お答え申し上げます。
昨年十月からの、インターネット配信、これがNHKの必須業務となったことにつきまして、NHKが、テレビ、ラジオの放送に加えて、人々の情報取得の主要な経路となりましたインターネットにおきましても公共メディアとしての責務を果たすことになったという、大きな転換点というふうに受け止めております。
この必須業務化の意義は、第一に、放送でもネットでも同等の価値、同一の受益を安定的に届けるというNHKの役割が制度として明確に位置づけられたという点にあります。
繰り返しになりますけれども、私は、NHKの価値の源泉は何よりコンテンツそのものだというふうに考えております。放送だけでなく配信を通じて人々の役に立ち、励まし、時に命を救う、そうした人々の生きる力になる存在でありたいと思っております。
ネット空間に真偽不明の情報が拡散し、対立をあおる情報も増える中、NHKが、取材に裏打ちされた確かな情報を継続的に提示し、情報空間の参照点としての役割をネットの世界でも果たしていくことを明確にした点も必須業務化の重要な意義だというふうに考えております。
今後は、現在実施できておりません南関東圏以外の地上波放送の同時配信と衛星放送の同時・見逃し配信についても、実現に向けた検討を進めてまいります。
また、受信料財源で行っておりますNHK ONEと、任意業務として有料で過去の放送番組を提供しておりますNHKオンデマンドを一体的に御利用いただけるよう、サービス間の連携や表示の工夫を段階的に進めてまいります。
さらに、利用開始や登録プロセスの分かりにくさなどにも様々な御意見をいただいておりますことから、より使いやすいサービスとなるよう改善を重ねて、コンテンツの充実と利便性の向上を更に図りまして、放送とネットを通じて公共的価値を確実に届けてまいりたいというふうに考えております。
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神田潤一(自民)
自由民主党・無所属の会、青森二区選出の神田潤一です。
本日最後の質問ということになります。実は私、一番最初の質問だろうということで準備をしておりまして、予算の全体的な話を中心に質問通告をしたんですが、蓋を開けてみたところ、一番最後ということになりました。皆さん方、大変細かいところも含めて、大分論点は出尽くしていると思いますので、重複する部分もあると思いますが、質問をさせていただきたいと思います。
まずは、NHKの新会長に就任いたしました井上樹彦会長、御就任おめでとうございます。私は、自称テレビっ子でございまして、小学校の頃は、学校から帰るとテレビをつ…
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249井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
稲葉前会長が就任されました三年前は、受信料の一割値下げに伴う大幅な減収局面となるなど、厳しい経営環境下にありました。様々な工夫をすることによりまして、二〇二七年度の収支均衡に向けた道筋をつけていただいたというふうに考えております。
また、稲葉会長は、アカウンタブルな経営と称しまして、対外的な説明責任をしっかり果たしていくという基本方針を掲げられました。それを確実に実行されてきたことも大きな功績だというふうに受け止めております。稲葉前会長の下で進めてきた一連の施策は着実に成果が上がっていると考えております。
ただ、今御指摘のありま…
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250
神田潤一(自民)
井上会長、ありがとうございます。稲葉前会長の思いを受け継ぎながら、そしてその改革の精神も受け継ぎながら、進んでいただければというふうに思います。
それでは、具体的な質問に参りますが、これも井上会長に伺いたいと思いますが、今もお話がありましたけれども、やはり、NHK始まって以来の大きな転機なのではないかと私が先ほど申し上げた一つ目の要素としましては、昨年十月に改正放送法が施行されまして、インターネット配信が必須業務化されたことが大きな事象としてあると思います。私は、その議論の中で、自民党の部会などでも参加をしておりましたが、これによって民業が圧迫されるの…
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- (上の発言)
251井井上樹彦日本放送協会会長
お答え申し上げます。
昨年十月からの、インターネット配信、これがNHKの必須業務となったことにつきまして、NHKが、テレビ、ラジオの放送に加えて、人々の情報取得の主要な経路となりましたインターネットにおきましても公共メディアとしての責務を果たすことになったという、大きな転換点というふうに受け止めております。
この必須業務化の意義は、第一に、放送でもネットでも同等の価値、同一の受益を安定的に届けるというNHKの役割が制度として明確に位置づけられたという点にあります。
繰り返しになりますけれども、私は、NHKの価値の源泉は何よりコンテンツそのものだというふうに考えております。放送だけでなく配信を通じて人々の役に立ち、励まし、時に命を救う、そうした人々の生きる力になる存在でありたいと思っております。
ネット空間に真偽不明の情報が拡散し、対立をあおる情報も増える中、NHKが、取材に裏打ちされた確かな情報を継続的に提示し、情報空間の参照点としての役割をネットの世界でも果たしていくことを明確にした点も必須業務化の重要な意義だというふうに考えております。
今後は、現在実施できておりません南関東圏以外の地上波放送の同時配信と衛星放送の同時・見逃し配信についても、実現に向けた検討を進めてまいります。
また、受信料財源で行っておりますNHK ONEと、任意業務として有料で過去の放送番組を提供しておりますNHKオンデマンドを一体的に御利用いただけるよう、サービス間の連携や表示の工夫を段階的に進めてまいります。
さらに、利用開始や登録プロセスの分かりにくさなどにも様々な御意見をいただいておりますことから、より使いやすいサービスとなるよう改善を重ねて、コンテンツの充実と利便性の向上を更に図りまして、放送とネットを通じて公共的価値を確実に届けてまいりたいというふうに考えております。
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神田潤一(自民)
ありがとうございます。
これから、インターネット配信を含めて、NHKがしっかりと公共放送としての使命を果たしていく、非常に大事な業務が必須業務化されたということになると思います。是非とも、今おっしゃっていただいた方向でしっかりと進めていただければと思います。
次の質問としては、先ほどからもテーマになっていますが、還元目的積立金から六百億円あるいは百億円という大きな拠出の数字があります。これらについては、先ほどの高沢委員の御質問でかなり深掘りされたのではないかというふうに思っております。
六百億円については、ネットワーク効率化に向けた取組、共同利用型…
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253山山名啓雄日本放送協会副会長
お答えいたします。
国際情勢が不透明感を増す中で、国際放送の重要性が高まっているという御指摘は私どもも強く認識しているところでございます。
令和八年度予算において、全体として経費削減を進めるという中でありますけれども、国際放送費に関しては、前年度比でおよそ三・六%の減というふうにとどめておりまして、国内放送に比べて減額幅を抑えているところでございます。
この国際放送費の削減につきましては、国内放送との連携強化ですとか、コンテンツの選択と集中による制作の効率化、さらには、衛星ですとか短波といった従来型の送信とインターネット配信、こちらを組み合わせた送…
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神田潤一(自民)
ありがとうございます。
NHKの公共放送としての国際放送の重要性という点についてはしっかりと御認識いただいているようですし、また、減額の理由も今御説明をいただいたところです。
政府としても、日本の立場、そして、日本の、我々としてのナラティブをしっかり発信していくということで、広報あるいはSNSなどでの発信も強化をしているところです。是非とも、NHKとしても、日本の立場あるいは国際的な情報発信にしっかりと努めていただければというふうに思います。
先ほど、一番最初に稲葉前会長が私の上司だという話をさせていただきましたが、実は、井上樹彦新会長とも御縁が少…
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