石井宏幸国土交通省大臣官房上下水道審議官

2026年5月28日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 15 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 105 発言)

お答えします。

複数の自治体による事業運営の一体化を進めていく上での課題としては、自治体間の料金や老朽化の状況が異なるなどの理由で合意形成が難しいこと、地域の核となる自治体が参画するメリットを見出しにくいことなどが挙げられます。

そのため、水道については、平成三十年の水道法改正により、広域連携を推進する都道府県の責務を明確にするなどの規定を整備したところであり、施行以降、複数自治体による事業運営の一体化が新たに十二件実現するなど、取組が進展しているところです。

一方で、下水道については、委員御指摘のとおり、ハードを中心とした取組にとどまっているものが多いと認識をしております。そこで、都道府県、地元市町村等で構成する都道府県協議会の設置や広域連携推進計画の策定、都道府県による公共下水道の管理を可能とする特例、自治体間の協議により点検、修繕、改築を地域の核となる都市などが代行できる連携協力下水道制度の創設などの規定を盛り込んだ下水道法の改正案を今国会に提出をしております。

さらに、地域の核となる自治体が参画するメリットを見出しにくいことへの対応につきましては、令和八年度予算において、水道、下水道共に、こうした自治体が事業運営の一体化に参画する場合にインセンティブを付与する補助制度を創設するなど、支援の拡充を図ったところでございます。

国土交通省としては、こうした取組を着実に実施してまいります。

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