それでは足りないという現場の実態とお声があるかと思いますので、数はそんなに多くないということは、そこを引き上げてもそれほど財政に、どれぐらいの影響があるかということも検討していただいて、ちょっと前に進めていただきたいなとお願いでございます。
高度な医療人材の育成についてお伺いをいたします。
NICUで拝見した赤ちゃんの中に、生まれたときから頸部に大きな腫瘤がある、もう腫瘤はそのときは取り除かれていたんですが、非常にこれは成育でも大変難しい事例だったけれども、何とか対処できたというお話でございまして、私は、これを救えるのはなぜなんですかということを聞きましたら、まず、一義的には、テクニカルな話としては、出産直後に気管に挿管ができるという技術があるかどうか、もっと広く見ると、かなり早い段階から、外科、内科、麻酔科、放射線科、皮膚科などなど、あらゆる科が連携してきちんとアセスメントを行って、この子を救うには何が必要かということを、お母さんのおなかの中にいるときからずっとアセスメントをして、それに基づいて迅速、適切に対応できたんだというお話でございました。
こう考えますと、高度医療というと高価な医薬品ですとか医療機器に目を奪われがちなんですが、やはり根幹のところは、高度な技術、見識、経験を持った人であるというふうに思うんですね。
その場合、成育では、多くの診療科で、地方から、短期間も含めたレジデントとかフェローの方を受け入れて、教育して地域医療に戻すということをやっていらっしゃるんですけれども、また、海外でもこうした技術を教えていらっしゃるというふうに伺っております。
救える命を救えるはずだった命にしないためにも、成育に診てもらえた子はラッキーだけれどもというだけではやはり駄目だと思っていて、全国で、どこにいても医療の格差が生じないということのためにも、こういった場所を活用して医療人材を育成して、各地で御活躍いただくということが実効的かつ現実的だろうというふうに思います。ハードをつくるのは非常に難しいと思いますが、ソフトをきちんと高度化して、育てていくということをもうちょっと効率的、実効的にやっていただきたいということ。
そして、業務効率化の観点で申しますれば、皆さんよく御承知のとおりですが、DXとかAIとか、あと、遠隔医療も非常に有用だというふうにおっしゃっておられました。こうしたことが、勤務環境の改善ですとか業務の効率化、そして地域格差の是正に資すると思いますので、これをどうやって進めていかれるのか、お考えを伺いたいと思います。
115
大串正樹(自民)
休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。豊田真由子君。
この発言のページ
116
豊田真由子(参政)
参政党の豊田真由子でございます。本日、どうぞよろしくお願いいたします。
先般、厚労委の理事会メンバーの方を中心に、国立の成育医療研究センターに御視察に伺いました。ICU、またNICUの中で必死で病と向き合う赤ちゃんやお子さんの姿、そして、何とか助けたいと精力的に支えるたくさんの医療従事者の方々のお話、またお姿を間近で見ました。本当に大変お忙しい中、本当に丁寧に御対応いただきましたので、そのお気持ちを少しでも酌んで、たくさん課題がございます、その解決に皆様とともに向き合っていきたいと思っております。
まず、高度医療、特に高度の小児医療の現場におけるお金…
この発言のページ
117
上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
国立成育医療研究センター、私も視察をさせていただきまして、本当に高度かつ専門的な小児医療、まさに日本のトップとして大変力を注いでいただいておりまして、そういうことも大変勉強になりました。
まず、診療報酬においては、小児専門病院等が担う高度かつ専門的な小児医療については、一般成人の医療と比較をして、より手厚い人員配置、また専門的な医療提供体制を要することを踏まえ、重点的な評価を行ってきております。
例えば、令和六年度の診療報酬改定においては、高度な医療を要する重症の新生児に対しまして通常のNICUよりも多くの看護師を配置することを評価をする、新生児特定…
この発言のページ
- (上の発言)
118
豊田真由子(参政)
それでは足りないという現場の実態とお声があるかと思いますので、数はそんなに多くないということは、そこを引き上げてもそれほど財政に、どれぐらいの影響があるかということも検討していただいて、ちょっと前に進めていただきたいなとお願いでございます。
高度な医療人材の育成についてお伺いをいたします。
NICUで拝見した赤ちゃんの中に、生まれたときから頸部に大きな腫瘤がある、もう腫瘤はそのときは取り除かれていたんですが、非常にこれは成育でも大変難しい事例だったけれども、何とか対処できたというお話でございまして、私は、これを救えるのはなぜなんですかということを聞きましたら、まず、一義的には、テクニカルな話としては、出産直後に気管に挿管ができるという技術があるかどうか、もっと広く見ると、かなり早い段階から、外科、内科、麻酔科、放射線科、皮膚科などなど、あらゆる科が連携してきちんとアセスメントを行って、この子を救うには何が必要かということを、お母さんのおなかの中にいるときからずっとアセスメントをして、それに基づいて迅速、適切に対応できたんだというお話でございました。
こう考えますと、高度医療というと高価な医薬品ですとか医療機器に目を奪われがちなんですが、やはり根幹のところは、高度な技術、見識、経験を持った人であるというふうに思うんですね。
その場合、成育では、多くの診療科で、地方から、短期間も含めたレジデントとかフェローの方を受け入れて、教育して地域医療に戻すということをやっていらっしゃるんですけれども、また、海外でもこうした技術を教えていらっしゃるというふうに伺っております。
救える命を救えるはずだった命にしないためにも、成育に診てもらえた子はラッキーだけれどもというだけではやはり駄目だと思っていて、全国で、どこにいても医療の格差が生じないということのためにも、こういった場所を活用して医療人材を育成して、各地で御活躍いただくということが実効的かつ現実的だろうというふうに思います。ハードをつくるのは非常に難しいと思いますが、ソフトをきちんと高度化して、育てていくということをもうちょっと効率的、実効的にやっていただきたいということ。
そして、業務効率化の観点で申しますれば、皆さんよく御承知のとおりですが、DXとかAIとか、あと、遠隔医療も非常に有用だというふうにおっしゃっておられました。こうしたことが、勤務環境の改善ですとか業務の効率化、そして地域格差の是正に資すると思いますので、これをどうやって進めていかれるのか、お考えを伺いたいと思います。
119
上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まさに、高度医療を担う人材の育成、非常に大事だと考えております。
国立成育医療研究センターも含め、小児中核病院については、高度な小児専門入院医療や小児救命救急医療を担うとともに、教育交流などを通じた多職種の人材育成機能、これを果たしていただくことも求めているところであります。
またさらに、将来を見据え、都道府県を越えた広域連携を検討していくことも必要でありますので、具体的には、厚労省のワーキンググループの議論の取りまとめにおいて、小児医療の中でも、医療資源を特に要する医療や、患者数、専門医数が少なく都道府県単位での整備が難しい医療については、広域搬送…
この発言のページ
120
豊田真由子(参政)
成育のような高度な小児専門病院というのは全国で十三ないしは十四しかないと言われておりまして、大人に比べると数は非常に少のうございまして、大学病院からも結構紹介でいらっしゃるというような状況であると思いますので、やはりそれをそこだけに任せておくのではなくて、そこに行かれない子供たちもたくさんいると思いますので、是非サポートをしていただきたいというふうに思います。
御家族のサポートという点でお伺いしたいんですが、成育には、もみじの家とマクドナルド・ハウスという、御家族のレスパイト、また、おみとりも含めた子供のホスピス、そして治療に付き添う家族のための滞在施…
この発言のページ
121源源河真規子こども家庭庁長官官房審議官
お答えいたします。
在宅等で医療的ケアを受けているお子さんとその御家族をしっかり支えていくことは重要であるというふうに考えております。
こども家庭庁では、医療的ケア児や重症心身障害児を一時的に預かる環境整備を促進し、御家族の負担軽減や一時的なレスパイトの確保など、家族支援の充実に取り組むとともに、医療機関に対し、入院中の子供に付き添う家族が休息できるスペースの設置など、環境改善に係る修繕費等の助成を実施しているところです。
委員に御指摘いただきましたもみじの家のような医療型短期入所施設については、新規に開設する事業所に向けて、重症心身障害児等の受入…
この発言のページ