お答えいたします。
現在のNHKの喫緊の課題は、収支構造と事業構造の二つというふうに考えております。今の執行部に求められておりますのは、この二つの課題に対して明確に結果を出していく実行力というふうに認識しております。
そのため、副会長には、私とともにこれらの課題に正面から取り組み、確実に結果を出すことができるパートナーを選びたいと考えておりました。とりわけ、事業構造の課題につきましては、コンテンツの力がNHKの将来を左右すると言っても過言ではありませんで、それを具体的なサービスとして形にしていくというのが不可欠であります。
こうした観点から、副会長につきましては、経営の視点とそれから現場の実情の双方が見える、担える人材が必要というふうに判断しました。その双方を備えている山名が最も適任というふうに判断した次第であります。
さらに、これまで稲葉前会長の下、私が副会長、それから山名がメディア総局長として三年間支えてまいりました。今後取り組むべき課題も明確に認識できております。この継続性の観点からも、副会長と総局長の兼務ということになっていますけれども、お互いに補完し合って経営に当たることができるというふうに考えました。
51小小沢雅仁(立憲)
立憲民主・無所属の小沢雅仁でございます。
五十分いただいておりますので、たくさん質問を用意しましたから、テンポよく質問をさせていただきたいと思います。
まずは、井上会長、山名副会長、御就任おめでとうございます。よろしくお願いしたいと思います。
また、忙しい中、古賀経営委員会委員長にもお越しいただきました。ありがとうございます。
まず、井上会長にお尋ねしたいと思います。
第二十五代NHK会長に御就任されましたが、新会長としての抱負をお聞かせください。
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52井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
私は、NHKの価値の源泉は、何よりコンテンツ、番組そのものにあるというふうに考えております。質の高いコンテンツを安定的に生み出す組織にするために、コンテンツの開発力、発信力、国際展開力を抜本的に強化していきたいと。例えば、デジタルと放送の一層の連動、新しい新たなIP、知的財産の開発、グローバルな視点での番組展開といったことに、従来以上に攻めの姿勢で取り組んでいきたいというふうに思っております。
また、こうした良質なコンテンツを全国にあまねく提供していく、提供し続けていくためには、それを支える強固な財政基盤が必要であることは言うまで…
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53小小沢雅仁(立憲)
力強い決意をいただきました。
その上で、会長は一月二十七日に山名専務理事を副会長に任命されました。そして、山名副会長はメディア総局長を兼任されており、経営の中枢を担い、会長を補佐する副会長としての役割と、番組制作を統括するメディア総局長としての二つの役割を担われることになりました。
そこで、井上会長にお尋ねしたいんですが、山名さんを副会長に任命された理由と、副会長とメディア総局長をどのように両立をさせていくお考えか、お伺いしたいと思います。
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- (上の発言)
54井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
現在のNHKの喫緊の課題は、収支構造と事業構造の二つというふうに考えております。今の執行部に求められておりますのは、この二つの課題に対して明確に結果を出していく実行力というふうに認識しております。
そのため、副会長には、私とともにこれらの課題に正面から取り組み、確実に結果を出すことができるパートナーを選びたいと考えておりました。とりわけ、事業構造の課題につきましては、コンテンツの力がNHKの将来を左右すると言っても過言ではありませんで、それを具体的なサービスとして形にしていくというのが不可欠であります。
こうした観点から、副会長につきましては、経営の視点とそれから現場の実情の双方が見える、担える人材が必要というふうに判断しました。その双方を備えている山名が最も適任というふうに判断した次第であります。
さらに、これまで稲葉前会長の下、私が副会長、それから山名がメディア総局長として三年間支えてまいりました。今後取り組むべき課題も明確に認識できております。この継続性の観点からも、副会長と総局長の兼務ということになっていますけれども、お互いに補完し合って経営に当たることができるというふうに考えました。
55小小沢雅仁(立憲)
山名副会長がメディア総局長を兼任する理由というのはよく分かりました。
その上で、今までは井上会長が副会長を単独で担われていたわけでありますので、今度は、井上会長とそして山名副会長の役割分担をどのように整理をし、それぞれの経験や強みをどのように生かしてNHKの経営に当たっていくのか、会長と副会長のそれぞれの役割をどう考えているのか、もう一度お伺いしたいと思います。
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56井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
山名副会長は、「鶴瓶の家族に乾杯」あるいは「ブラタモリ」などエンターテインメントの番組を中心とした制作業務で長く活躍してまいりました。このほか、人事や経営企画などのコーポレート部門でも業務経験がありまして、現場と経営の両面で高い知見を持っております。このため、山名副会長には、そうした強みを生かして、現場の実情を踏まえながら、コンテンツ領域を中心に、現場の方針を具体的な番組やサービス、業務プロセスへと落とし込んで形にしていく役割を期待しているところであります。
私の方は、記者出身でありますために、報道分野を中心に一定の知見を持ってお…
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57小小沢雅仁(立憲)
是非とも、会長、副会長がしっかりと連携して、チームNHKとして更なる高みに上げていただくようにお願いをさせていただきたいと思います。
次に、会長任命に関わる経営委員会の判断について、古賀経営委員会委員長にお尋ねをしたいと思います。
放送法において、NHK会長は経営委員会が任命することとされており、その際には、十二名の経営委員のうち九人以上の賛成が必要とされております。これまでの会長の任命を見ますと、経営委員会において全会一致で決定されていることが多かったと承知しています。しかしながら、今回の井上会長の任命に当たっては、経営委員の賛否が九対三に分かれた…
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