応能力を高めるためだけではなくて、それぞれ全国の自治体が進めている防災対策について総合的な評価を専門家の目でやってい…
- (上の発言)
私は、防災庁に、何か防災庁ができたら何でもかんでもうまくいくといったような風潮が流れるのが一番怖いと思っていまして、防災庁でもできることとできないこととあると。だけれども、これから起こる災害に向かって国民と一緒に立ち向かっていこうと、一緒に考えよう、一緒にやっていこう、こういうメッセージがちゃんと国民に届く防災庁であっていただきたいな、やっていただきたいことのまず最初だなというのは思っています。
ありがとうございます。大変参考になりました。 やっぱり人材育成をしていくということが非常に大事だと私自身も思っておりますし、それぞれ参考人の先生方からありましたとおり、防災庁がいろんなノウハウをしっかりと蓄積をしていくということも非常に重要だと思います。 それで、これは栗田参考人の、この防災庁が推進すべき主な取組という二ページのところがありますけれど、この産官学民連携体制の強化というところですね。これは、こういったことも非常に重要だと思うんですが、やはり、いろんな皆さん、いろんな知識を持った皆さんが集まって、そしてその知見を共有しながら防災庁の取組を…
ありがとうございます。 そうですね、私も、そういう場をつくるというのが、場をつくる、プラットフォームになるというのが防災庁の一つの役割だと思っています。で、ノウハウをそこでしっかりため込む、それを活用できる形まで持っていくということも大きな役割の一つだと思っています。 審議会とはまた違うそういった場ということでいくと、これまで内閣府防災でいろんな委員会やっていると思います。私の近いところでいうと、災害対策の対応の標準化委員会というのもあったと思うんですけれども、それも何か途中で終わっちゃったりしているんですよね。かつ、ノウハウでいうと、過去のいろんな…
ありがとうございます。 まさしく、今先生おっしゃったとおりだというふうに思います。やっぱり、防災庁、ゴールがあるわけではないと思うんですね。常にもうスタートラインに立った気持ちで、やっぱり知見を吸収して本当に司令塔機能をしっかり発揮していただくことが重要だと思いますので、今の御意見、非常に参考になりました。 次に、大西参考人にお伺いをしたいんですが、先ほどもお話がございましたけれど、黒潮町津波防災教育プログラムということをお取組をされてきて、まさしくその中身は命の教育であるということで、この間、お取組に敬意を表したいというふうに思います。 この取組…