主にその事後対応のことについてのお尋ねであったかと思いますが。
まず、被災地、主に東北ですけれども、東北の被災地の首長さんに十数年前に何人もお会いして、いろいろお伺いさせていただきますと、やはり事後対応、特に復旧とか復興フェーズになりますと、全て法律事項でございますから、ふだん自分たちが触れることのないような法律、あるいはふだん触れるような法律でもその特例運用ですね、こういったものの解釈がどこまでできるかというのは、残念ながら、大都市ではあるかもしれませんが、私たちのような一万人程度の町ではそういったナレッジ、知識の蓄積というのはございません。したがいまして、そういう解釈ができる人材がそばにいていただくことというのは大変重要でございまして、これは漏れなくもう被災地の首長の皆さん全てが言われます。
それからもう一つ、事前にやはりそういうトレーニングをやっぱりしておく必要があります。自分たちの力量不足をここで公表するようなもので大変恥ずかしいですけれども、そのトレーニングをする必要がございます。そのトレーニングを講じていただける主体として防災庁にリーダーシップを発揮いただきたい、専門家集団としてきちっと基礎自治体のトレーニングにも携わっていただきたい、これも当然言われていることでございますので、しっかりと進めていただけると思っています。
それから、質問中御指摘がございました、災害対策基本法の中では、やはり自治体のその責務といいますか、僕は少しちょっと過剰じゃないかなというのが印象でございます。黒潮町に住んでいる方々は、当然のことながら黒潮町民ですが、同様に高知県民であって、日本国民でございます。どこが主体性を持つのかというのは役割分担の話であって、責任論であるべきではないと僕は思っています。したがいまして、平時のコミュニケーションでどう防災力を向上していくのか、そのコーディネート役を防災庁にしっかりと担っていただきたいというのが意見でございます。
45大大西勝也高知県黒潮町長
行動変容についての御質問がございました。
今まさに内閣府の方でこの行動変容、国民の主体性醸成あるいは行動変容をどう起こすのかという勉強会がございまして、そこに参加をさせていただいておりますが、結論から言いますと、大変難しい問題です。少し例を出させていただきますと、例えば、発生頻度の高い土砂災害であったり、逃げていれば助かったのに避難行動を取れていなかったばっかりに残念ながら命を落とされたというケースが度々報道でもございますように、避難行動をどう促すのかというのは大きなテーマです。
ただ、冷静に考えてみますと、例えば、自分はもう五十年以上、人生生きてき…
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46栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
私は、今、黒潮町長言われたように、命というところがベースになるというふうに思っていて、それは皆さん同じだと思うんですけれども。
でも、その命を守るフェーズって二つあると思っていまして、一つは、事前防災によって防げる命。いわゆる阪神大震災とか今回の能登半島地震でも、多くの方が古い木造家屋の倒壊であったり、室内の安全対策であったり、東日本大震災、これから訪れる南海トラフもそうですが、溺死が九割超えた。こういうことで、事前に耐震化を図っていくとか事前にやっぱり避難訓練を徹底して早期避難をしないともう難しいというようなことが過去の災害の事例。ところが、そのもう…
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47佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございます。皆様方より大変示唆に富むお話を頂戴し、ありがとうございます。
重ねて、この防災庁は、発災時の対応から復旧復興まで一貫した災害対応の司令塔となるということも目的にしているところであります。
大西参考人にお伺いをできればと思うんですけれども、今の災害対策基本法ですと、基本的な復旧復興は、先ほどもお話にあった基礎自治体の皆様が担われるわけですけれども、他方で、防災庁としてもこの減災・防災、また復旧復興というところまでしっかり伴走する体制もつくっていかなければならないのではないかというふうに思うんですが、そういう観点でこの防災庁に求める…
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- (上の発言)
48大大西勝也高知県黒潮町長
主にその事後対応のことについてのお尋ねであったかと思いますが。
まず、被災地、主に東北ですけれども、東北の被災地の首長さんに十数年前に何人もお会いして、いろいろお伺いさせていただきますと、やはり事後対応、特に復旧とか復興フェーズになりますと、全て法律事項でございますから、ふだん自分たちが触れることのないような法律、あるいはふだん触れるような法律でもその特例運用ですね、こういったものの解釈がどこまでできるかというのは、残念ながら、大都市ではあるかもしれませんが、私たちのような一万人程度の町ではそういったナレッジ、知識の蓄積というのはございません。したがいまして、そういう解釈ができる人材がそばにいていただくことというのは大変重要でございまして、これは漏れなくもう被災地の首長の皆さん全てが言われます。
それからもう一つ、事前にやはりそういうトレーニングをやっぱりしておく必要があります。自分たちの力量不足をここで公表するようなもので大変恥ずかしいですけれども、そのトレーニングをする必要がございます。そのトレーニングを講じていただける主体として防災庁にリーダーシップを発揮いただきたい、専門家集団としてきちっと基礎自治体のトレーニングにも携わっていただきたい、これも当然言われていることでございますので、しっかりと進めていただけると思っています。
それから、質問中御指摘がございました、災害対策基本法の中では、やはり自治体のその責務といいますか、僕は少しちょっと過剰じゃないかなというのが印象でございます。黒潮町に住んでいる方々は、当然のことながら黒潮町民ですが、同様に高知県民であって、日本国民でございます。どこが主体性を持つのかというのは役割分担の話であって、責任論であるべきではないと僕は思っています。したがいまして、平時のコミュニケーションでどう防災力を向上していくのか、そのコーディネート役を防災庁にしっかりと担っていただきたいというのが意見でございます。
49佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございます。
最後に、沼田参考人にお伺いをできればと思います。
先ほど、提案の九のところにも、デザインというところのお話をいただきました。冒頭の御発言のところでも、自分の行動がどういうふうに結び付いているのかが、結び付いていくことが大切であるというお話もいただきましたけれども、このデザイン、防災のデザインという部分も含めて、分かりやすく皆さんに知っていただくことということが、視認性もそうですし、それがどういう行動に結び付いているのかということが分かるということがどういうふうに、済みません、ちょっと抽象的な御質問になってあれなんですけれども、…
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50沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
そのデザインというので、まずは僕は、子供のことを考えると、格好いいとか、防災庁の職員になりたいなとか、うちの大学生の学生も防災庁入りたいとかという人もいるんです、先生どうにかならないのとかと言われて、でもまあ、この前、説明会あるよとかというので。やっぱり、そういう憧れで防災庁に入りたいとかという子供が増えてくれたらいいなと思います。
一方で、地域の人も、防災庁の職員が来たと、そうすると、何か防災を、何か彼ら頑張っているし、私たちもやろうというふうに、何か見た目で引っ張るというその格好よさというのがあるかなと思います。その…
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51佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございました。以上で終わります。
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