日本維新の会の石井苗子です。
両参考人の示唆のある御講義、ありがとうございました。
まず、宮本先生の、平和と安定が国際関係の条件であるという、軍事力を行使して南シナ海を取って、中国は経済発展につながるんでしょうかという御発言がございました。
私、昨日、チベットの代表の方のお話を聞いてきたばかりで、中国という国がチベットに何をしているかというのをさんざん聞かされておりましたので、なかなか中国という国を理解するというのが難しいんですけれども、結局発展につながらない、つまり、予測可能性があることが外交に大事なんだという、この予測可能性がない外交をやっていても仕方がないんだという御示唆だったと思うんですね。私どもはそれが今すごく、特に私なんかは拉致問題をやっておりまして、すごくぐさっときたんですが。
和田先生のこの論文のですね、論文といいますか、この御発言の二ページ、三ページ、四ページなんですけれども、特に二ページの三のところが拉致問題だと思うんです。ここに、ブルーリボンのバッジを付けて、アメリカの大統領に頭下げて支援をお願いする以外何もやっていないという、こういうことだと、もうあなた方がやっていることは予測可能性が全然解決に向けてないんだというような感じに読まれて、その後、やっぱり四番が、領土問題を国論とするのはやめるべきだと、こうおっしゃっていらっしゃるんです。
となると、私ども現役の国会議員は、日本はこれまで北朝鮮の拉致問題も尖閣諸島の領土問題も合理性を持って合理的な主張をしてきているんだと思っているわけなんです、少なくとも。何によってどのようにしたらいいかということを、将来の予測可能性というものを求めてやっているわけなんですが、両参考人の方に、こうしたこと、重要性というのを念頭に置きますと、これからの、これまではいいんですが、これからの日本外交の努力というのは、現時点で何を評価されてくださっているのか、何を評価していらっしゃるのか、いいという意味ですね、で、これからはどうしていくべきかということなんです。
もう国論として議論をするのをやめろと言われてしまったら、もう本当に励ましの一つもないような気がしてしまうんですね。なので、拉致問題、それから領土問題、欧州各国もどのような印象を持っているのかというのも興味があるんですが、我々が合理的な主張をしてきたという、この認識でもって外交の努力というのを、評価とこれからをお二人の参考人にお聞きしたいと思います。
57和和田春樹東京大学名誉教授
日本と北朝鮮の間は没交渉ですので、最近はですね、よく見えないところがありますが。しかし、ちょっと前は、岸田首相の時代です。岸田首相は国連総会で、新しい時代を開くつもりで金正恩委員長と会いたいと国連総会の舞台から呼びかけました。
そうしましたら、北朝鮮側では、最初は外務次官、その後では指導者の妹であって指導者を支えている金与正副部長が二度にわたって談話を出して、話合いをしたいというのであればこれまでの姿勢を改めるというふうにしなければならないと、そうすれば話合いはできると、こういうのを二度にわたって出しまして、三度目にはもう、官房長官の話が気に入らなかっ…
この発言のページ
58高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。引き続き、またこの問題、学んでまいりたいと思います。
時間になりましたので、ありがとうございました。どうもありがとうございます。
この発言のページ
59
鈴木宗男(自民)
以上で各会派の一巡目の質疑は終了いたしました。
他に質疑のある方は挙手をお願いいたします。
石井苗子さん。
この発言のページ
- (上の発言)
60
石井苗子(維新)
日本維新の会の石井苗子です。
両参考人の示唆のある御講義、ありがとうございました。
まず、宮本先生の、平和と安定が国際関係の条件であるという、軍事力を行使して南シナ海を取って、中国は経済発展につながるんでしょうかという御発言がございました。
私、昨日、チベットの代表の方のお話を聞いてきたばかりで、中国という国がチベットに何をしているかというのをさんざん聞かされておりましたので、なかなか中国という国を理解するというのが難しいんですけれども、結局発展につながらない、つまり、予測可能性があることが外交に大事なんだという、この予測可能性がない外交をやっていても仕方がないんだという御示唆だったと思うんですね。私どもはそれが今すごく、特に私なんかは拉致問題をやっておりまして、すごくぐさっときたんですが。
和田先生のこの論文のですね、論文といいますか、この御発言の二ページ、三ページ、四ページなんですけれども、特に二ページの三のところが拉致問題だと思うんです。ここに、ブルーリボンのバッジを付けて、アメリカの大統領に頭下げて支援をお願いする以外何もやっていないという、こういうことだと、もうあなた方がやっていることは予測可能性が全然解決に向けてないんだというような感じに読まれて、その後、やっぱり四番が、領土問題を国論とするのはやめるべきだと、こうおっしゃっていらっしゃるんです。
となると、私ども現役の国会議員は、日本はこれまで北朝鮮の拉致問題も尖閣諸島の領土問題も合理性を持って合理的な主張をしてきているんだと思っているわけなんです、少なくとも。何によってどのようにしたらいいかということを、将来の予測可能性というものを求めてやっているわけなんですが、両参考人の方に、こうしたこと、重要性というのを念頭に置きますと、これからの、これまではいいんですが、これからの日本外交の努力というのは、現時点で何を評価されてくださっているのか、何を評価していらっしゃるのか、いいという意味ですね、で、これからはどうしていくべきかということなんです。
もう国論として議論をするのをやめろと言われてしまったら、もう本当に励ましの一つもないような気がしてしまうんですね。なので、拉致問題、それから領土問題、欧州各国もどのような印象を持っているのかというのも興味があるんですが、我々が合理的な主張をしてきたという、この認識でもって外交の努力というのを、評価とこれからをお二人の参考人にお聞きしたいと思います。
61宮宮本雄二元駐中国特命全権大使/公益財団法人日中友好会館会長
人それぞれといいますか、私どもなんかは外交をずっとやってきて、何が日本にとっていい外交かというのを考え続けてきて、それが、私が申し上げました日本の平和と繁栄と、これが日本のコンセンサスであろうと。
その平和と繁栄をいかにして実現するか。全体的な国の国家戦略があり、その中に外交が位置付けられて、その外交の中に対中関係が位置付けられて、そして、それをやっていくというふうに、それは私の頭の中の整理です。
しかし、だからといって、それ以外の考え方を排除するものでは全くありません。何ゆえにヨーロッパでグリーンの党が環境だけ重視していて、環境だけ重視してくると、…
この発言のページ
62和和田春樹東京大学名誉教授
今、石井先生の方からちょっとお叱りをいただきましたが、私は、拉致問題につきましても、長年日本の中で運動を続けてこられたことのやっぱり御努力というものに対しては敬意を表しております。しかしながら、交渉の仕方というものがあるはずだと私は思います。
ですから、交渉に当たっては、要するに、北朝鮮が拉致を認めて、そして生存している人を返して、そして死亡したという人については謝罪をして、賠償を払うということが目標だと思いますが、ところが、ある時期からこの拉致問題の主張は、とにかく北朝鮮が五人生存、八人死亡、そのほかは不入境というようなことを言った段階で、北朝鮮の言…
この発言のページ
63
石井苗子(維新)
ありがとうございます。
終わります。
この発言のページ