御質問ありがとうございます。
その事前防災についてですけれども、私は、一番やっぱり防災庁ができて期待したいなというのは土地利用で、やはり、防災対策で事前に津波を守るために防潮堤を建設しましょうとか、さっきの津波避難タワーとか、ああいうものって寿命があるんですよね。コンクリートも、ちゃんとメンテナンスしても、まあもっても百年、百年もたないものも多いと思います。そのときに、やはり土地利用をどういうふうに進めるのかというのは大きなテーマだと思います。やはり、危ないところに住んでいて安全な場所に住むというのは、多分、日本人で普通に防災教育を少しでも勉強していたら、その解決策って多分知っていると思うんですね。でも、それをどう実現したらいいかが分からないし、そんな今住んでいるところを移転する、引っ越すって、なかなかそう簡単にはできない。事前防災のやっぱりポイントは、その土地利用をどうするかが私は一つの大きなポイントかなと思っています。
それと、やはり田舎行くと、高齢者、おじいちゃん、おばあちゃん、独り暮らししていたりとかというのがあります。やはり、そういうところに福祉の方とかが、もしですよ、家庭に訪問しているんであれば、そこで防災のことも一緒に点検をしてあげる。あの家具危ないねとか、何かあったときにここに連絡するんだよとかということを、少し防災のことを一緒に考えてあげるような、福祉とセットにしてあげるというのも日常的には大事かなと思います。
そしてあと、良き心、良心にということで考えると、SDGsとか地球環境の問題というのは、私は環境に配慮してCO2削減で地球に貢献したい、そのためにごみの分別するとか、ペットボトル集めるとか、SDGsのバッジ付けるとかというのって、具体的にどんな自分の行動が効果があるか分からないんですよね。ただ、それって、私って地球に何か貢献しているんだという、あの地球の絵に自分の行動がリンクしているから行動に移せる。
でも、防災って別に、引っ越しました、耐震補強しました、備蓄しました、何とかしましたといっても、何に貢献しているのか分からない。あくまでも自分、自己的な満足で落とし込まれると思うんです。それを利他的にとか、社会にとか、地球にというところに結び付けてあげる何かSDGsのような仕掛けがあると、私が何か少し防災のことしたら地球に貢献しているんだという、そういう何か良き心、良心に訴えるようなことも防災庁が少し、具体的な制度的な介入ではないですけれども、そういう文化をつくるというのもあるかなとは思っています。
41栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
ありがとうございます。
まず、ボランティア、ボランティア精神をやっぱり国民全体で上げていかなきゃいけないというのがあって、私は、災害時にそういうボランティア活動を始めるということ、ボランティア活動を始める方はたくさんいらっしゃるので、何かボランティアというとちょっと垣根が高いというか、ちょっと飛び込んでいくには、だから、老人ホームに行ってみましょうとかそういう話にならないので、やっぱり災害現場というのはそういう少し気軽にみんな行きやすいというイメージを持って、そういうムードをどんどん広げていくべきだなと、そういうボランタリー精神の、それでもうそこを自分…
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42原原田秀一(国民)
貴重な御意見ありがとうございました。また私もしっかり勉強して、これからの防災庁、しっかりと質疑もして支援していきたいというふうに思っておりますので、時間が参りましたので質問を終わります。
ありがとうございました。
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43佐佐々木雅文(公明)
公明党の佐々木雅文です。
本日は、参考人の先生方におかれましては、御多用のところにもかかわらず、また遠いところにもかかわらずお運びをいただきましたこと、また貴重なお話を頂戴いたしましたこと、心より御礼と感謝を申し上げます。
現在、議題となっていますこの防災庁設置法案でありますけれども、この防災庁は、大規模災害に対する事前防災を推進するということが大きな目的の一つとなっております。私も、この災害発生後に救えなかった命という言葉をなくしていくためにも事前防災に注力していくということが大変重要であると、このように考えております。
これまでも、国や各自治体…
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- (上の発言)
44沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
その事前防災についてですけれども、私は、一番やっぱり防災庁ができて期待したいなというのは土地利用で、やはり、防災対策で事前に津波を守るために防潮堤を建設しましょうとか、さっきの津波避難タワーとか、ああいうものって寿命があるんですよね。コンクリートも、ちゃんとメンテナンスしても、まあもっても百年、百年もたないものも多いと思います。そのときに、やはり土地利用をどういうふうに進めるのかというのは大きなテーマだと思います。やはり、危ないところに住んでいて安全な場所に住むというのは、多分、日本人で普通に防災教育を少しでも勉強していたら、その解決策って多分知っていると思うんですね。でも、それをどう実現したらいいかが分からないし、そんな今住んでいるところを移転する、引っ越すって、なかなかそう簡単にはできない。事前防災のやっぱりポイントは、その土地利用をどうするかが私は一つの大きなポイントかなと思っています。
それと、やはり田舎行くと、高齢者、おじいちゃん、おばあちゃん、独り暮らししていたりとかというのがあります。やはり、そういうところに福祉の方とかが、もしですよ、家庭に訪問しているんであれば、そこで防災のことも一緒に点検をしてあげる。あの家具危ないねとか、何かあったときにここに連絡するんだよとかということを、少し防災のことを一緒に考えてあげるような、福祉とセットにしてあげるというのも日常的には大事かなと思います。
そしてあと、良き心、良心にということで考えると、SDGsとか地球環境の問題というのは、私は環境に配慮してCO2削減で地球に貢献したい、そのためにごみの分別するとか、ペットボトル集めるとか、SDGsのバッジ付けるとかというのって、具体的にどんな自分の行動が効果があるか分からないんですよね。ただ、それって、私って地球に何か貢献しているんだという、あの地球の絵に自分の行動がリンクしているから行動に移せる。
でも、防災って別に、引っ越しました、耐震補強しました、備蓄しました、何とかしましたといっても、何に貢献しているのか分からない。あくまでも自分、自己的な満足で落とし込まれると思うんです。それを利他的にとか、社会にとか、地球にというところに結び付けてあげる何かSDGsのような仕掛けがあると、私が何か少し防災のことしたら地球に貢献しているんだという、そういう何か良き心、良心に訴えるようなことも防災庁が少し、具体的な制度的な介入ではないですけれども、そういう文化をつくるというのもあるかなとは思っています。
45大大西勝也高知県黒潮町長
行動変容についての御質問がございました。
今まさに内閣府の方でこの行動変容、国民の主体性醸成あるいは行動変容をどう起こすのかという勉強会がございまして、そこに参加をさせていただいておりますが、結論から言いますと、大変難しい問題です。少し例を出させていただきますと、例えば、発生頻度の高い土砂災害であったり、逃げていれば助かったのに避難行動を取れていなかったばっかりに残念ながら命を落とされたというケースが度々報道でもございますように、避難行動をどう促すのかというのは大きなテーマです。
ただ、冷静に考えてみますと、例えば、自分はもう五十年以上、人生生きてき…
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46栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
私は、今、黒潮町長言われたように、命というところがベースになるというふうに思っていて、それは皆さん同じだと思うんですけれども。
でも、その命を守るフェーズって二つあると思っていまして、一つは、事前防災によって防げる命。いわゆる阪神大震災とか今回の能登半島地震でも、多くの方が古い木造家屋の倒壊であったり、室内の安全対策であったり、東日本大震災、これから訪れる南海トラフもそうですが、溺死が九割超えた。こういうことで、事前に耐震化を図っていくとか事前にやっぱり避難訓練を徹底して早期避難をしないともう難しいというようなことが過去の災害の事例。ところが、そのもう…
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47佐佐々木雅文(公明)
ありがとうございます。皆様方より大変示唆に富むお話を頂戴し、ありがとうございます。
重ねて、この防災庁は、発災時の対応から復旧復興まで一貫した災害対応の司令塔となるということも目的にしているところであります。
大西参考人にお伺いをできればと思うんですけれども、今の災害対策基本法ですと、基本的な復旧復興は、先ほどもお話にあった基礎自治体の皆様が担われるわけですけれども、他方で、防災庁としてもこの減災・防災、また復旧復興というところまでしっかり伴走する体制もつくっていかなければならないのではないかというふうに思うんですが、そういう観点でこの防災庁に求める…
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