自由民主党の脇雅昭でございます。
本日は、三人の参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重な知見をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございます。
私、かつて神奈川県におきまして、コロナ対策本部の中枢として危機管理の最前線で仕事をさせていただきました。当時、ダイヤモンド・プリンセス号への対応や国内初の市中感染者の確認など、神奈川は常に危機の最前線でありました。その中で痛感したのは、参考人の先生方からもありましたけれども、今何が起きているか、そして、その病室ですとかマスクを始めとしたどれだけリソースが足りていないかという現状の把握をいかに迅速かつ正確に行い、限られたリソースを最適に配置するかというオペレーションの成否がそのまま命に直結するという重たい現実でございました。また、応援に来てくださる外部の専門家や民間セクターの方々と組織を動かす行政職員、この外と中をつなぐ存在の重要性も身をもって知ったところでございます。
今日の参考人の方々のお話を当時の経験に重ね合わせて伺っておりましたけれども、こうした経験も踏まえつつ、本日は、防災庁設置法案が掲げる理念や、組織が確実に機能していくために何を大事にしていかなければならないか、参考人の皆様の御知見をいただければと思っております。
まず、現場のトップとして地域防災を牽引されてこられた大西町長に伺わせていただきます。
本法案では、改正により、科学的なリスク評価に基づく事前防災を基本理念に追加することとされております。先ほど町長もおっしゃっておりましたけれども、そのときに国が厳しい科学的データを提示するだけだと、その内容が厳しいが余りに住民の避難諦めを招くことなく実効性ある事前防災へと確実につなげるためには、やはりコミュニケーションデザイン、そして特に防災教育が重要である、そのお話を伺ったところでございます。その際の防災教育の教育者側の育成をどのように進められておられるのか、お聞かせいただければと思います。
もう一点でございますけれども、私はまだ黒潮町伺ったことないんですけれども、ホエールウォッチングですとか砂浜美術館ですとか観光客誘致にも非常に力を入れている、そんな魅力的な地域だと理解しております。我が国としても、観光立国を推進して、各地域から、外から人を呼び込む、そうしたことをやっているところでございますけれども、進められているようなこの津波避難カルテはやはり事前に現状を把握し得る住民への対策でございますけれども、一方で、誰がいつ来るか事前に把握し切れない観光客への情報発信や誘導というのはまた違う難しさがあるんじゃないかと思っております。
そうした中で、この新設される防災庁に期待するべきこと、もしお考えがありましたらお聞かせいただければと思います。
8
下野六太(公明)
栗田参考人、恐縮ですが、大変恐縮なんですけれども、時間の関係もございますので、おまとめください。
この発言のページ
9栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
ごめんなさい。
以上でございます。ありがとうございました。
この発言のページ
10
下野六太(公明)
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
- (上の発言)
11脇脇雅昭(自民)
自由民主党の脇雅昭でございます。
本日は、三人の参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重な知見をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございます。
私、かつて神奈川県におきまして、コロナ対策本部の中枢として危機管理の最前線で仕事をさせていただきました。当時、ダイヤモンド・プリンセス号への対応や国内初の市中感染者の確認など、神奈川は常に危機の最前線でありました。その中で痛感したのは、参考人の先生方からもありましたけれども、今何が起きているか、そして、その病室ですとかマスクを始めとしたどれだけリソースが足りていないかという現状の把握をいかに迅速かつ正確に行い、限られたリソースを最適に配置するかというオペレーションの成否がそのまま命に直結するという重たい現実でございました。また、応援に来てくださる外部の専門家や民間セクターの方々と組織を動かす行政職員、この外と中をつなぐ存在の重要性も身をもって知ったところでございます。
今日の参考人の方々のお話を当時の経験に重ね合わせて伺っておりましたけれども、こうした経験も踏まえつつ、本日は、防災庁設置法案が掲げる理念や、組織が確実に機能していくために何を大事にしていかなければならないか、参考人の皆様の御知見をいただければと思っております。
まず、現場のトップとして地域防災を牽引されてこられた大西町長に伺わせていただきます。
本法案では、改正により、科学的なリスク評価に基づく事前防災を基本理念に追加することとされております。先ほど町長もおっしゃっておりましたけれども、そのときに国が厳しい科学的データを提示するだけだと、その内容が厳しいが余りに住民の避難諦めを招くことなく実効性ある事前防災へと確実につなげるためには、やはりコミュニケーションデザイン、そして特に防災教育が重要である、そのお話を伺ったところでございます。その際の防災教育の教育者側の育成をどのように進められておられるのか、お聞かせいただければと思います。
もう一点でございますけれども、私はまだ黒潮町伺ったことないんですけれども、ホエールウォッチングですとか砂浜美術館ですとか観光客誘致にも非常に力を入れている、そんな魅力的な地域だと理解しております。我が国としても、観光立国を推進して、各地域から、外から人を呼び込む、そうしたことをやっているところでございますけれども、進められているようなこの津波避難カルテはやはり事前に現状を把握し得る住民への対策でございますけれども、一方で、誰がいつ来るか事前に把握し切れない観光客への情報発信や誘導というのはまた違う難しさがあるんじゃないかと思っております。
そうした中で、この新設される防災庁に期待するべきこと、もしお考えがありましたらお聞かせいただければと思います。
12大大西勝也高知県黒潮町長
二点御質問をいただきました。
まず、教育者の育成についてでございます。
防災教育マニュアルというのを自分たちで策定をいたしておりますけれども、こちら、釜石の奇跡で有名になられました片田先生に御監修いただきながら、一年間掛けて、実際に学校におられる防災担当者、あるいは学校の校長先生、教頭先生を数度交えて、そのマニュアル作りからスタートをいたしました、もう十数年前のことですけれども。なので、防災教育者、いわゆる生徒に直接施す教師の育成というのは、ある意味そこが肝と言っても恐らく間違いないんじゃないかなと思っていまして、なので、学校現場で防災教育を施す先生…
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13脇脇雅昭(自民)
ありがとうございます。是非一度、黒潮町に伺わせていただければと思っております。ありがとうございます。
次に、沼田先生にお伺いできればと思います。
この全国の消防や救急にすばらしい技術があるのは、まさに毎日の訓練のたまものであると考えております。一方で、一般の行政職員は災害時に突如未知の業務をこなさなければなりません。沼田先生が取り組まれているまさに型を身に付けるというアプローチは、まさにこのギャップを埋める解決策だと理解しております。
本法案は防災大学校や防災局の設置が盛り込まれておりますけれども、これらが単なる形式的な研修に終わらず、一般の行政職…
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14沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
資料八にあったような内容なんですけれども、実効性を持たせるためには、やはり体験をする、実際やってみるということが大事だと思っています。
今、私も、総務省のGADMのマネジメント支援員の講師をやったりとかというのも何年もやっているんですけれども、あれも基本、座学だけなんですよね。なので、本部運営をしっかりやる、いろんな混乱した情報を与えて、どういうふうに物事を考えるのか、どういう手順でそれを処理していくのかという、そういう過程をやっぱり学んでもらうということで、体験を入れるというのが大事だと思っています。
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