黒田秀郎厚生労働省老健局長

2026年6月18日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 88 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

お答え申し上げます。

いわゆる囲い込みの対策につきましては、その介護報酬上の取組を中心にこれまで行ってまいりましたが、今回、登録制の導入に伴いまして、ホーム側の規制も併せて検討するということになります。

それで、介護報酬上の仕組みについては、委員御指摘くださったように、いわゆる集中減算という仕組みを用いまして、これは一件当たり提供するコストの違いということに着目をした一定の措置でございますが、あわせて、その内容についても御確認いただきたいというような意味合いで設けているものでございます。

それで、今回のその登録制度の導入に伴いまして、これに加えて新たに老人福祉法に基づく規制の中で対応していくということを予定をしておりまして、その中では、以前衆議院でも御議論いただきましたが、入居者の入居要件として特定のサービスを求めるということを禁じていくという話に加えまして、言わば選択していただくということが重要なので、複数の、選択肢として複数の事業所が提示されるということが望ましいというふうに考えております。そうしたことも考えていきたい。

あわせて、契約前において、その入居者が希望する介護サービスの利用を妨げない旨を含めた重要事項説明の実施、入居契約書の事前交付、こうしたものも位置付けてまいりますし、入居契約時にケアマネジャー等の変更を強要することや特定の介護サービス事業者の利用を入居条件とすることの禁止について、登録ホームについては老人福祉法に基づく登録基準において、届出ホームについては老人福祉法に基づく入居者の利益のために遵守すべき事項として定める等の所要の改正を盛り込んでおります。また、こうした措置の実効性を担保するために、ホームにおけるこうした取組の内容を公表いただくということも想定をしております。

こうした枠組みに加えまして、委員御指摘のような、例えばホーム入居者における特定の事業者の利用状況の公表といった措置が更に必要かにつきましては、地域ごとの状況、事務負担等を踏まえながら、有識者検討会等の場において関係者の意見を丁寧に伺いながら議論を行ってまいります。

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