山名啓雄日本放送協会副会長

2026年3月12日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 253 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 258 発言)

お答えいたします。

国際情勢が不透明感を増す中で、国際放送の重要性が高まっているという御指摘は私どもも強く認識しているところでございます。

令和八年度予算において、全体として経費削減を進めるという中でありますけれども、国際放送費に関しては、前年度比でおよそ三・六%の減というふうにとどめておりまして、国内放送に比べて減額幅を抑えているところでございます。

この国際放送費の削減につきましては、国内放送との連携強化ですとか、コンテンツの選択と集中による制作の効率化、さらには、衛星ですとか短波といった従来型の送信とインターネット配信、こちらを組み合わせた送信網の最適化、こういったことを進めることで、コスト構造を見直した結果ということでございます。

また、国際放送番組等配信費につきましても、インターネット必須業務化に向けた準備経費の減少というのがございまして、事業の進捗に応じた予算の平準化によるものでございます。国際放送の縮小ですとか、サービスを低下したということではございません。

NHKの国際放送の使命は、公平公正な情報を世界に発信することで、健全な民主主義の一翼を担うとともに、国際社会における相互理解を深め、平和で持続可能な世界の構築に貢献することであるというふうに考えております。引き続き、限られた財源の中でも質的充実と効率化を図りながら、国際放送の使命を果たしてまいりたいと考えております。

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