お答えいたします。
私は、NHKの価値の源泉は、何よりコンテンツ、番組そのものにあるというふうに考えております。質の高いコンテンツを安定的に生み出す組織にするために、コンテンツの開発力、発信力、国際展開力を抜本的に強化していきたいと。例えば、デジタルと放送の一層の連動、新しい新たなIP、知的財産の開発、グローバルな視点での番組展開といったことに、従来以上に攻めの姿勢で取り組んでいきたいというふうに思っております。
また、こうした良質なコンテンツを全国にあまねく提供していく、提供し続けていくためには、それを支える強固な財政基盤が必要であることは言うまでもありません。構造改革を着実に進めるとともに、まずは受信料収入の下げ止まりの実現に不退転の決意で臨みたいと考えております。
私は、NHKが放送や配信を通じて人々の役に立ち、励まし、時には命を救う、そうした人々の生きる力となる存在でありたいというふうに考えております。その役割を将来にわたって果たし続けるために、チームNHKとして、グループの総力を結集して取り組んでまいりたいというふうに決意しております。
49井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
二〇二六年度予算では、テレビを持たずにインターネットのみで配信の受信を開始される方の数は約二万人と見込んでおります。これはNHKONEの開始前に実施したアンケート調査に基づくものであります。インターネット配信がNHKの必須業務となりましたことは極めて大きな転換点であって、NHKとしては、これまでテレビを持っていなかった方も含めて、より多くの方に御利用いただけるように、NHKONEの普及を促進していきたいというふうに考えております。
そのためには、コンテンツの充実、それから利便性の向上を両輪として、放送とネットを通じてより多くの方に…
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50いいんどう周作(自民)
ありがとうございます。
ネット市場は、アテンションエコノミーという言葉があるとおり、刺激性のある情報で視聴者のアテンションを引くというような市場でありますけれども、ある意味、このアテンションエコノミーに対抗するというよりは、公共放送として、若い人がもう一回テレビで放送を見る、そういう世界に戻ってくるようなアテンションを、今会長おっしゃっていたようなコンテンツの充実、利便性の向上といった辺りですね、是非実現していっていただきたいと思います。
最後に、ネット配信という世界にNHKが本格的に入っていった時代であります。これは国際的にいろんな情報発信ができる…
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51小小沢雅仁(立憲)
立憲民主・無所属の小沢雅仁でございます。
五十分いただいておりますので、たくさん質問を用意しましたから、テンポよく質問をさせていただきたいと思います。
まずは、井上会長、山名副会長、御就任おめでとうございます。よろしくお願いしたいと思います。
また、忙しい中、古賀経営委員会委員長にもお越しいただきました。ありがとうございます。
まず、井上会長にお尋ねしたいと思います。
第二十五代NHK会長に御就任されましたが、新会長としての抱負をお聞かせください。
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- (上の発言)
52井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
私は、NHKの価値の源泉は、何よりコンテンツ、番組そのものにあるというふうに考えております。質の高いコンテンツを安定的に生み出す組織にするために、コンテンツの開発力、発信力、国際展開力を抜本的に強化していきたいと。例えば、デジタルと放送の一層の連動、新しい新たなIP、知的財産の開発、グローバルな視点での番組展開といったことに、従来以上に攻めの姿勢で取り組んでいきたいというふうに思っております。
また、こうした良質なコンテンツを全国にあまねく提供していく、提供し続けていくためには、それを支える強固な財政基盤が必要であることは言うまでもありません。構造改革を着実に進めるとともに、まずは受信料収入の下げ止まりの実現に不退転の決意で臨みたいと考えております。
私は、NHKが放送や配信を通じて人々の役に立ち、励まし、時には命を救う、そうした人々の生きる力となる存在でありたいというふうに考えております。その役割を将来にわたって果たし続けるために、チームNHKとして、グループの総力を結集して取り組んでまいりたいというふうに決意しております。
53小小沢雅仁(立憲)
力強い決意をいただきました。
その上で、会長は一月二十七日に山名専務理事を副会長に任命されました。そして、山名副会長はメディア総局長を兼任されており、経営の中枢を担い、会長を補佐する副会長としての役割と、番組制作を統括するメディア総局長としての二つの役割を担われることになりました。
そこで、井上会長にお尋ねしたいんですが、山名さんを副会長に任命された理由と、副会長とメディア総局長をどのように両立をさせていくお考えか、お伺いしたいと思います。
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54井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
現在のNHKの喫緊の課題は、収支構造と事業構造の二つというふうに考えております。今の執行部に求められておりますのは、この二つの課題に対して明確に結果を出していく実行力というふうに認識しております。
そのため、副会長には、私とともにこれらの課題に正面から取り組み、確実に結果を出すことができるパートナーを選びたいと考えておりました。とりわけ、事業構造の課題につきましては、コンテンツの力がNHKの将来を左右すると言っても過言ではありませんで、それを具体的なサービスとして形にしていくというのが不可欠であります。
こうした観点から、副会長…
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55小小沢雅仁(立憲)
山名副会長がメディア総局長を兼任する理由というのはよく分かりました。
その上で、今までは井上会長が副会長を単独で担われていたわけでありますので、今度は、井上会長とそして山名副会長の役割分担をどのように整理をし、それぞれの経験や強みをどのように生かしてNHKの経営に当たっていくのか、会長と副会長のそれぞれの役割をどう考えているのか、もう一度お伺いしたいと思います。
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