鹿沼均厚生労働省社会・援護局長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 182 発言)

お答えいたします。

厚生労働省では、今先生のお話のあった特別措置法に基づき、毎年ホームレスの実態に関する全国調査を行っているところでございます。

この法律、平成十四年の八月に成立し、私、ちょうどその直後にここの担当課に来て、その実態調査と基本方針策定に携わりましたが、当時と比べて大分ホームレスの数も減っておりまして、令和八年一月に実施した調査では、ホームレスが確認された地方公共団体の数は前年度と比べて九市区町村減少して百九十八市区町村。また、確認されたホームレスの数については二千四百八十一人。これは前年度と比べて百十人の減少になっております。また、確認された場所は、道路が六百三十七人で最も多く、次いで都市公園、河川というところが特徴になっております。

また、支援についてでございますが、同法を踏まえて実施されていたシェルター事業等を法的に位置付けた生活困窮者自立支援制度、こちらにおきまして、生活困窮者の住まいに関する課題を含め相談に幅広く応じる自立相談支援事業ですとか、路上生活者や終夜営業店舗等にいる一定の住居を持たない不安定居住者に対する当面の日常生活支援を行うシェルター事業、また、シェルター退所者や居住に困難を抱える者に対して入居支援や地域の見守り支援を行う地域居住支援事業、こういったことに取り組んでいるほか、住宅セーフティーネット法に基づき、国土交通省と連携して居住支援に関する取組の推進を図っているところでございます。

一方で、課題でございますが、この調査では、失業や貧困などの理由でネットカフェやファミリーレストランなどに寝泊まりする、要するに場所を転々としている方、こういった方の把握が困難だという課題もあるという、こういう指摘をいただいているところでございます。

引き続き、ホームレスの方も含めた居住に困難を抱える生活困窮者の実態の把握に努めるとともに、こうした方々への支援に取り組んでいきたいというふうに思っております。

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