鈴木義弘 (国民民主党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 132 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 216 発言)

だから、自由な競争でというふうな話になったときに、ある程度やはり見通しを立てながら、エリアでやはり情報を公開していかないと、需要と供給のバランスというのは取れないんじゃないかなと思うんですね。それによって適正な価格というのは出てきますので。

それともう一つ、くどいようですけれども、結局、需要家が撤退して云々というのは、発電をするとか送電をするところにリスクがあるわけですね。だって、毎回同じことを言いますけれども、電気を売るしかお金にならない、発電事業者さんは。それで、国がこの十五年間の間、再生可能エネルギーが大事、何が大事だと。まあ、大事なんだと思うんですね。地球温暖化だからCO2を削減するんだ、原子力も再稼働するんだなんだといろいろな手続でやってきたんですけれども、それのしわ寄せが、ベースロード電源を担っているところにみんなおっつけるわけです、大規模に発電しているから。

そうすると、じゃ、大規模に発電している事業者さんは、結局、十年も二十年もかからないと、まあ三十年ぐらいかけないと、発電施設を造ってもその費用を回収できない。前任の方も、じゃ、アメリカで国債を買ったら五%のクーポンがつくのに、電力事業者さんが発行したクーポンが二パー、三パーだったら買わないよねという質問があったじゃないですか。じゃ、どこで利益を出すかということですよね。

だから、クーポンをあらかじめ何%でと設定することができるわけですから、そういう意味で、予見可能性を高めるというのを、どこで努力すれば出てくるのかというのが今回の事業法の一番の肝になるんだと思うんですね。

用地の取得だとか地元の理解。例えば、高圧線を張っている事業者の社長と前に話をしたことがあるんですけれども、大体、高圧線の鉄塔を三十五年で建て替えるんだそうです。高圧線が引いてあるところのすぐ脇に仮設を建てて、そっちに高圧線を張り替えて、こっちを建て替え直して高圧線を張り替えたら、こっちの予備というんですかね、補助で造ったやつは全部撤去するんだそうです。何でそんな無駄なことをするんですかと聞いた。三十五年で張り替えるんだったら、こっちにある鉄塔をそのまま生かして、例えば三十五年たったらこっちにもう一本引くだけにするとか。そうしたらば、地主さんがやはり土地を貸すのは仮設のときだけだというんですね。終わったら撤去してくれと。そういう契約もあるので、結局、用地の取得だとか用地の交渉に長い年月がかかっているという話は聞きました。

だから、そういったことを踏まえていくと、お金だけの話じゃなくて、こっちの需要家がいるからどんどんやればいいんだという話じゃないんだと思うんですね。

だから、くどいようですけれども、こっちの需要家さんの方にも、やはりリスクはちゃんと取ってくださいというような形で運用していかないと、どうしてもこっちで発電、送電事業者さん、頑張ってください、ファイナンスが足りなければ財投を入れますよ、そういう話じゃないような気がするんですけれども、もう一度お尋ねしたいと思います。

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