上田勇 (公明党)

2026年6月8日・第221回国会 参議院 決算委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 106 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

ありがとうございます。

単に流通の目詰まりとか偏りということじゃなくて、やっぱり全体量が不足しているというのが今の大きな原因なんだというふうに思います。国内の精製量を増やすことは簡単ではないということは今御答弁のあったとおりなんですけれども、これからも国内精製、そしてまた輸入の確保など、必要量は、量をやっぱりしっかりと確保していくために取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

次に、赤澤大臣が取り組んでこられております日米戦略投資インセンティブ第二弾のプロジェクトにありますテキサス州における天然ガス発電施設の建設事業について質問させていただきます。

事業規模百六十億ドル、約二・五兆円とあります。プロジェクトの場所や内容については現段階では決まっていないというふうに伺っておりますが、そこで、決まっていないということなんですけれども、そこで想起されるのが、二〇一四年に、やはりテキサス州フリーポート市でLNGプラント事業が、我が国のエネルギー関連企業や民間金融機関のほか、JBIC、NEXIなどの公的機関が出資、融資などを行って実施をされました。

このプラントでは、二〇二四年に大規模爆発が発生をして、報道によりますと、当該事業者の施設で二億七千五百万ドルの損害があったと。そのほかに、周辺住民にも死傷者が出るなど被害が及んだと。また、報道によると、同社はこの事故に起因するものも含めて、大気汚染規制違反で、連邦環境保護局、EPAやテキサス州当局に合わせて三十一万ドル超の罰金が科せられたというふうに聞いております。

今回のプロジェクトはガス発電でありますので、このいわゆるLNGの精製というのとは事業の内容は違うんですけれども、LNGを扱うという共通性があります。こうした経営リスクや環境面でのリスクが高いのではないのかなということがちょっと懸念をされます。

また、報道によると、フリーポート市の住民が、二〇二四年の爆発事故などに起因する環境劣化、健康被害に対して、JBIC、NEXIほか民間企業に異議申立てを行っていて、先日、代表団が来日して関係機関に要請活動を行ったとあります。

計画されているこの新たなプロジェクトについては、公的機関が投資、融資に関わるのでありますから、経営的に成り立つこともそれはもう大前提でありますけれども、それだけじゃなくて、環境悪化や健康被害の原因になってはならないというふうに思います。

これから事業計画の具体化に当たっては、こうした点についても十分に分析して慎重に対応するべきではないかというふうに考えますけれども、大臣の御見解を伺いたいと思います。

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