岸本武史厚生労働省労働基準局長

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

お答えいたします。

御指摘のように、相談段階で請求そのものを諦めた場合には、私どもが審議会に出して御議論いただいたようなデータには載ってこないものでございます。私どもが行政として把握をしておりますのは、請求をいただいて、その請求が、時効の期間内に請求をいただいたのか、時効期間を過ぎてからいただいたのか、こういうデータでございます。ですので、御指摘のように、相談段階で諦めたようなケースを把握できているかといえば、これは数字としては把握できてございません。

一方で、同じような制約の中で、疾病や負傷の種類によっては、ほぼ一〇〇%時効期間内に収まっているものと、率としては九七%とか九五%なんですけれども、ほぼ一〇〇%であるほかの負傷や疾病と比べるとやや時効徒過の割合が高いものというのは確かにございまして、そういった点は一応、議論の参考として、データとして見ていただいたところでございます。

ただ、いずれにしましても、請求をいただいて時効徒過するケースだけではなくて、諦めるケースをいかに減らしていくことが重要かというのはおっしゃるとおりだと思います。制度を知らないことなどによって給付を受けられないということがないような周知は必要であると考えておりまして、その点については引き続き努力をしてまいりたいと思います。

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