飯田哲也特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所所長

2025年3月13日・第217回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 208 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

御質問ありがとうございます。

ちょうど二十五ページと二十六ページをちょっと御説明できませんでしたので、大変参考になります。時間を使わせていただくことができて、ありがとうございます。

マクロというか、大きな視点でいうと、電気自動車がいかにこうやって普及してきたのかというのは、まず最初は環境ドリブン、中国もアメリカもヨーロッパも、そして日本もエネルギーと環境の観点から電気自動車を普及させましょうという規制を導入しました。

それがじわじわと、例えば日産、日本はまさにこの現代の電気自動車では一番パイオニアで日産、三菱が最初に出して、そのまま突っ走れればよかったんですが、ずうっとその間低い、日本だけじゃなく世界全体がまだ低い状況で、そこに出てきたのがテスラです。

二〇一七年辺りから、私はそれを技術ドリブンと言っているんですが、テスラは、この二〇一七年という年はテスラのモデル3、いわゆる普及型の、高級車ですけど普及型が出てきて、日産、日本が、日本だけじゃなくてドイツもそうですが、造ってきた電気自動車、いわゆるパワートレーンを電動化したものと、テスラはそれに加えてソフトウェア、いわゆるiPhoneのようなものを作り、非常に使いやすい電気自動車にした。

それがその次で、実は二〇二〇年から中国ドリブンです。実はテスラが上海工場を造って、中国の自動車メーカーがみんなテスラをまねし始めました。今、一部もうテスラを追い越し始めているという、この三つが重なって、もちろんアメリカも今補助金出している、日本も補助金出している。日本では、東京都は上乗せ補助金出しているので、日本全体ではEVの普及率三%ですが、東京だけは八%に今達していますので、東京は物すごく発射台が高いと。

ヨーロッパは、ドイツが補助金止めた瞬間にがくっと落ちました。おととしの十一月ですね。だから、去年一年間ずっと低迷しまして、今ようやく復活をし始めているというような感じで、補助金が大きいのと。やっぱり選好が、御指摘のとおりで選好が起きて、ボストンコンサルティングが最近、中国とアメリカとヨーロッパ、日本は入っていないんですが、中国人は新しいテスラと中国メーカーを買う人が六、七割で買いたい、アメリカとヨーロッパは既存のオーソドックスな、日本だったらトヨタ、フォルクスワーゲン、それを買いたいという人が多いという、そのやっぱり消費者の選好がすごく違っているというのがあって、今年我々も日本の消費者調査をしようかなと思っていて、今東京都とかと一緒に。

もう一つは、重大インフラを……

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