白石和泰TMI総合法律事務所パートナー弁護士/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授

2026年6月4日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

御質問ありがとうございます。

私としては、明示的に攻めの経済安全保障という言葉は使ってはいないのですけれども、何と申しますか、恐らく不可欠性の確保というようなところが近いのかなというふうに考えているところでございます。

この不可欠性の確保というのは非常に重要な点だと考えておりまして、これを一つでも多く日本がいないと立ち行かない部分をつくっていくのか、ここを、どこに集中投資して、どこを伸ばしていくのかというところは非常に重要な戦略だと考えております。

いろいろ可能性がある分野というのはまだまだ日本にはあるとは思っておりますが、現在では、素材産業などはそうかと思いますし、今後発展が見込まれる量子コンピューターについても日本についても勝ち筋はまだあるだろうと。それから、フュージョンについても、日本として何か飛躍できる可能性はないのか。

そういった、日本でなければなし得ないところ、それ、今お話ししたのは先端技術の部分でございますが、埋もれているレガシーの部分にもそういったその不可欠性というものが隠れているのではないか。具体的にはちょっと申し上げられないところもありますけれども、そういったものが幾つもあるというふうに認識しております。

そういったものを積極的に伸ばしていく、とにかく日本が世界で一番になるというところを極めていくというところが、まさに先生今おっしゃられたその攻めの安全保障ということにつながっていくのかなというふうに思っておりまして、これは同志国同士で、同志国が持っている技術であるから日本が持たなくてはいいということを全然意味しなくて、日本は日本できっちりと、日本じゃないとできないことを一つでも同志国の中でもつくっていくと、そうしないと同志国の中でも交渉が立ち行かないと、そういう世界観になっておりますので、是非、そこはもうとにかく日本が世界で一番を取るんだという気概を持って突き進んでいくというところが必要なのかなというふうに考えているところでございます。

以上です。

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