宮出千慧 (参政党)

2026年7月9日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 179 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 228 発言)

ありがとうございます。

次に、精神障害に係る労災認定の状況についてお伺いいたします。

厚生労働省が公表した令和六年度の過労死等の労災補償状況によりますと、精神障害の労災請求件数は三千七百八十件、支給決定件数は千五十六件と、支給決定件数が初めて千件を超えて、六年連続で過去最多を更新したとのことです。請求件数、支給決定件数共に右肩上がりの傾向が続いており、精神障害を理由とする労災認定が、もはや特異な事案ではなく、職場における深刻な課題として定着してしまいつつあるということを示していると思います。

支給決定件数の増加の背景としては、大きく分けて二つの見方があり得ると考えます。一つは、心理的負荷による精神障害の労災認定基準の見直しやハラスメント関連事案の追加等により労働者や企業側の制度に対する認識が深まり、以前であれば表面化しなかった事案についても相談や請求に至りやすくなった、つまり、潜在化していたものが顕在化した結果としての増加という見方です。

もう一つは、長時間労働やハラスメント、職場の人間関係など、実際に職場におけるストレス要因そのものが悪化、深刻化しており、精神障害を発症する労働者が実質的に増加しているという見方です。

そこでお伺いします。

この令和六年度の精神障害に係る労災請求件数、支給決定件数の増加について、政府としてはどのように分析をしておられるでしょうか。

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