牧山ひろえ (立憲民主党)

2026年7月14日・第221回国会 参議院 法務委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 240 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 375 発言)

私は、いや、この法制度は、まるで裁判官がマルチのような、その希望を持って作った法律だと思うんです。検事さんや裁判官の方々がマルチだという、そういう前提でできた法律のように思います。今までの答弁聞いていてもそうです。参考人の答弁聞いてもそうです。もう期待ですよ、期待だけ。期待に外れたらどうするんですか。結局それで苦しむ方々のためになっていないじゃないですか。

今、抗告という制度がありますというふうにおっしゃいましたけれども、抗告にどれぐらい時間が掛かると思いますか。もう計り知れないです。抗告が必要ないようにしなきゃいけないじゃないですか。

次の質問に行きます。

再審開始決定に対する検察官の不服申立てについて伺います。

再審開始決定は、裁判所が新旧の証拠を総合的に評価し、確定判決に合理的な疑いが生じたと判断した結果です。それにもかかわらず、検察官の抗告によって再審公判の開始が何年も、場合によっては何十年も遅れることがあります。冤罪被害者は、その間も有罪の烙印を背負い続けます。そして、本当の犯人が別にいる事件では、真犯人の追及も日に日に遅れ、目撃者も証拠も消えていきます。抗告による長期化は、冤罪被害者だけではなくて、犯罪被害者や社会全体にとっても重大な不利益だと思います。理屈を積み重ねる前に、当事者が長年味わってきた苦しみを制度は正面から受け止めるべきだと思います。

再審開始決定への抗告を残すことによって、誰のどのような利益を守ろうとしているんでしょうか、副大臣。

前後のやりとり

236の発言を見る

244の発言を見る