ありがとうございます。
十分な答えになるかどうかは分かりませんけれども、昨年、参議院の通常選挙がございまして、今、それの一票の較差の訴訟、上告審にかかっております。昨年の十月から十一月にかけて合計で十六の高裁判決がありましたけれども、そのうち私が注目すべきだと思っているのは、令和七年十月三十日の東京高裁の判決だと思っています。非常にその判決自体、ユニークなことを書いてあって、高裁判決自体の中で、裁判所なりに今のこの参議院の一票の較差の問題、整理をし、その独自の見解を述べている部分があります。
その中で私が若干違和感を持ったのが、立法府と司法府のキャッチボールという話があり、平成二十四年の最高裁判決以降、一応キャッチボールがなされてきたんだけれどもというくだりがございます。しかし、私が思うには、やはり一連の公職選挙法の改正については、立法府がそれを改正したものに対して、ちょっとまあ言葉は過ぎるかもしれませんけれども、司法府がそれを採点する、要するに合憲だ、違憲状態だと、その採点の結果に対してまた立法府がそれを打ち返すということで、何となく、双方向のキャッチボールではなく、何となく司法府の方にイニシアチブというか、それがあるように感じているわけなんです。
やはり、これはおこがましい言い方かもしれませんけれども、これから先、選挙制度の抜本的改正を行うに当たっては、是非立法府の方で国民に対し、また司法府に対し、こういう視点でこういうふうに改正するんだということですね、理解を求める、それを浸透させるということを是非お願いできれば、また司法府の方もそのことを踏まえて変わっていくのではなかろうかと考えています。
29
長浜博行(立憲)
平井参考人。
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30平平井伸治全国知事会副会長/鳥取県知事
失礼いたしました。
ありがとうございます。
中西議員の方からお話をいただきましたが、まず、いろんなことが考えられますけど、人口が集中している中で今後どうなっていくのかということだと思います。先ほどもいろいろと議論がございましたけれども、やはりどういうふうに参議院の民意の構成をつくっていくかということに尽きるのだと思っています。
例えばアメリカであれば、ワイオミング州でもカリフォルニア州でも、全て一人の一回の選出であって、二人の上院議員ということであります。こういうようなことは、例えばドイツであれば、ラントに対して任命をするというような行為がある。ま…
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31
中西祐介(自民)
貴重な御意見ありがとうございます。
とりわけ第八章の充実のことにも御言及がございましたけれども、参議院においては、まさに国の緊急事態を想定した緊急集会の充実ということの議論も深めたいと考えておりますので、今後、全国知事会からの御意見も賜っていきたいというふうに考えています。
次に、志摩参考人にお伺いしたいと思います。
非常にユニークな発想を御開陳をいただいたと思っております。
一つは公務員を選定、罷免する権利という角度から、もう一点はまさに較差の定義ということで、選挙区だけに注目したものではなくて、同日に投票する比例区の権利も併せた発想を御開陳を…
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- (上の発言)
32志志摩恭臣徳島弁護士会合区問題PT座長/弁護士
ありがとうございます。
十分な答えになるかどうかは分かりませんけれども、昨年、参議院の通常選挙がございまして、今、それの一票の較差の訴訟、上告審にかかっております。昨年の十月から十一月にかけて合計で十六の高裁判決がありましたけれども、そのうち私が注目すべきだと思っているのは、令和七年十月三十日の東京高裁の判決だと思っています。非常にその判決自体、ユニークなことを書いてあって、高裁判決自体の中で、裁判所なりに今のこの参議院の一票の較差の問題、整理をし、その独自の見解を述べている部分があります。
その中で私が若干違和感を持ったのが、立法府と司法府のキャッチボールという話があり、平成二十四年の最高裁判決以降、一応キャッチボールがなされてきたんだけれどもというくだりがございます。しかし、私が思うには、やはり一連の公職選挙法の改正については、立法府がそれを改正したものに対して、ちょっとまあ言葉は過ぎるかもしれませんけれども、司法府がそれを採点する、要するに合憲だ、違憲状態だと、その採点の結果に対してまた立法府がそれを打ち返すということで、何となく、双方向のキャッチボールではなく、何となく司法府の方にイニシアチブというか、それがあるように感じているわけなんです。
やはり、これはおこがましい言い方かもしれませんけれども、これから先、選挙制度の抜本的改正を行うに当たっては、是非立法府の方で国民に対し、また司法府に対し、こういう視点でこういうふうに改正するんだということですね、理解を求める、それを浸透させるということを是非お願いできれば、また司法府の方もそのことを踏まえて変わっていくのではなかろうかと考えています。
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中西祐介(自民)
大変示唆に富む御発言であったというふうに承知いたします。
最後にお触れいただきましたブロック制の評価につきましても、この合区制度はまさに徳島、高知は南四国ブロックであると、この弊害をブロック制にすれば拡大するだけだという御指摘は非常に実感の伴うものでございました。大変貴重な御意見を誠にありがとうございました。
以上です。
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34
長浜博行(立憲)
小沢雅仁君。
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35小小沢雅仁(立憲)
立憲民主・無所属の小沢雅仁でございます。
私からも両参考人の御出席に深く御礼申し上げたいと思います。
質問の前に、我が会派の参議院の選挙制度と一票の較差、さらには合区問題への取組について御説明をさせていただきます。
我が会派は、合区は投票率の低下、無効投票、白紙投票の増加など民主主義の根幹に関わる深刻な弊害が生じ、制度として限界に至っており、その不合理は解消されるべきと考えております。そして、我が会派は、そのための取組として、憲法改正の手段にはよらず、さきの本多事務局長からの説明にもありました歴代の最高裁判決が繰り返し示している一票の較差と国会裁量…
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