寺崎秀俊総務省自治税務局長

2026年3月26日・第221回国会 参議院 総務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 57 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 256 発言)

委員御指摘のとおり、各社会保障制度におきまして給付や負担の基準等に個人住民税の様々な課税情報が利用されている場合がございます。これら個人住民税の改正が各制度にどのように影響するか、また、これらの基準をどのように設定するかにつきましては、それぞれの制度の趣旨、目的に沿って、各制度の所管省庁において適切に御判断いただくものと考えております。

委員から御指摘ありました就業行動や収入分布の変化等、これは非常に重要な課題であると思いますが、これらが税制の影響のみで起きるものではないということ、さらに、今回の引上げが物価上昇局面における基礎控除等の対応ということで行われるものでございます。

委員御指摘のとおり、EBPMの活用、大変重要でございまして、与党の税制改正大綱におきましても、先ほども触れましたが、いわゆる租税特別措置等におきましては、EBPM等をしっかり活用するべきという考え方が示されているところでございますが、今般の改正自体は、ただいま申しましたように、物価上昇局面における改正ということでございます。

その上で申し上げれば、個人住民税の基礎控除等につきましては、令和八年度与党税制改正大綱において、地域社会の会費的な性格を踏まえ、こうした所得税の諸控除の見直しや地方税財源への影響等を総合的に勘案し、自治体の皆様の意見を踏まえつつ、必要な対応を検討することとされております。

総務省といたしましては、こういったことも踏まえまして、しっかりと年末に向けて検討してまいりたいと考えております。

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