鈴木義弘 (国民民主党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 130 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 216 発言)

こっちも自由です、こっちも自由ですと言えば、市場で取引となるんですよね。何の商売だってそうじゃないですか。需要と供給で価格が決まる。経済学の勉強じゃないんだけれども。でも、こっち側で安定供給を求めるんですよ、安定供給。こっちは自由なんですと。こっちも安定供給を求めないで自由にやるんだったら、撤退しようが何しようが、それはその中での市場の取引で料金が決まっていけばいいし。でも、こっちは安定供給を求められるわけですね。

だから、制度上、同じところで矛盾したやり方をせざるを得ないようなこの状況の中で、じゃ、こっちの需要家と言われている人たちの方にも、先般の質疑のときも申し上げたんですけれども、バッファーをどこかにつくらなくちゃうまくいかないでしょうと言うけれども、それすらも過度な設備になってしまうからなのか分かりませんけれども。それをやはりお互いに、大きい電源を生み出す方、発電事業者もそうだし、使う方もどこかで調整する役目をかまさないと、全国一律、ネットワークを組んでうまくいきますといっても、じゃ、せっかく整備したところが撤退しました、その送配電、何十億、何百億もかけて引きました。

例えば、そこのデータセンターの、規模にもよりますよ、すぐそばに発電設備を併設してもらうとか、何かやはり工夫をしていかないと、今のネットワークをつくっていくのはそのまま大事なことでしょうから残しながら、個別の対応は違うやり方を取っていかないと、何でもこっちから出してきて、こっちが足らないからこっちから引っ張ってくるというやり方では、私はうまくいかないと思うし、いずれやはりこれが、五年というのはなかなか難しいけれども、十年先、もう少したっていくと、世の中とか技術革新も含めてまた大きく変わっていったときに困ることが起きるんじゃないかなというのが私の考え方なんです。是非組み入れてもらいたいな。

一つは、データセンターの数を間違えて、万キロワットで表示しなくちゃいけないんですけれども、六百六十一万キロワット、二〇三五年まで上がっていきますよというデータは頂戴したんですけれども、じゃ、例えばそのデータセンターが、トータルの規模は分かるんですけれども、まあまあ標準的と言っていいんですかね。それと、そもそも私は不思議なんですけれども、データセンター、データセンター、日本でいっぱいデータセンターを造ればラッキーだという話で今回の事業法の改正になっていくんでしょうけれども、そのデータで私たち国民は何かメリットはあるんですかね。これは素朴な疑問なんです。

業者がもうけるために造っているんでしょう。だって、データセンターを運営する会社は、国民からいろいろな情報を集めて、まあ、集約するのかAIを使うのか分かりませんけれども、それをどこかの企業に売って、そのデータ料をもらってデータセンターを運営するんですよ。違うの。慈善事業でデータセンターをやっているんですか。誰かその集約したデータを使う事業者がいて、そこから料金をもらうから、このデータセンターというのが成り立つんじゃないんですか。私はそう思っているんです。間違っていたら指摘してもらいたいんですけれども。

そうすると、どのぐらいの電気量がどこの地域で予想されるのかというふうになれば、そのエリアの中で発電施設が何基必要なのかとおのずと出てくると思うんです。今ある中で足りている、例えば、一〇〇の発電能力のあるところで、八〇の需要家があって、プラス二〇は今のままで全然足りているんですといえば、新しい電源開発をする必要はないですよね。ただ、その先に行ったときにどうするというのは出てきます。それをブロック単位でやるのか都道府県単位でやるのか分かりませんけれども、それに応じて、やはり送電線を引いていくとか発電を増やしていくというところを考えていかないとうまくいかないんじゃないかというのが私の考え方なんです。

だから、今申し上げたように、なかなか営業秘密だとかいろいろな秘匿にしなくちゃいけないことがあるのも承知していますから、大体ある程度のところで、何ブロックかに分けた中で、このエリアだったら幾つ必要だとか、このぐらいの電力が必要だとかというのを、ある程度情報公開していかないと、造ろうという人もインセンティブが働かないと思うんです、何だかよく分からない中で。まあ、それは、後段で質問する電力広域運用機構のところで調整を図るんでしょうけれども、まず、その辺の見通しを国がどのぐらいお持ちなのか、お尋ねしたいと思います。

前後のやりとり

126の発言を見る

134の発言を見る