宮出千慧 (参政党)

2026年7月10日・第221回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 125 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 170 発言)

続きまして、偽情報、誤情報の判断主体についてお伺いをいたします。

候補者や政党に関する偽情報や事実をゆがめた情報が選挙の公正を害する可能性は否定できません。ディープフェイクや文脈を切り離した切り抜き、印象操作的な編集、成り済ましによる発信などが放置されれば有権者の判断を大きく誤らせるおそれがあり、対策の必要性そのものは論をまちません。

しかし、その一方で、政策批判や政権批判、既存の情報、報道への疑義、あるいは未確定情報に基づく問題提起までもが広く偽情報として扱われるようになれば、それは民主主義に必要な論争や監視機能そのものを萎縮させる危険をはらんでいると言えます。

例えば、我が党はロシアによるウクライナ侵攻をめぐる情勢について他党とは異なる立場を取っておりますが、こうした見解の当否は、本来、言論空間における議論に委ねられるべきものであり、政府や一部の主体がこれを一方的に誤情報、事実をゆがめた情報と認定できるような仕組みとなってしまえば、特定の政治的立場を持つ政党、候補者の言論を不当に制約しかねないという懸念が生じます。つまり、偽情報を放置することは危険である一方で、偽情報対策を過剰なまでに強化し過ぎることもまた危ういと言えます。

そもそも何をもって偽情報、誤情報、事実をゆがめた情報とみなすのか、これらの判断には政治的な偏りや誤判定の可能性が常に付きまとうものと考えます。

そこで、お伺いいたします。

行政による恣意的な運用を許さず、その中立性、透明性を担保するために、本法律案ではどのような仕組みを設けることとしているのでしょうか。お考えをお聞かせください。

前後のやりとり

121の発言を見る

129の発言を見る