岸真紀子 (立憲民主党)

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 216 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

悪質なケースは厳しくしてもいいんですが、悪質じゃないケースというのは多々起きています。例えば、産地の偽装を業者が行ってきたとかですね。それで取消しになってしまうと、その自治体は翌年度、結構依存している自治体もあるので、かなり困ってしまうという実態があるから、そこはやっぱり丁寧に聞き取りをしながら対応していただきたいというふうに思います。制度に問題があるので、なかなかそこの自治体のせいではないのではないかと私は考えます。

実際に、海産物が、温暖化の影響で申し込みされていた魚種が捕れなかったことから、北海道のある自治体では、返礼品が高騰して量を減らさざるを得ない事態が発生して、自治体職員が一軒一軒お断りの電話をしなきゃいけなかったという、謝罪をするケースもあったり、次年度の寄附額が、あれ、こんなに少ないんだったらといって、がくっと減ったというケースもあります。いろんなことがあるというところです。

ふるさと納税の制度が残念ながら官製通販と思われてしまっている実態からいえば、返礼品の魅力によって集まる寄附金額に影響が出てしまうという課題はまだ残っています。また、本来の居住地から自治体間で住民税を移転させる仕組みであり、結果として自治体同士で税金の取り合いをしてしまっているのがふるさと納税です。既に財源として依存している自治体があることから、廃止は今すぐは難しいかもしれませんが、引き続き不断の見直しを総務省にはお願いしたいです。

課題はまだあると認識していただき、林大臣の下、更なる見直しに向けて進めていただきたいのですが、このことについて答弁をお願いいたします。

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