それで、民放五社は、BS4Kから撤退する理由として、今説明あったとおり、広告収入で制作費や送信費を賄うビジネスモデルが成り立たないなどと説明をしております。その一方で、NHKの4K、8Kは継続される方針であり、民放では採算が取れない高度放送を受信料で維持するという構図が鮮明だと思います。
NHKは、衛星波の削減等により受信料値下げの原資を捻出してきた一方で、4K、8K放送を続ける整合性をどうお考えなのかどうか、また、今後も4K、8K放送を維持していく必要性についてどうお考えか、会長の御認識をお伺いしたいと思います。
84井井上樹彦日本放送協会会長
二〇二六年度、今年度までの支払率については、現在の経営計画の中でお示ししておりまして、二〇二六年度については、二〇二五年度の七七%の支払率を維持する計画としております。また、受信料収入に対する営業経費率については、毎年度の予算事業計画の中でお示ししておりまして、二〇二六年度、今年度は九・九%を計画しております。
NHKは収支構造の改革に取り組んでおりまして、受信料の公平負担の下での受信料収入の確保と営業経費の抑制は経営としても重要なテーマだと認識しております。二〇二七年度以降の具体的な数値目標につきましては、次期中期経営計画の議論を進めていく中で設定し…
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宮崎勝(公明)
是非、具体的な目標を持って進めていただきたいと思います。
次に、4K放送、4K、8K放送についてお伺いしたいと思います。
二〇一八年に本放送を開始し、在京民放キー局系五社が無料のBS4Kチャンネルを運営してまいりましたが、これらがそろって二〇二七年一月の認定更新を行わずにBS4K放送から撤退する方針と報じられております。これについて、新聞各紙の社説等で、放送サービスの高度化の柱としてBS4Kを推進してきた国策としての失敗との指摘がございますけれども、まず総務省の認識をお伺いしたいと思います。
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86豊豊嶋基暢総務省情報流通行政局長
総務省としましては、いわゆる個別の報道の内容についてのコメントは差し控えさせていただきますけれども、一般に申し上げますと、放送サービスを開始した後は、各放送事業者における自主的な努力によりまして、優れた放送を実施し、収益を上げていくことが期待をされているところでございます。
お尋ねのBS4K放送につきましては、BSの2K放送と比較をすると番組の制作費が増えるということや、BS2K放送と同一の番組が多いということから広告収入が伸びないことなどの理由により、厳しい事業環境にある旨、衛星放送に関する総務省の有識者会議の取りまとめにおいて示されたところでござい…
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- (上の発言)
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宮崎勝(公明)
それで、民放五社は、BS4Kから撤退する理由として、今説明あったとおり、広告収入で制作費や送信費を賄うビジネスモデルが成り立たないなどと説明をしております。その一方で、NHKの4K、8Kは継続される方針であり、民放では採算が取れない高度放送を受信料で維持するという構図が鮮明だと思います。
NHKは、衛星波の削減等により受信料値下げの原資を捻出してきた一方で、4K、8K放送を続ける整合性をどうお考えなのかどうか、また、今後も4K、8K放送を維持していく必要性についてどうお考えか、会長の御認識をお伺いしたいと思います。
88井井上樹彦日本放送協会会長
今御指摘の衛星波の整理、再編につきましては、既存業務を含む業務全体を見直して、限られた経営資源の下で公共放送、公共メディアとしての役割を持続的に果たしていくという観点から実施したものであります。この再編によりまして経営上の効率化も図られまして、限られた資源をコンテンツの充実に重点的に振り向けることが可能になっているというふうに認識しております。
その上で、4K、8Kの放送につきましては、令和八年度の予算、事業計画に付されました総務大臣意見にもあるように、普及に向け、公共放送としての役割を果たすことを期待されているというふうに認識しております。
4K、…
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宮崎勝(公明)
ありがとうございます。
今後の放送の在り方について、まず総務大臣にお伺いしたいと思います。
ブロードバンドの普及やインターネット動画配信サービスの伸長等に伴い、国民・視聴者の視聴スタイルが大きく変化をし、情報空間が放送だけでなくインターネットへと広がっております。これに対して、NHK、民放とも、放送という手段に加えてインターネットを通じた番組配信にも取り組んでおりますが、民放のBS4K撤退で明らかなように、放送事業を取り巻く状況は厳しさを増しております。
こうした中、総務省としては、NHK、民放の二元体制を基本として進めてきた我が国の放送の在り方を…
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林芳正(自民)総務大臣
今御指摘がありましたように、我が国の放送は、受信料収入を財源とする公共放送であるNHKと、主として広告料収入を財源とする民間放送との二元体制の下で、互いに切磋琢磨することで発展してきたものと認識をしております。
これも御指摘のとおりですが、一方で、昨今、国民の多くがインターネットを主な情報入手手段として利用しつつあるなど、放送を取り巻く環境が大きく変わってきているということでございます。
総務省としては、これまでも放送のインフラコスト低減、ネット配信の活用に向けた取組を進めてまいりましたが、放送を取り巻く環境は今後も更に変化していくと考えられますこと…
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