御質問ありがとうございます。
まず、教育の質を上げるためには、投資の総量が増えないとなかなか教育の質は上がりづらいです。私立学校がいいみたいなイメージがありますが、私立学校も、実は非正規に依存して経営を成り立たせざるを得ない学校さんは大変多いです。
そうした意味でいうと、授業料のいたずらな値上げは抑制しないといけないんですが、例えば、非正規だった先生で、この先生はすごくいいから学校を変えるコアになってほしいみたいな方を正規に変えるときというのは、必ず授業料に転嫁していくんですよね。そうじゃないと、私学経営というのは特に進化しづらいです。公立も本質的には同じことです。
ですので、その部分を考えると、私自身は、自分の理論で、教育費をどう公私分担するかということについて明確な設計をした上で、何を家計が負担し、何を政府が応援するのか、しっかりルール作りをしてほしいということを申し上げております。家計が負担する部分でも応援した方が原則いい。だから、私は、高校生の扶養控除はちゃんと拡充した方がいい、家計がしっかり払う部分、親が子供のために責任を果たしていくんだ、学校に対してもしっかり応援していくんだという部分を残した方が恐らく高校教育全体にとってもいいと思います。
あと、お金以外の教育の質で申し上げますと、先ほど申し上げたとおりで、やはり質とは何かということなんですよね。私自身、今日申し上げたのは、最低限の教育の質だけです。
しかしながら、高校生たちにとってよりよい学び、あるいは社会の人材養成にとってよりよい学びというものについても、やはりもう少し大きな議論が必要かと存じます。特に、この国では、人材を必要な分野に誘導していくための政策というのがもう少し充実してもいいのではないかなというふうにも考えております。
科学技術立国を支える人材が深刻に不足しているからこそ、石破総理は専門高校も充実するとおっしゃっておられますが、一方で、女性も含めて、STEAM分野で活躍していく、あるいは、障害を持っていたり、今は日本語を学んでいるんだけれども、本来、科学や数学が大好きなんだというような生徒たちに対してもひとしく活躍の機会を与えるような高校教育、大学教育への変化が必要であるというふうにも考えております。
このように、教育の質といっても一元的ではないんですが、とりわけ御質問の趣旨からは、人材養成にとって、我が国が必要とする人材養成にとっての教育の質といったものも、いかなる視点で捉えるかといったことも含めて、ここからが私は議論の本番だと思っておりますので、是非、全政党を挙げて、あるいは、この国には様々な高校や大学分野でイノベーションを起こしてきた方たちがたくさんいらっしゃいますので、そのような諸賢の知識や経験も集めた上での教育の質向上の方策というものを実現していただきたく存じます。
御質問ありがとうございました。
197
河西宏一(公明)
この社会保障制度改革、少子高齢化の中で我々政治家の最大の課題かと思っておりますので、今の御指導を踏まえながらしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。
鈴木公述人にもう一問だけお伺いをしたいと思うんですけれども、もう一つこの国会でよく話題になりましたのがインフレへの対応、またこれをどう捉えていくのかということ、これは活発な議論が行われたかというふうに思っております。
私自身の捉え方としては、目下の物価高というのは、我が国においてはディマンドプルではなくてコストプッシュである。どちらかというと外発的な、円安でありますとか、資材高であります…
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198鈴鈴木準株式会社大和総研常務執行役員
御質問ありがとうございます。
まず、物価そのものにつきましては、CPIというのは、やや技術的ですが、ラスパイレスといいまして、消費バスケットの上で固定して計算しておりますので、今の局面というのは、かなり実態の物価よりも高く物価上昇率が出ている可能性があると思います。つまり、それはどういうことかというと、高いものはもう売れなくなるわけですね。高いものから安いものにシフトをするとかということが起きますので、高い物が売れなくなるという意味では、一方向に物価がどんどん上がっていくということではないというふうに思います。
それで、今先生おっしゃったのは、消費性…
この発言のページ
199
河西宏一(公明)
将来不安の払拭ということでいただきました。
そこで、末冨公述人の方にお伺いをしたいというふうに思っております。
将来不安、人口減少、少子高齢化に直面する日本にあって、やはり人材を育てていく、一騎当千の人材を育てていくということが唯一の突破口であるというふうにも思っております。
今、私立高校の無償化をめぐりまして三党で協議をしてきておりますけれども、やはり我が党としても重視をしておりますのが、無償化も大事でありますけれども、教育の質、これが大事である。今後、制度設計も行われていきますけれども、大阪方式なのか東京方式なのかという議論もありました。無償化…
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- (上の発言)
200末末冨芳日本大学文理学部教授
御質問ありがとうございます。
まず、教育の質を上げるためには、投資の総量が増えないとなかなか教育の質は上がりづらいです。私立学校がいいみたいなイメージがありますが、私立学校も、実は非正規に依存して経営を成り立たせざるを得ない学校さんは大変多いです。
そうした意味でいうと、授業料のいたずらな値上げは抑制しないといけないんですが、例えば、非正規だった先生で、この先生はすごくいいから学校を変えるコアになってほしいみたいな方を正規に変えるときというのは、必ず授業料に転嫁していくんですよね。そうじゃないと、私学経営というのは特に進化しづらいです。公立も本質的には同じことです。
ですので、その部分を考えると、私自身は、自分の理論で、教育費をどう公私分担するかということについて明確な設計をした上で、何を家計が負担し、何を政府が応援するのか、しっかりルール作りをしてほしいということを申し上げております。家計が負担する部分でも応援した方が原則いい。だから、私は、高校生の扶養控除はちゃんと拡充した方がいい、家計がしっかり払う部分、親が子供のために責任を果たしていくんだ、学校に対してもしっかり応援していくんだという部分を残した方が恐らく高校教育全体にとってもいいと思います。
あと、お金以外の教育の質で申し上げますと、先ほど申し上げたとおりで、やはり質とは何かということなんですよね。私自身、今日申し上げたのは、最低限の教育の質だけです。
しかしながら、高校生たちにとってよりよい学び、あるいは社会の人材養成にとってよりよい学びというものについても、やはりもう少し大きな議論が必要かと存じます。特に、この国では、人材を必要な分野に誘導していくための政策というのがもう少し充実してもいいのではないかなというふうにも考えております。
科学技術立国を支える人材が深刻に不足しているからこそ、石破総理は専門高校も充実するとおっしゃっておられますが、一方で、女性も含めて、STEAM分野で活躍していく、あるいは、障害を持っていたり、今は日本語を学んでいるんだけれども、本来、科学や数学が大好きなんだというような生徒たちに対してもひとしく活躍の機会を与えるような高校教育、大学教育への変化が必要であるというふうにも考えております。
このように、教育の質といっても一元的ではないんですが、とりわけ御質問の趣旨からは、人材養成にとって、我が国が必要とする人材養成にとっての教育の質といったものも、いかなる視点で捉えるかといったことも含めて、ここからが私は議論の本番だと思っておりますので、是非、全政党を挙げて、あるいは、この国には様々な高校や大学分野でイノベーションを起こしてきた方たちがたくさんいらっしゃいますので、そのような諸賢の知識や経験も集めた上での教育の質向上の方策というものを実現していただきたく存じます。
御質問ありがとうございました。
201
安住淳(立憲)
時間が来ました。
この発言のページ
202
河西宏一(公明)
時間が参りましたので、終わらせていただきます。大変にありがとうございました。
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203
安住淳(立憲)
次に、櫛渕万里さん。
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