国民民主党・新緑風会の原田秀一です。
本日は、参考人の皆様からそれぞれ大変示唆に富む御意見をいただきまして、誠にありがとうございます。
今回の防災庁設置法案については、単なる看板の掛け替えにとどまらず、我が国が災害対応を本当に変えることができるのかが問われていると考えています。その観点から、まず沼田参考人にお伺いいたします。
参考人は、災害対応について体系化、標準化していくこと、そして適切な教育訓練を受けた実践人材を配置し役割を与えることの重要性をお話しされたと受け止めました。私は、政府の強調する防災庁の司令塔機能が各省庁の調整にとどまってしまうのではないかという懸念を持っております。
我が国は、基礎自治体が災害対応の第一次的な主体であって、過去の災害では未経験かつ過大な負荷が基礎自治体に掛かってきました。また、現場では、消防、警察、自衛隊、医療、福祉、NPO、ボランティア、民間事業など多様な方々が現場に入るものの、それぞれの役割や連携、情報共有などが十分に整理されず、混乱を生じてきたと思います。
国難級の災害に対応するためには、災害対応を体系化し、標準化し、各主体の役割とプロトコルを整理して、平時から訓練やシミュレーションを重ねることが重要だと考えています。それは国の内部だけではなくて、自治体の担う部分や民間、NPO、ボランティアの担う部分までを含めた部分でありまして、ここに指導力を発揮することこそが司令塔たる防災庁の重要任務の、最重要任務の一つであると考えております。
そこで、お伺いさせていただきます。
参考人は、司令塔たる防災庁が担うべき役割、機能をどのようにお考えでしょうか。先ほどの質問の観点からお伺いできればと思います。
31小小沢雅仁(立憲)
ありがとうございます。
もう時間が参りましたが、最後に栗田参考人、ちょっとお伺いしたいんですが、資料の九ページの災害中間支援組織ですね、私の地元である山梨県が設置されていないんですけれど、この設置されていないところの何かなかなか難しい理由などがあったら、ちょっと簡潔にお聞かせをいただけたら有り難いと思います。
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32栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
そもそも中間支援組織というそのイメージがなかなか定着していなくて、NPOのジャンルの中には中間支援組織ってあるんです。でも、それとはイコールじゃなくて、いわゆる市民活動センターとかあるじゃないですか、ああいうのが災害中間支援組織なんですけど、災害に特化したことをやる災害中間支援組織ということをやっていただく県内のNPOがなかなか見付からないとか、そういうやっぱり事情は都道府県ごとに異なると思っています。
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33小小沢雅仁(立憲)
ありがとうございました。
終わります。ありがとうございました。
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- (上の発言)
34原原田秀一(国民)
国民民主党・新緑風会の原田秀一です。
本日は、参考人の皆様からそれぞれ大変示唆に富む御意見をいただきまして、誠にありがとうございます。
今回の防災庁設置法案については、単なる看板の掛け替えにとどまらず、我が国が災害対応を本当に変えることができるのかが問われていると考えています。その観点から、まず沼田参考人にお伺いいたします。
参考人は、災害対応について体系化、標準化していくこと、そして適切な教育訓練を受けた実践人材を配置し役割を与えることの重要性をお話しされたと受け止めました。私は、政府の強調する防災庁の司令塔機能が各省庁の調整にとどまってしまうのではないかという懸念を持っております。
我が国は、基礎自治体が災害対応の第一次的な主体であって、過去の災害では未経験かつ過大な負荷が基礎自治体に掛かってきました。また、現場では、消防、警察、自衛隊、医療、福祉、NPO、ボランティア、民間事業など多様な方々が現場に入るものの、それぞれの役割や連携、情報共有などが十分に整理されず、混乱を生じてきたと思います。
国難級の災害に対応するためには、災害対応を体系化し、標準化し、各主体の役割とプロトコルを整理して、平時から訓練やシミュレーションを重ねることが重要だと考えています。それは国の内部だけではなくて、自治体の担う部分や民間、NPO、ボランティアの担う部分までを含めた部分でありまして、ここに指導力を発揮することこそが司令塔たる防災庁の重要任務の、最重要任務の一つであると考えております。
そこで、お伺いさせていただきます。
参考人は、司令塔たる防災庁が担うべき役割、機能をどのようにお考えでしょうか。先ほどの質問の観点からお伺いできればと思います。
35沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
司令塔としては、やはり人、物、金をしっかりと自分で判断して決断する、そのための現場での振る舞いというのが大事だと思っています。
特に、防災庁が力を発揮するのは大規模災害だと思いますけれども、現状では、避難所運営、住宅の住家被害認定調査、罹災証明書を出すものというのが、それぞれ自治体で人を集める、どんな大きな災害であっても基礎自治体で人を集めなきゃいけない。でも、それが、国が、もう全国から、避難所運営できる専門人材を抱えている、名簿を持っている、住家被害認定調査、罹災証明書を出せる、建物を見れる専門集団を防災庁が人を持って…
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36原原田秀一(国民)
貴重な御意見、ありがとうございます。
引き続き沼田参考人に、ICSについて伺います。
災害対応の標準化に当たり、プロトコルの共通化も非常におっしゃられたように重要なことだと考えています。米国では、ICS、インシデントコマンドシステムという考えが定着して、現場のマネジメントを標準化して、各主体が共通のプロトコルで連携できる基盤が整っていると思います。
米国と日本では災害の対応の体系が違うので、米国のICSをそのまま導入できるわけではないとは考えます。しかし、多様な主体が入り交じる日本の災害の現場でも、非常に共通の指揮や調整でしたり共通の情報共有の仕組…
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37沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
日本版ICSというのも必要だと思っています。これも、日本版ICSと言うと、ちょっと言い方をやっぱりちゃんと防災庁が独自のものを考えた方がいいと思います。日本版というものはやっぱりちょっと避けたい、日本独自の何かをつくり上げたいと思っています。
ICSというと、アメリカもそうなんですけれども、アジアへ行くと大体ICS、うちの国はICSだというふうに言うんですよね。だから、アメリカだけではなくて、アジアとかほかの国でも今ICSという言葉を使っています。やっぱりそういう言葉がみんなで共通なものを使えるということは、ICSに従っ…
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