私としては、まず一つは、ネガティブなというか良くないところを探すような、決めるような評価というのがなかなか後ろ向きになってしまうという、その問題は確かにそのとおりと思うんですね。
一方で、今日ちょっと駆け足になってお話しできなかった部分かもしれないんですけれども、一般論として、精度を上げて政策を分析していくと、要するに外部要因ですとか交絡要因とか偶然の効果を取り除いていくとだんだん小さくなっていくわけですね、一般的な傾向としては。それ、効果がなかった、少なかったということが実はそうだったと分かるというのは、それをポジティブに捉える文化といいましょうか、そうすることによって改善できるわけですよね。その発見というのを高く評価するというか、そういう文化というか、ものを是非醸成していくべきだというふうに思っています。
ガバナンスということだと、どこかが統一的にというか責任を持ってというのはこれ非常に難しい話だと思いますし、先ほど申し上げたように、あらゆるところでEBPMというふうに考えたときに、やっぱり同時多発的にというか、いろんなところでいろんな動きがあって、全体としてと。そのときにやっぱり必須なのはやっぱり関心だと思うので、世の中の関心だと思うんですよね。国会ももちろんそうなんですけれども、メディアとかそういうところが、その評価結果、評価のやり方に常に関心を持つ。その辺が良い意味でも悪い意味でも言及するというか、そういうものが相まっていろんなものが改善していく。
つまり、政策がうまくいっていないことをポジティブな機会と捉えて改善していくとか、そういうふうに是非なっていただきたいと私は思っております。
以上です。
128辻辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授
そこのところは、今日口頭では御説明したんですが、いろいろ、偶然も含めて二つの条件が重なっていると思います。
一つは、やっぱり国が標準化しない限り政府間のシステムうまくできませんので、一方で国税は国税でデジタル化を進めていて、それとの接続も考えながら地方税としての標準化を考えるというのが一つあります。ただ、そのときに、結局、賦課すべきところと徴収すべきところとあって、標準化をどんどんどんどん進めていくところと各自治体が自由にできるところ、そこを二つ組み合わせてやっているというのがあります。
しかし、私が一番強調したいのは、この各自治体、ほかの業務も含め…
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安野貴博(みらい)
ありがとうございます。
次に、EBPMにまつわるガバナンス面について、曽我先生と小野先生にそれぞれお伺いしたいと思っております。
曽我先生からは、先ほどの質疑でも、駄目なところを罰するための評価というのはもうやめた方がいいんじゃないかという話があったと思いますし、小野先生からもお話で、公的、独立な検証、評価を望みたいと、P4に、ページ四に書いていただいていたと思います。
このEBPM推進していくに当たって、ただただプロセスを実行していくというだけじゃなくて、誰がどのように行うのかであるとか、その結果を基に何を評価して何を変えるのかという全体の、組織…
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130曽曽我謙悟京都大学公共政策大学院院長
ありがとうございます。
今の点、大事な点だと思うんですけれども、一つはやっぱり、だからそれは、行政を評価していくということは行政の中だけの話でやっぱり済まないということなんだろうと思っています。それは、まずは、この国会の行政監視委員会というところなんかもそうだと思うんですけれども、その評価に基づいてその行政に対して何をどういうふうに言っていくのかという部分ですね。それは、もちろん国会もそうですし、さらには、広く国民の皆さんなんかもその行政の評価というののある種の受け止め手であったり、それに基づいて行政に対してまたいろんな意見であったり考え方であったりを…
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- (上の発言)
131小小野達也追手門学院大学地域創造学部教授
私としては、まず一つは、ネガティブなというか良くないところを探すような、決めるような評価というのがなかなか後ろ向きになってしまうという、その問題は確かにそのとおりと思うんですね。
一方で、今日ちょっと駆け足になってお話しできなかった部分かもしれないんですけれども、一般論として、精度を上げて政策を分析していくと、要するに外部要因ですとか交絡要因とか偶然の効果を取り除いていくとだんだん小さくなっていくわけですね、一般的な傾向としては。それ、効果がなかった、少なかったということが実はそうだったと分かるというのは、それをポジティブに捉える文化といいましょうか、そうすることによって改善できるわけですよね。その発見というのを高く評価するというか、そういう文化というか、ものを是非醸成していくべきだというふうに思っています。
ガバナンスということだと、どこかが統一的にというか責任を持ってというのはこれ非常に難しい話だと思いますし、先ほど申し上げたように、あらゆるところでEBPMというふうに考えたときに、やっぱり同時多発的にというか、いろんなところでいろんな動きがあって、全体としてと。そのときにやっぱり必須なのはやっぱり関心だと思うので、世の中の関心だと思うんですよね。国会ももちろんそうなんですけれども、メディアとかそういうところが、その評価結果、評価のやり方に常に関心を持つ。その辺が良い意味でも悪い意味でも言及するというか、そういうものが相まっていろんなものが改善していく。
つまり、政策がうまくいっていないことをポジティブな機会と捉えて改善していくとか、そういうふうに是非なっていただきたいと私は思っております。
以上です。
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安野貴博(みらい)
ありがとうございます。
次に、曽我先生に御質問でございまして、いただいた資料のページ六でも、これからの改善の方向性として、データの速やかな公開、研究者への開放、そして研究者の評価プロセスへの本格的参画が重要なのではないかといただいております。私もこちらに関して大変共感するものですが、もう少しお伺いしたいなと思っております。
データの公開面については、地方自治体も政府もそれなりにいろんな様々な試みがあると認識しておるんですけれども、これらの試みに関して曽我参考人の評価いかほどかというところと、これ、もし進んでいない、足りない部分があるとなったときに、な…
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133曽曽我謙悟京都大学公共政策大学院院長
ありがとうございます。
二つあるかなと思っています。
一つは、まず、いろんな形でのオープンデータの話みたいなことは本当に進んできているというのは、もうそのとおりかなと思います。ただ、今回の話でも、警察庁の側が出している事故のオープンデータって本当に大量にあって、すごくこれはいろんな形の分析に使えるもので、そういうものはあるんですけれども、今回の話でいうと、それを評価した、総務省が評価する中で、その四百幾つの自治体に対していろんな調査をしていったわけですけれども、その評価プロセスで集めてきたいろんなデータとか、ヒアリングとかもしているわけなので、実態に…
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芳賀道也(国民)
おまとめください。
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