人材の教育についてのお尋ねであったかと思います。
沼田先生おっしゃられるとおりでして、大人、いわゆる自分たちがイメージする大人という、そうですね、ここが最も難しいと思います。子供たちは純粋な気持ちのままで、ある一定の年齢からスタートいたしますとそのまま吸収していくわけで、ある意味、それがスタンダードということになろうかと思います。ただし、大人の場合はそれを、行動変容を起こさせなければならない、態度変容を起こさせなければならない。元々あったものを変えるという作業ですので、非常に難しい。
ただし、子供への防災教育というのは子供だけにとどまりません。この子供たちが受けて、防災教育で、しかも座学だけでなくフィールドワークで地域に出ていきますと、やっぱり小中学生が一生懸命防災の活動をやっていると腹を立てる地域の住民の皆様はいないわけでして、それが地域の防災を動かす力になります。
初めて防災教育を導入しようとした契機は、とにかく浸水区域にある小中学生の命を何とか守らなあかんということで防災教育を導入しましたが、数年たってみて少し地域の防災を振り返ったときに、ある意味、子供たちが主導して地域の防災を動かしているというそういう背景を見ますと、果たして防災教育というのは本当に子供たちの命を守っていたのか、あるいは子供たちに自分たちの命を守っていただくような人材になっていただくためのプロセスだったのかみたいな、そういったもう非常に複雑な背景がございます。
したがいまして、防災教育は、これも繰り返しになりますが、単純に防災の範囲内で収まるべきものではございませんで、しっかりと命と向き合ったり、他者への理解を深めることであったり、こういったことがしっかりとセットされた、そして、沼田先生からあったように、地域色がそこにしっかりと入っている、自分の教科書としてそれがきちんとすとんと落ちて読むことができる、そういったことが実際に先生から教育をいただける、こういったことが非常に肝要かと思います。
大人のところは、大人に直接アプローチをして行動変容を起こさそうとするというのは、恐らくまだ学界の方でも解を持っていないのではないかと思います。これから追求はしていかなければならないと思いますが、行動変容が起こらない大人でも、子供たちがその大人を動かすことはできます。したがって、防災教育というのはもう非常に重要です。
72栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
私は一月二日に石川県庁に入りました、能登半島地震のときですね。JVOADと石川県とは協定結んでいましたので、その辺はスムーズに受け入れていただいたというふうには理解しておりますが、民間は民間で一月一日からもう入ったNPOもありましたので。
JVOADとしては、その一月三日、四日かけて、衛星携帯電話と電源バッテリーを積んで、私は車で珠洲まで二往復しました。いつもならば二時間ぐらい行けるところが、三倍、四倍時間が掛かりました。渋滞していたんです。その渋滞の車列をつくったのは、私が見たのは自衛隊、消防、警察の車両です。人命救助で、それぞれが入られる理由は分か…
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73杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。貴重な意見をありがとうございます。
また、先ほどから何度も防災教育の大切さも出ていて、本当に知っていると知らないでは全然違うということが改めて分かるんですけれども、私自身、名古屋なので、かつて東海豪雨を経験して、本当にやっぱり自分が住んでいる町でもどこが実際低いのかもすら分からないんですよね。
あの日、夜、私自転車で帰ったんですけれども、なぜあの日自転車で帰ったのかというのは、やっぱり知らなかったから帰ったという、途中からやっぱりもう胸ぐらいまで水があって、とても自転車なんか乗れる状況じゃないんですけれども、やっぱりそういうこと…
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74沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
子供の教育に関しては学習指導要領というのがあると思うんですけれども、よく言われるのは、防災を義務教育の中にしっかり入れてとかというのがよく大学のその研究者の中でも言われるんですね。本当にそれって、じゃ、実際何をどこまで教えているんだろうかという、僕ら自身もよく分かっていないというのがあります。
なので、防災庁ができたら、その学習指導要領の中に本当に防災教育ってどういうものが入っているんだろうかと、それをちゃんと知っているべきものというのが何があるのか、かつ、全国一律ではなくて、その地域のやっぱり地域性というのがあると思う…
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- (上の発言)
75大大西勝也高知県黒潮町長
人材の教育についてのお尋ねであったかと思います。
沼田先生おっしゃられるとおりでして、大人、いわゆる自分たちがイメージする大人という、そうですね、ここが最も難しいと思います。子供たちは純粋な気持ちのままで、ある一定の年齢からスタートいたしますとそのまま吸収していくわけで、ある意味、それがスタンダードということになろうかと思います。ただし、大人の場合はそれを、行動変容を起こさせなければならない、態度変容を起こさせなければならない。元々あったものを変えるという作業ですので、非常に難しい。
ただし、子供への防災教育というのは子供だけにとどまりません。この子供たちが受けて、防災教育で、しかも座学だけでなくフィールドワークで地域に出ていきますと、やっぱり小中学生が一生懸命防災の活動をやっていると腹を立てる地域の住民の皆様はいないわけでして、それが地域の防災を動かす力になります。
初めて防災教育を導入しようとした契機は、とにかく浸水区域にある小中学生の命を何とか守らなあかんということで防災教育を導入しましたが、数年たってみて少し地域の防災を振り返ったときに、ある意味、子供たちが主導して地域の防災を動かしているというそういう背景を見ますと、果たして防災教育というのは本当に子供たちの命を守っていたのか、あるいは子供たちに自分たちの命を守っていただくような人材になっていただくためのプロセスだったのかみたいな、そういったもう非常に複雑な背景がございます。
したがいまして、防災教育は、これも繰り返しになりますが、単純に防災の範囲内で収まるべきものではございませんで、しっかりと命と向き合ったり、他者への理解を深めることであったり、こういったことがしっかりとセットされた、そして、沼田先生からあったように、地域色がそこにしっかりと入っている、自分の教科書としてそれがきちんとすとんと落ちて読むことができる、そういったことが実際に先生から教育をいただける、こういったことが非常に肝要かと思います。
大人のところは、大人に直接アプローチをして行動変容を起こさそうとするというのは、恐らくまだ学界の方でも解を持っていないのではないかと思います。これから追求はしていかなければならないと思いますが、行動変容が起こらない大人でも、子供たちがその大人を動かすことはできます。したがって、防災教育というのはもう非常に重要です。
76栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
私はもう五十か所以上の災害現場に携わってきたというのを申し上げましたが、その被災地から被災地責任という言葉が生まれています。それは、被災した者として次の災害のためにきちっと伝えていかなきゃいけない、教訓をきちっと伝えていく責任があるんだというような言葉です。そういう中で学校指導要領を幾ら変えても、知らない人が教えるわけですよ。やっぱり被災した人たち、それからそこに携わった人たちがリアル感を持って伝えていくということはすごく大事だと思っています。
なので、防災庁は伝承ということをしっかりとつなぎ止めていただく。それは、あの東日本大震災の学びは今度南海トラ…
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77杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
まだまだ聞きたいことたくさんあるんですが、時間になってしまったので、ここで今日は終わりたいと思います。ありがとうございました。
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仁比聡平(共産)
日本共産党の仁比聡平でございます。本当にありがとうございます。
私からは、栗田参考人からまずお尋ねしたいと思うんですけれども、珠洲の災害ボランティアセンターの御紹介があって、私も昨年夏にお訪ねさせていただいたときに、NPO、NGOの皆さんと社協の皆さん、そして市でコーディネートの大切な役割を果たしている県の皆さんがそろって様々な被災者のニーズを御紹介いただいたという姿に大変感銘を受けました。こうした取組が本当にどの自治体でも、どの被災地でも広がっていくならなというふうにも思ったんですが。
ちょっとそこでお尋ねしたいのは、奥能登の実情として、例えば、障…
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