御質問いただきありがとうございます。
敷設船に御支援いただけるという形になったとして、その効果と政府への期待というところですけれども、敷設船と、あとナレッジ、人材ですけれども、これはセットのものと考えています。船がなければナレッジも蓄積しない、ナレッジがなければ船も持てない。ナレッジと船舶というのをセットで考えたときに、まずは、これまで海洋工事に起因する原価悪化というものが、全部と言わないまでも、大部分が解消するかというところで、収益面での改善ということを期待しております。
さらには、新造船ですので、燃費の効率であるとか工事の効率、これによる原価低減であるとか、さらには敷設能力が上がるということは、より多くのケーブルも敷けますので、受注機会も創出できるか、そういう効果も期待できます。
これまではチャーター船に依存していましたので、ある意味、その船の分の利益が外に出ていたわけですけれども、それも中に残りますので、そういったところで収益の改善、さらには敷設船の老朽化も進みますので、敷設船あるいは敷設能力そのものの市場価値も上がると思っています。
したがいまして、このような収益性の改善によって、高額な投資ではあるんですけれども、社内でもビジネスプラン等は試算しておりまして、回収の計画は立つものと見込んでおります。もちろんこれは、市場の動向によって、一隻、二隻、三隻と、どの程度自社で保有するかという判断を伴うものですけれども、その都度ビジネスプランを検証して、投資回収の計画を立てた上での投資の判断というふうにしたいと思っています。
政府への要望としましては、簡潔に申し上げますと、やはり資金面での補助というものはもちろんでございますけれども、もう一つつけ加えさせていただけるとすると、適時の援助の執行というところでございましょうか。やはり、造船所の混み具合を考えますと、タイミングを逃すと船ができる時期もずっと後ろに行ってしまうということもありますので、やはりタイミングを逃さないように資金援助をいただけるようなところも、できればお願いしたいかなというふうに思います。
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浦野靖人(維新)
ありがとうございました。
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山下貴司(自民)
次に、野村美穂君。
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44野野村美穂(国民)
国民民主党の野村美穂です。
本日は、四人の参考人の皆様、ありがとうございます。
私の方からは、三点、質問をさせていただきたいと思います。
まず一点目は、特定重要物資指定による事業への効果と期待する国の関与について植松参考人に、それから二点目、官民連携のバランスについては原参考人と植松参考人に、そして三点目、海底ケーブル切断リスクへの対応と敷設船保有の重要性について植松参考人に順次お尋ねをいたします。よろしくお願いします。
まず初めに、植松参考人にお尋ねします。
特定重要物資指定による事業への効果と期待する国の関与についてお尋ねします。
御社は…
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- (上の発言)
45植植松智則日本電気株式会社Corporate SVP兼海洋システム事業部門長
御質問いただきありがとうございます。
敷設船に御支援いただけるという形になったとして、その効果と政府への期待というところですけれども、敷設船と、あとナレッジ、人材ですけれども、これはセットのものと考えています。船がなければナレッジも蓄積しない、ナレッジがなければ船も持てない。ナレッジと船舶というのをセットで考えたときに、まずは、これまで海洋工事に起因する原価悪化というものが、全部と言わないまでも、大部分が解消するかというところで、収益面での改善ということを期待しております。
さらには、新造船ですので、燃費の効率であるとか工事の効率、これによる原価低減であるとか、さらには敷設能力が上がるということは、より多くのケーブルも敷けますので、受注機会も創出できるか、そういう効果も期待できます。
これまではチャーター船に依存していましたので、ある意味、その船の分の利益が外に出ていたわけですけれども、それも中に残りますので、そういったところで収益の改善、さらには敷設船の老朽化も進みますので、敷設船あるいは敷設能力そのものの市場価値も上がると思っています。
したがいまして、このような収益性の改善によって、高額な投資ではあるんですけれども、社内でもビジネスプラン等は試算しておりまして、回収の計画は立つものと見込んでおります。もちろんこれは、市場の動向によって、一隻、二隻、三隻と、どの程度自社で保有するかという判断を伴うものですけれども、その都度ビジネスプランを検証して、投資回収の計画を立てた上での投資の判断というふうにしたいと思っています。
政府への要望としましては、簡潔に申し上げますと、やはり資金面での補助というものはもちろんでございますけれども、もう一つつけ加えさせていただけるとすると、適時の援助の執行というところでございましょうか。やはり、造船所の混み具合を考えますと、タイミングを逃すと船ができる時期もずっと後ろに行ってしまうということもありますので、やはりタイミングを逃さないように資金援助をいただけるようなところも、できればお願いしたいかなというふうに思います。
46野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
続きまして、原参考人、植松参考人のお二人にお尋ねをします。官民連携のバランスについてです。
事業の自律性確保のために控えてほしいと思う国の関与があるのではないかというふうにも考えます。民間事業者の自律性、機動性を確保する観点から、国の関与については慎重であるべき領域もあるのではないでしょうか。事業運営において、過度な規制や手続の煩雑化など、控えてほしい国の関与があればお聞かせください。
特に、グローバル市場で競合するアメリカのサブコムやフランスのアルカテルと競争していく上で、日本特有の規制が足かせにならないよう、どのような…
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47原原一郎一般社団法人日本経済団体連合会常務理事
まず、経済安全保障にかかわらず、一般論で申し上げますと、規制はできるだけ少ない方がいい、それから、導入しなければいけない場合でも、焦点を絞って行っていただきたいというふうに考えておりまして、その観点では、経団連も日頃から規制改革の御要望を政府の方に申し上げて、逐次対応してきていただいているところでございます。まだまだやらなければいけない宿題はあると思っています。
それに加えて、経済安全保障の世界で申し上げますと、今回の経済安全保障推進法におきましても、規制措置とそれから支援措置、この二つに分かれるわけでございますけれども、特に規制措置、具体的に申し上げ…
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48植植松智則日本電気株式会社Corporate SVP兼海洋システム事業部門長
法制度でのやりづらさとか足かせとかというような御質問だとすると、海底ケーブルに限って申し上げますと、特段ございません。
さらには、弊社の場合、私自身もそうですけれども、航空宇宙、防衛、私、三十年やっていますけれども、いわゆる社会インフラの事業は、少なからず多からず、国の関与、法律の中での仕事ということになっておりますけれども、これも、これまでのところ、法律に起因するようなやりづらさというものは感じたことはございません。
これも、日本の法律の完成度であるとか運用の成熟度の高さかなというふうには思っております。
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