竹林悟史こども家庭庁長官官房審議官

2026年6月2日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 225 発言)

お答え申し上げます。

不妊の原因の約半数は男性側にもあるため、男性が相談できる体制の整備は大変重要と考えております。

こども家庭庁が令和二年度に男性も含め不妊治療を受けている方などを対象に実施した全国調査におきましても、不妊治療中に欲しいと感じる、あるいは感じていた情報につきまして、心理的サポートと回答した方が三六・九%、ほかの不妊治療経験者との交流と回答した方が一七・七%といった結果が得られております。

こうした結果を踏まえまして、こども家庭庁では、男性も含めた不妊症の方に対する取組として、性と健康の相談センター事業におきまして、カウンセラーなどによる不妊症の悩みを有する方への相談支援、それから当事者団体等によるピアサポート活動等への支援、全国の相談窓口について都道府県別に検索フォームの作成、不妊症・不育症ピアサポーターの育成研修や医療従事者に対する研修などを進めているところです。

いずれの相談窓口や支援につきましても、男性専用の窓口、あるいは男性対応時間帯の設置を必須とはしていないことから、男性への相談体制に関する都道府県別の実態を網羅的に把握しているものではございませんが、基本的には男性が一人で利用することも想定されているものです。

また、令和六年度の性と健康の相談に関する実績におきましては、男性に限った数字ではございませんけれども、不妊に関する相談の実績が最も多く、一万五千六百四十四件となっております。

男性に限定した相談者数、利用者件数についての更なる実態把握につきましては、例えば相談の中には匿名で性別不明の相談もあることなどから、直ちにそういう実態調査を予定しているものではございませんが、引き続き、男女を問わず、子供を持ちたいという方々の気持ちに寄り添い、不妊症の方々の支援に努めてまいりたいと考えております。

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