石井苗子 (日本維新の会)

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 116 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

日本維新の会の石井苗子です。

地方交付税制度につきまして、算出方法を見直すということが午前中にも御発言がございました。この制度の持続性の強化について質問させていただきます。

日本には、全国に千七百十八の市町村があります。地方交付税を支払わなくてもよい、つまり自立財政力があるとされている市町村は、千七百十八の中で八十四市町村です。全体の五%以下となります。内訳見ますと、政令市で川崎、名古屋市、そのほかの市町村で栃木県の宇都宮市、東京ですと立川、武蔵野、三鷹などが入ってございます。

横浜、大阪といった大都市がないというのを見まして、どのような計算式で交付、不交付というのを出しているのかという素朴な疑問を持ちまして、皆様、特によく御案内でしょうけれども、財政力を図る数式、計算式というのがありまして、市町村、午前中にも言葉が出てきましたけど、基準財政収入額、それから基準財政需要額と、これを、収入を需要で割って計算して出た値で交付税を出すか出さないかの目安になるということになっております。

この計算式ですが、財政収入額が分子、財政需要額というのが分母です。分母の財政需要額の金額が増えれば、結果の値がどんどん小さくなっていくということになります。分母と分子の割合が同じなら一という値が出るわけですね。この考え方で基準財政需要額が大きいということは、つまり分母が大きいということは、その市町村が請け負っている行政サービスに係る金額が大きいということになります。例えば大都市ですと、高齢者の人口が増えていけば、高齢者の方々に対する行政サービスの割合が増えるなどで分母がどんどん膨れていくわけですね。

ですから、先ほど大阪、横浜と申しましたが、行政サービスに係るお金というのが非常に大きくなっていくという、この割り算の計算式で指数が〇・五に満たないというと、非常に苦しいということになります。これが、その千七百十八のうち、正確に九百七十一市町村があると出てきております。行政サービスに係るということで、九百七十一市町村が〇・五に満たないという結果の数字が出ると。

これを総務大臣にお伺いしたいんですが、持続性という意味において、日本の地方財政の状況を鑑みて、交付する地方交付税の制度として、この計算式も含めて、どのように受け止めておられるかをお伺いします。

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