本当に今難しい状況になっていて、意思疎通が難しくなっているんですね。ですから、我々が言って何かやろうとしても、中国側が、そういうことだったら受け入れられないと、そういうことだったらまだ不十分だという、その一番最初のどう対話を始めるかというところでもう今止まっているわけです。
ですから、これはもう本当に中国側がいかにしてその姿勢を変えるかということになってくると、本件は間違いなく中国の最高指導部と直接影響、関係している事案ですので、最高指導部がそういう気にならなきゃいけないということなので、やっぱり最高指導部をそういう気持ちにさせるためには、日本の最高指導部からの働きかけというのが一番大事になってくるというふうに思っております。したがって、ここをやっぱり、日中関係の再修復ということがやっぱり国家として非常に重要な事案であるという決意を固めて動き始めるという必要があると思います。
今、中国も、もう二重、いわゆるダブルユース、すなわち軍事、民生両用のものについて日本企業を監視リストに載っけたり対象リストに載っけたりしていますが、それからレアアースの問題についても動きがありますが、これは顕在化するともう日本の多くの企業が直接影響を受けます。現に今観光客で困っていらっしゃる地方自治体も増えてきていると思いますが、経済の現場では今はぎりぎり頑張っていますけれども、いずれそう遠くない将来もう表面化してくると、そういう局面だというふうに私も聞いておりますので、そうだとすると、やはりそこの日本側のきちっとした意思決定、これが非常に大事だなというふうに思っています。
そのときには、その改善の気持ち、気持ちを伝えるということでいいと思います。気持ちを伝えた結果どういうふうな形でまとめるか、これはもうまた別の次元の話で、日本も日本の立場がありますので、中国にも中国の立場があると、その双方の立場を踏まえた外交的な解決しかないと思いますが、外交的な解決を立ち上げる今その段階にあって、そのためには日本の強い決意の表明が必要だというふうに思っております。
52
伊勢崎賢治(れいわ)
その今おっしゃった続きで是非朝鮮国連軍の話をしたかったんですけど、ここでとどめますね。引き続き御指導ください。
ありがとうございました。
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53
鈴木宗男(自民)
高良沙哉さん。
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54高高良沙哉政府参考人など
沖縄の風、高良沙哉です。
本日は、宮本先生、和田先生の非常に重要なお話聞かせていただいて、学びが大きいと感じています。大変興味のある分野で、特に私は沖縄選挙区からの当選で沖縄に現在も住んでいますが、東アジア地域が不安定化すれば即座に安全保障上の影響が住んでいる地域に出かねない、緊張が高まるということがありますので、非常に関心の高いテーマです。
そこで、宮本先生、和田先生、お二人に一つずつ質問をしていきたいと思うんですが、まず宮本参考人にお聞きしたいのは、先ほど来出ているんですが、台湾有事は存立危機事態になり得るという発言以降、先ほどのお話では、様々な…
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- (上の発言)
55宮宮本雄二元駐中国特命全権大使/公益財団法人日中友好会館会長
本当に今難しい状況になっていて、意思疎通が難しくなっているんですね。ですから、我々が言って何かやろうとしても、中国側が、そういうことだったら受け入れられないと、そういうことだったらまだ不十分だという、その一番最初のどう対話を始めるかというところでもう今止まっているわけです。
ですから、これはもう本当に中国側がいかにしてその姿勢を変えるかということになってくると、本件は間違いなく中国の最高指導部と直接影響、関係している事案ですので、最高指導部がそういう気にならなきゃいけないということなので、やっぱり最高指導部をそういう気持ちにさせるためには、日本の最高指導部からの働きかけというのが一番大事になってくるというふうに思っております。したがって、ここをやっぱり、日中関係の再修復ということがやっぱり国家として非常に重要な事案であるという決意を固めて動き始めるという必要があると思います。
今、中国も、もう二重、いわゆるダブルユース、すなわち軍事、民生両用のものについて日本企業を監視リストに載っけたり対象リストに載っけたりしていますが、それからレアアースの問題についても動きがありますが、これは顕在化するともう日本の多くの企業が直接影響を受けます。現に今観光客で困っていらっしゃる地方自治体も増えてきていると思いますが、経済の現場では今はぎりぎり頑張っていますけれども、いずれそう遠くない将来もう表面化してくると、そういう局面だというふうに私も聞いておりますので、そうだとすると、やはりそこの日本側のきちっとした意思決定、これが非常に大事だなというふうに思っています。
そのときには、その改善の気持ち、気持ちを伝えるということでいいと思います。気持ちを伝えた結果どういうふうな形でまとめるか、これはもうまた別の次元の話で、日本も日本の立場がありますので、中国にも中国の立場があると、その双方の立場を踏まえた外交的な解決しかないと思いますが、外交的な解決を立ち上げる今その段階にあって、そのためには日本の強い決意の表明が必要だというふうに思っております。
56高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。強い決意を支えるようなこの日本の世論形成みたいなことも必要なのかなというふうにも思いました。
先ほど来出ているように、文化、民間交流がずっと長くやはりなされてきた中で、このような今の冷え切った状態にあっても中国で対日本の暴動なども起きていないというのが現状かなと思います。これは日本に対する理解が深まっている、深まってきていたからではないかというふうにも評価を聞いていますので、日本が動き出すためには日本の世論も温まっていくようなことが必要ではないかなというふうに思いました。
続きまして、和田参考人にお聞きしたいと思います。
対朝…
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57和和田春樹東京大学名誉教授
日本と北朝鮮の間は没交渉ですので、最近はですね、よく見えないところがありますが。しかし、ちょっと前は、岸田首相の時代です。岸田首相は国連総会で、新しい時代を開くつもりで金正恩委員長と会いたいと国連総会の舞台から呼びかけました。
そうしましたら、北朝鮮側では、最初は外務次官、その後では指導者の妹であって指導者を支えている金与正副部長が二度にわたって談話を出して、話合いをしたいというのであればこれまでの姿勢を改めるというふうにしなければならないと、そうすれば話合いはできると、こういうのを二度にわたって出しまして、三度目にはもう、官房長官の話が気に入らなかっ…
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58高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。引き続き、またこの問題、学んでまいりたいと思います。
時間になりましたので、ありがとうございました。どうもありがとうございます。
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