泉房穂 (立憲民主党)

2026年6月23日・第221回国会 参議院 法務委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 268 発言)

泉房穂です。

これから三十分間、衆議院の修正案提出者にのみ質問したいと思います。

前提として、法律を作るのはどこか。国会です。立法府です。今回のテーマの立法事実は何か。検察が、ある意味、捏造した証拠や自白の強要なども含めて罪なき者を有罪にしてしまい、それが後に幅広い証拠開示によって発覚し、再審無罪につながっていったと。まさに立法事実は、検察に任せていては駄目なんだというのが立法事実です。

じゃ、どうすればいいか。いわゆる検察や検察と一体としての法務省任せではなく、まさに国民の代表としての立法府たる国会議員が、ちゃんと立法趣旨である冤罪の確実な救済、冤罪の迅速な救済に向けて法整備をしていく、それが私ども国会議員の務めである。その前提に立ち衆議院におかれましても審議がなされ、政府案のままではなく修正がなされたということは、それまでの政府案、提出法案では駄目だという前提だと理解をしますが、ただし、私としては、残念ながら、衆議院における修正ではむしろ改悪ではないかという懸念を抱いております。その辺り、衆議院の提出者にお伺いしたいと思います。

この間、やはり今回のポイントは、冤罪の被害に遭い、長期間わたって何とか救済の道につながってきた方々がどういうスタンスなのかが大事だと思うんです。この点、袴田事件の巖さんのお姉さんのひで子さんはこう言っておられます。政府案だと巖も助からず処刑されていた。政府案のまま可決されたら巖さんは救われなかったと言っておられます。同様の趣旨のことを阪原さんも言っておられますし、ほかの方も言っておられます。まさに今回の政府案は、冤罪の被害者を確実に救済する法案になっていないという前提に立つんだと思います。

この点、お伺いします。衆議院にて修正がなされましたが、このひで子さんの、政府案だと巖も助からず処刑されていたという訴えに対してしっかり応えられる修正となっているか否か、お答えください。

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