脇雅昭 (自由民主党)

2026年6月19日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 11 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 102 発言)

自由民主党の脇雅昭でございます。

本日は、三人の参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重な知見をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございます。

私、かつて神奈川県におきまして、コロナ対策本部の中枢として危機管理の最前線で仕事をさせていただきました。当時、ダイヤモンド・プリンセス号への対応や国内初の市中感染者の確認など、神奈川は常に危機の最前線でありました。その中で痛感したのは、参考人の先生方からもありましたけれども、今何が起きているか、そして、その病室ですとかマスクを始めとしたどれだけリソースが足りていないかという現状の把握をいかに迅速かつ正確に行い、限られたリソースを最適に配置するかというオペレーションの成否がそのまま命に直結するという重たい現実でございました。また、応援に来てくださる外部の専門家や民間セクターの方々と組織を動かす行政職員、この外と中をつなぐ存在の重要性も身をもって知ったところでございます。

今日の参考人の方々のお話を当時の経験に重ね合わせて伺っておりましたけれども、こうした経験も踏まえつつ、本日は、防災庁設置法案が掲げる理念や、組織が確実に機能していくために何を大事にしていかなければならないか、参考人の皆様の御知見をいただければと思っております。

まず、現場のトップとして地域防災を牽引されてこられた大西町長に伺わせていただきます。

本法案では、改正により、科学的なリスク評価に基づく事前防災を基本理念に追加することとされております。先ほど町長もおっしゃっておりましたけれども、そのときに国が厳しい科学的データを提示するだけだと、その内容が厳しいが余りに住民の避難諦めを招くことなく実効性ある事前防災へと確実につなげるためには、やはりコミュニケーションデザイン、そして特に防災教育が重要である、そのお話を伺ったところでございます。その際の防災教育の教育者側の育成をどのように進められておられるのか、お聞かせいただければと思います。

もう一点でございますけれども、私はまだ黒潮町伺ったことないんですけれども、ホエールウォッチングですとか砂浜美術館ですとか観光客誘致にも非常に力を入れている、そんな魅力的な地域だと理解しております。我が国としても、観光立国を推進して、各地域から、外から人を呼び込む、そうしたことをやっているところでございますけれども、進められているようなこの津波避難カルテはやはり事前に現状を把握し得る住民への対策でございますけれども、一方で、誰がいつ来るか事前に把握し切れない観光客への情報発信や誘導というのはまた違う難しさがあるんじゃないかと思っております。

そうした中で、この新設される防災庁に期待するべきこと、もしお考えがありましたらお聞かせいただければと思います。

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