二点御質問をいただきました。
まず、教育者の育成についてでございます。
防災教育マニュアルというのを自分たちで策定をいたしておりますけれども、こちら、釜石の奇跡で有名になられました片田先生に御監修いただきながら、一年間掛けて、実際に学校におられる防災担当者、あるいは学校の校長先生、教頭先生を数度交えて、そのマニュアル作りからスタートをいたしました、もう十数年前のことですけれども。なので、防災教育者、いわゆる生徒に直接施す教師の育成というのは、ある意味そこが肝と言っても恐らく間違いないんじゃないかなと思っていまして、なので、学校現場で防災教育を施す先生方とのコミュニケーションというのは自分たちも物すごく大切にしています。
ただ、有り難いのは、そもそも先生になられる方は、子供たちのことが大好きで子供たちの命を守りたいという、もうそもそものマインドがございますから、しっかりとした効果的かつ効率的な教育のためのカリキュラム作りを自らが参画して策定すること、これで防災教育者の育成というのは一つクリアできるのではないかなと思っています。
それから、観光客についてのお尋ねございました。
現在、おっしゃられるとおり、黒潮町、自分たちも自慢なんですけれども、長さ四キロの砂浜がございまして、そこには多くのサーファーの皆さんが一年中訪れていただいております。じゃ、その方たちが、いざというとき、どおんと地震が起こって想定のような津波ががあんと来たときに命が確保できるかというと、現実的には無理です。しかしながら、じゃ、それをもって、例えばそのビーチでの様々な活動であったりとか、あるいは魚釣りが大好きな方もいます、そういった方も絶対津波からは逃げられない。でも、そういうことを全て排除していくのかとなると、自分たちはそういう選択をしなかったということでございます。
したがって、できることに限りはございますが、例えば町内、よく観光客の方が御利用される施設ですね、道の駅でありますとか飲食店でありますとか、そういうところには黒潮町の防災のガイドブック、これ外国語を幾つか、英語だけではなくてそのほかの外国語も表記したものを常置させていただいていたり、町内には技能実習生等もかなりおられまして、その技能実習生向けの防災講演とかも、これ残念ながら日本語でになるんですけれども、やらせていただいています。
したがいまして、自分たちは、ゼロか一〇〇かの話ではなくて、どこまでリスクを許容できるかというところに主眼を置いておかないと、恐らく極論になってしまって日常の生活がままならないということになろうかと思いますので、自分たちは一生懸命防災もやりますけれども、やっぱりこの海という最大の観光資源を使った観光にもしっかりと力を入れていく、そして、できることに限りはございますが、観光客の安全性の確保についても努力をしていくという姿勢でございます。
9栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
ごめんなさい。
以上でございます。ありがとうございました。
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下野六太(公明)
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
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11脇脇雅昭(自民)
自由民主党の脇雅昭でございます。
本日は、三人の参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重な知見をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございます。
私、かつて神奈川県におきまして、コロナ対策本部の中枢として危機管理の最前線で仕事をさせていただきました。当時、ダイヤモンド・プリンセス号への対応や国内初の市中感染者の確認など、神奈川は常に危機の最前線でありました。その中で痛感したのは、参考人の先生方からもありましたけれども、今何が起きているか、そして、その病室ですとかマスクを始めとしたどれだけリソースが足りていないかという現状の把握をいかに迅速かつ正確に行い、…
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- (上の発言)
12大大西勝也高知県黒潮町長
二点御質問をいただきました。
まず、教育者の育成についてでございます。
防災教育マニュアルというのを自分たちで策定をいたしておりますけれども、こちら、釜石の奇跡で有名になられました片田先生に御監修いただきながら、一年間掛けて、実際に学校におられる防災担当者、あるいは学校の校長先生、教頭先生を数度交えて、そのマニュアル作りからスタートをいたしました、もう十数年前のことですけれども。なので、防災教育者、いわゆる生徒に直接施す教師の育成というのは、ある意味そこが肝と言っても恐らく間違いないんじゃないかなと思っていまして、なので、学校現場で防災教育を施す先生方とのコミュニケーションというのは自分たちも物すごく大切にしています。
ただ、有り難いのは、そもそも先生になられる方は、子供たちのことが大好きで子供たちの命を守りたいという、もうそもそものマインドがございますから、しっかりとした効果的かつ効率的な教育のためのカリキュラム作りを自らが参画して策定すること、これで防災教育者の育成というのは一つクリアできるのではないかなと思っています。
それから、観光客についてのお尋ねございました。
現在、おっしゃられるとおり、黒潮町、自分たちも自慢なんですけれども、長さ四キロの砂浜がございまして、そこには多くのサーファーの皆さんが一年中訪れていただいております。じゃ、その方たちが、いざというとき、どおんと地震が起こって想定のような津波ががあんと来たときに命が確保できるかというと、現実的には無理です。しかしながら、じゃ、それをもって、例えばそのビーチでの様々な活動であったりとか、あるいは魚釣りが大好きな方もいます、そういった方も絶対津波からは逃げられない。でも、そういうことを全て排除していくのかとなると、自分たちはそういう選択をしなかったということでございます。
したがって、できることに限りはございますが、例えば町内、よく観光客の方が御利用される施設ですね、道の駅でありますとか飲食店でありますとか、そういうところには黒潮町の防災のガイドブック、これ外国語を幾つか、英語だけではなくてそのほかの外国語も表記したものを常置させていただいていたり、町内には技能実習生等もかなりおられまして、その技能実習生向けの防災講演とかも、これ残念ながら日本語でになるんですけれども、やらせていただいています。
したがいまして、自分たちは、ゼロか一〇〇かの話ではなくて、どこまでリスクを許容できるかというところに主眼を置いておかないと、恐らく極論になってしまって日常の生活がままならないということになろうかと思いますので、自分たちは一生懸命防災もやりますけれども、やっぱりこの海という最大の観光資源を使った観光にもしっかりと力を入れていく、そして、できることに限りはございますが、観光客の安全性の確保についても努力をしていくという姿勢でございます。
13脇脇雅昭(自民)
ありがとうございます。是非一度、黒潮町に伺わせていただければと思っております。ありがとうございます。
次に、沼田先生にお伺いできればと思います。
この全国の消防や救急にすばらしい技術があるのは、まさに毎日の訓練のたまものであると考えております。一方で、一般の行政職員は災害時に突如未知の業務をこなさなければなりません。沼田先生が取り組まれているまさに型を身に付けるというアプローチは、まさにこのギャップを埋める解決策だと理解しております。
本法案は防災大学校や防災局の設置が盛り込まれておりますけれども、これらが単なる形式的な研修に終わらず、一般の行政職…
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14沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
資料八にあったような内容なんですけれども、実効性を持たせるためには、やはり体験をする、実際やってみるということが大事だと思っています。
今、私も、総務省のGADMのマネジメント支援員の講師をやったりとかというのも何年もやっているんですけれども、あれも基本、座学だけなんですよね。なので、本部運営をしっかりやる、いろんな混乱した情報を与えて、どういうふうに物事を考えるのか、どういう手順でそれを処理していくのかという、そういう過程をやっぱり学んでもらうということで、体験を入れるというのが大事だと思っています。
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15脇脇雅昭(自民)
ありがとうございます。まさにその座学だけじゃなくて、やっていく上ではその教育カリキュラムをしっかりと整えていく必要がある、まさにその防災大学校をつくる上でもその視点を大事にしていきたいと思っております。
最後に、民間ネットワークの要として官民連携を推進されてきました栗田参考人にお伺いできればと思います。
本法案で基本理念に追加される被災者の良好な生活環境の確保、これを確実に社会実装する上で、市町村や都道府県の枠を越えて移動する広域避難者への対応、これは本当に非常に大事な課題だと思っております。
おっしゃったように、この住民自身が育っていくという、住…
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