人それぞれといいますか、私どもなんかは外交をずっとやってきて、何が日本にとっていい外交かというのを考え続けてきて、それが、私が申し上げました日本の平和と繁栄と、これが日本のコンセンサスであろうと。
その平和と繁栄をいかにして実現するか。全体的な国の国家戦略があり、その中に外交が位置付けられて、その外交の中に対中関係が位置付けられて、そして、それをやっていくというふうに、それは私の頭の中の整理です。
しかし、だからといって、それ以外の考え方を排除するものでは全くありません。何ゆえにヨーロッパでグリーンの党が環境だけ重視していて、環境だけ重視してくると、そうすると、今度エネルギーのコストが逆に高くなるようになるんじゃないかとか、いろんな議論があるわけです。しかし、地球をきれいにしなきゃいけないということで、地球をきれいにするのが一番、自分にとって一番の利益だと。いや、利益じゃなくて価値だと思う人は、それでお進みになったらいかがですか。私は全然それに反対するつもりはありません。人権問題、何にも増して人権問題がもう世の中にとって一番大事だと。人権問題が中心の外交になってうれしいんじゃないでしょうか。それは私の立場とは違いますよ。しかし、一人一人の方がそれをやられることに対しては、私、いささかの異義を挟むつもりもありませんし、それもそれで立派な外交だと思います。
58高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。引き続き、またこの問題、学んでまいりたいと思います。
時間になりましたので、ありがとうございました。どうもありがとうございます。
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59
鈴木宗男(自民)
以上で各会派の一巡目の質疑は終了いたしました。
他に質疑のある方は挙手をお願いいたします。
石井苗子さん。
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60
石井苗子(維新)
日本維新の会の石井苗子です。
両参考人の示唆のある御講義、ありがとうございました。
まず、宮本先生の、平和と安定が国際関係の条件であるという、軍事力を行使して南シナ海を取って、中国は経済発展につながるんでしょうかという御発言がございました。
私、昨日、チベットの代表の方のお話を聞いてきたばかりで、中国という国がチベットに何をしているかというのをさんざん聞かされておりましたので、なかなか中国という国を理解するというのが難しいんですけれども、結局発展につながらない、つまり、予測可能性があることが外交に大事なんだという、この予測可能性がない外交をやってい…
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- (上の発言)
61宮宮本雄二元駐中国特命全権大使/公益財団法人日中友好会館会長
人それぞれといいますか、私どもなんかは外交をずっとやってきて、何が日本にとっていい外交かというのを考え続けてきて、それが、私が申し上げました日本の平和と繁栄と、これが日本のコンセンサスであろうと。
その平和と繁栄をいかにして実現するか。全体的な国の国家戦略があり、その中に外交が位置付けられて、その外交の中に対中関係が位置付けられて、そして、それをやっていくというふうに、それは私の頭の中の整理です。
しかし、だからといって、それ以外の考え方を排除するものでは全くありません。何ゆえにヨーロッパでグリーンの党が環境だけ重視していて、環境だけ重視してくると、そうすると、今度エネルギーのコストが逆に高くなるようになるんじゃないかとか、いろんな議論があるわけです。しかし、地球をきれいにしなきゃいけないということで、地球をきれいにするのが一番、自分にとって一番の利益だと。いや、利益じゃなくて価値だと思う人は、それでお進みになったらいかがですか。私は全然それに反対するつもりはありません。人権問題、何にも増して人権問題がもう世の中にとって一番大事だと。人権問題が中心の外交になってうれしいんじゃないでしょうか。それは私の立場とは違いますよ。しかし、一人一人の方がそれをやられることに対しては、私、いささかの異義を挟むつもりもありませんし、それもそれで立派な外交だと思います。
62和和田春樹東京大学名誉教授
今、石井先生の方からちょっとお叱りをいただきましたが、私は、拉致問題につきましても、長年日本の中で運動を続けてこられたことのやっぱり御努力というものに対しては敬意を表しております。しかしながら、交渉の仕方というものがあるはずだと私は思います。
ですから、交渉に当たっては、要するに、北朝鮮が拉致を認めて、そして生存している人を返して、そして死亡したという人については謝罪をして、賠償を払うということが目標だと思いますが、ところが、ある時期からこの拉致問題の主張は、とにかく北朝鮮が五人生存、八人死亡、そのほかは不入境というようなことを言った段階で、北朝鮮の言…
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石井苗子(維新)
ありがとうございます。
終わります。
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鈴木宗男(自民)
予定の時間が参りましたので、本日は、あっ、石先生もやられる。分かりました。じゃ、石平さん。
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