赤澤亮正 (自由民主党)内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

2025年3月24日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 64 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 160 発言)

ちょっと通告の御質問の取り方が格差の状況についてということだったんですが、もう委員がかなり詳細に数字なども御紹介をいただいたので、ちょっと用意したものと違う感じでお答えをいたしますが、格差を測るための指標には様々なものがあり、委員が今回お触れにならなかったジニ係数について見ると、これ、社会保障、税による再分配前では、高齢化の進展もあって、二〇〇五年から二〇二一年にかけて上昇傾向にある一方、再分配後の係数ではほぼ横ばいということがあります。相対的貧困率については御指摘のとおりでございますし、また、生活が苦しいと回答される方、五九・六%の上昇というのも御指摘のとおりであります。

近年は、食料品など身近なものの価格が上昇している中、国民や事業者の方々が厳しい状況に置かれているものというふうに認識をしております。こうした認識の下で、物価高への対応として、低所得者世帯の方々への給付金や、地域の実情に応じて物価高に苦しむ方々への支援等を行う重点支援地方交付金などの施策を引き続き迅速かつ効果的に実施してまいりたいと思っております。

政府としては、格差が固定化されず人々の許容の範囲を超えない、超えたものとならないようにすることが非常に重要であると考えておりまして、賃上げこそが成長戦略の要との認識の下、物価上昇に負けない賃上げを起点として国民の皆様の所得と経済全体の生産性の向上を図っていくこととしております。その中でも、最低賃金について、所得の底上げに資するものであり、今日よりも明日は良くなる、一人一人の国民の皆さんに実感していただけるよう、二〇二〇年代に全国平均千五百円という高い目標に向かってたゆまぬ努力を続けていきたいと考えております。

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