泉房穂 (立憲民主党)

2026年4月1日・第221回国会 参議院 こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

続いて、この里親のテーマを進めるには、やっぱり施設の対応、大変重要です。私も明石市長時代、もっともっと里親という思いでやりましたけれども、実際上、やっぱり施設の方も、結局施設の運営を続けていくには子供の数が集まらないと運営費出ないわけですよ。施設としては、空きがあるよりは埋まった方が経営しやすい、運営しやすい面が本音ではあるわけです。行政職員の方も施設の方がリスクが少ないような気がしてしまうので、なかなか進みにくいんです。

この点はやっぱり、今ある施設、乳児院とか児童養護施設などに対する機能転換、いわゆるザ・入所施設ではなくて在宅支援をしていくとかいろんな形の相談機能を強化する形で、そこが運営を続けられる状況を含めて転換を図る必要がある。私としては是非、もう施設の運営費を子供の数に合わせてするのではなくて、その機能に応じて、ちゃんと里親を促進した施設の方がより支援が手厚くなるようなやっぱり予算配分の見直しを伴わないと、幾らきれい事を言っていても、リアリティーのある現場からすると、ただでさえ大変な職場で、子供たちと寄り添って頑張っている職員の待遇も考えたときに、なかなか、じゃ、里親どうぞとはなりにくいのが現実だと、私、市長のときに本当につぶさに感じました。

やっぱり、これは国が予算配分を見直してこそやっぱり目標としている二〇二九年度の七五%が達成できるのであって、それなくして、一年に一%、二%の向上でやっていますでは、やっぱり子供たち、家庭的なところで育ちたい子供いっぱいいますよ。それをするのはできることなので、繰り返し言います、できないことではなくて、もう既に国は十年前に抜本的な方針転換をしていて、十年たっているんです。遅々として進まないんです。ここでもう一回思い切った制度改正なり大きな変化が必要だと考えますが、いかがでしょうか。

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