御質問ありがとうございます。
日本版ICSというのも必要だと思っています。これも、日本版ICSと言うと、ちょっと言い方をやっぱりちゃんと防災庁が独自のものを考えた方がいいと思います。日本版というものはやっぱりちょっと避けたい、日本独自の何かをつくり上げたいと思っています。
ICSというと、アメリカもそうなんですけれども、アジアへ行くと大体ICS、うちの国はICSだというふうに言うんですよね。だから、アメリカだけではなくて、アジアとかほかの国でも今ICSという言葉を使っています。やっぱりそういう言葉がみんなで共通なものを使えるということは、ICSに従って対応できるというそういう準備があるんだよということのメッセージだと思っているんですね。
じゃ、日本版ICSがどうつくるのかというのと、じゃ、できた後何がいいのかというと、今、ボランティア団体とかいろんな方が応援に来られます。そのときに、私は何やったらいいんでしょうかということで、今私は四十七種類の業務という視点なんですけれども、じゃ、業務をどういう体制でやったらいいんでしょうかということだと思うんですね。そうすると、やることは決まっているんだけど、組織の中のどこの位置でどういう仕事をしたらいいんだろうということが、ICSのような考え方ができるとセットでできると思います。
現場に今いっぱいいろんな人が来ます。でも、それぞれ後ろに、神戸市、熊本市、何とか市というユニホームを着て、それぞれの組織で座っているんですよね。そうではなくて、私は避難所運営、私は何とか担当だったら、そこに座る。
イタリアがいろんな、イタリアが別にパーフェクトじゃないですけど、イタリアが、関心を持った、いいなと思ったのは、機能がもう決まっているんですよね。なので、私はこの担当でここに行きますということで決まっています。別に自分がどこの出身かは関係ないんですよね。
ということで、ICSみたいなそういう組織の決まりができると、いろんな応援がスムーズにできる。そうすると、地元の自治体の被災者でもある職員がやらなくてもいいものというのも整理できるわけです。
じゃ、そのプロトコルを作るときの課題、課題というのは何かというと、やはり今まではもう市町村がそれぞれ独自で頑張っていると。終わってから、ああ、もう大変だったというので、やっと復興のフェーズで少し町づくりというタイミングになる。そうするとまた余裕がなくなる。そのときに、じゃ、あのときの災害どうだったこうだったって検証するレビューというのがなかなかできない。だから、それを防災庁がしっかりとレビューをして、あのときの対応こうだったよねというのでしっかりレビューをするというところも防災庁の役割だと思っています。それを、じゃ、次のICSの改善にどうしたらいいかというふうに使うということかなと思っています。
なので、防災庁に期待するのは、やはりそういったレビューをしっかりやって、プロトコルの見直しを常に繰り返すということかなと思っています。
34原原田秀一(国民)
国民民主党・新緑風会の原田秀一です。
本日は、参考人の皆様からそれぞれ大変示唆に富む御意見をいただきまして、誠にありがとうございます。
今回の防災庁設置法案については、単なる看板の掛け替えにとどまらず、我が国が災害対応を本当に変えることができるのかが問われていると考えています。その観点から、まず沼田参考人にお伺いいたします。
参考人は、災害対応について体系化、標準化していくこと、そして適切な教育訓練を受けた実践人材を配置し役割を与えることの重要性をお話しされたと受け止めました。私は、政府の強調する防災庁の司令塔機能が各省庁の調整にとどまってしまうの…
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35沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
司令塔としては、やはり人、物、金をしっかりと自分で判断して決断する、そのための現場での振る舞いというのが大事だと思っています。
特に、防災庁が力を発揮するのは大規模災害だと思いますけれども、現状では、避難所運営、住宅の住家被害認定調査、罹災証明書を出すものというのが、それぞれ自治体で人を集める、どんな大きな災害であっても基礎自治体で人を集めなきゃいけない。でも、それが、国が、もう全国から、避難所運営できる専門人材を抱えている、名簿を持っている、住家被害認定調査、罹災証明書を出せる、建物を見れる専門集団を防災庁が人を持って…
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36原原田秀一(国民)
貴重な御意見、ありがとうございます。
引き続き沼田参考人に、ICSについて伺います。
災害対応の標準化に当たり、プロトコルの共通化も非常におっしゃられたように重要なことだと考えています。米国では、ICS、インシデントコマンドシステムという考えが定着して、現場のマネジメントを標準化して、各主体が共通のプロトコルで連携できる基盤が整っていると思います。
米国と日本では災害の対応の体系が違うので、米国のICSをそのまま導入できるわけではないとは考えます。しかし、多様な主体が入り交じる日本の災害の現場でも、非常に共通の指揮や調整でしたり共通の情報共有の仕組…
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- (上の発言)
37沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
日本版ICSというのも必要だと思っています。これも、日本版ICSと言うと、ちょっと言い方をやっぱりちゃんと防災庁が独自のものを考えた方がいいと思います。日本版というものはやっぱりちょっと避けたい、日本独自の何かをつくり上げたいと思っています。
ICSというと、アメリカもそうなんですけれども、アジアへ行くと大体ICS、うちの国はICSだというふうに言うんですよね。だから、アメリカだけではなくて、アジアとかほかの国でも今ICSという言葉を使っています。やっぱりそういう言葉がみんなで共通なものを使えるということは、ICSに従って対応できるというそういう準備があるんだよということのメッセージだと思っているんですね。
じゃ、日本版ICSがどうつくるのかというのと、じゃ、できた後何がいいのかというと、今、ボランティア団体とかいろんな方が応援に来られます。そのときに、私は何やったらいいんでしょうかということで、今私は四十七種類の業務という視点なんですけれども、じゃ、業務をどういう体制でやったらいいんでしょうかということだと思うんですね。そうすると、やることは決まっているんだけど、組織の中のどこの位置でどういう仕事をしたらいいんだろうということが、ICSのような考え方ができるとセットでできると思います。
現場に今いっぱいいろんな人が来ます。でも、それぞれ後ろに、神戸市、熊本市、何とか市というユニホームを着て、それぞれの組織で座っているんですよね。そうではなくて、私は避難所運営、私は何とか担当だったら、そこに座る。
イタリアがいろんな、イタリアが別にパーフェクトじゃないですけど、イタリアが、関心を持った、いいなと思ったのは、機能がもう決まっているんですよね。なので、私はこの担当でここに行きますということで決まっています。別に自分がどこの出身かは関係ないんですよね。
ということで、ICSみたいなそういう組織の決まりができると、いろんな応援がスムーズにできる。そうすると、地元の自治体の被災者でもある職員がやらなくてもいいものというのも整理できるわけです。
じゃ、そのプロトコルを作るときの課題、課題というのは何かというと、やはり今まではもう市町村がそれぞれ独自で頑張っていると。終わってから、ああ、もう大変だったというので、やっと復興のフェーズで少し町づくりというタイミングになる。そうするとまた余裕がなくなる。そのときに、じゃ、あのときの災害どうだったこうだったって検証するレビューというのがなかなかできない。だから、それを防災庁がしっかりとレビューをして、あのときの対応こうだったよねというのでしっかりレビューをするというところも防災庁の役割だと思っています。それを、じゃ、次のICSの改善にどうしたらいいかというふうに使うということかなと思っています。
なので、防災庁に期待するのは、やはりそういったレビューをしっかりやって、プロトコルの見直しを常に繰り返すということかなと思っています。
38原原田秀一(国民)
ありがとうございます。
次に、大西参考人に伺います。
南海トラフ巨大地震の極めて厳しい被害想定を受けて、黒潮町では、参考人のリーダーシップの下、町民、職員一丸となった取組によって防災の先進地と言われているほどの成果を上げられていますことにまずは敬意を表します。
防災庁の設置法案では、国の司令塔機能の強化が掲げられています。しかし、実際の災害対応の現場を担うのは引き続き基礎自治体であります。今日、全国の多くの自治体が人口減少、職員不足、専門人材不足に直面しております。黒潮町のような取組を全国に広げていくには、自治体任せでは限界があるのではないのかとい…
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39大大西勝也高知県黒潮町長
防災庁に対する期待でございますけれども、これまでるるございましたように、災害大国にある以上、防災としての司令塔の機能が強化されるというのは、これはもうあるべき姿でございまして、まずそこが第一でございます。
本来は、できるべきことは基礎自治体がやるべきだというのが僕の考えです。つまり、内製化を進めることによる経験値の蓄積だとか、そういったものをやっぱり自分たちも自分たちとして蓄積はしていかなければならない。ただし、確率論ではございませんが、黒潮町が何かの災害を受ける可能性というのは、もう恐らく大規模でありますと数十年単位、数十年に一度とか、あるいは土砂災…
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40原原田秀一(国民)
貴重な御意見ありがとうございました。
次に、栗田参考人にお伺いいたします。
時間がないので簡単に質問させていただきますが、ボランティアというのが、ますますこの時代、これからもですけれども、地方の消防団の方とかは非常に人数が減ってきている状況の中で、ボランティアの方が防災を手伝っていただく、そこがもう主要な戦力になっていくというのが非常に重大な、ますます重大になっているというところであるんですけれども、そのそういったボランティアの方とNPOの方について、そこも防災庁が何らかの支援なり発災時の連携なりというところでやる必要があるのかと思っているんですが、…
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