しっかりと対応をよろしくお願いしたいと思います。
やっぱり、環境問題とか健康問題って、対応を誤ると本当に事業が進まなくなって、事業の成否そのものに関わるようなことになりかねないというふうに思います。アメリカ側ともよく意思疎通を図りながら慎重に対応していただきたいんですが、特に今、アメリカはどっちかというと環境問題について緩やかな対応なんだと思うんですけれども、これ変わるかもしれないですよね。そのときに、何か日本だけが責任を負わされる、あるいはこの事業が採算性が取れなくなっちゃうというようなことがないように、是非よく意思疎通を図っていただいて、また慎重に御検討いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、南鳥島でのレアアース開発について内閣府に質問させていただきたいというふうに思います。
戦略的イノベーション創造プログラムでは、二〇一八年度以降、南鳥島周辺の排他的経済水域でレアアース泥の採鉱のための調査、試験を行って、今年二月に調査船「ちきゅう」を用いて初めてレアアースの、レアアース泥の引揚げに成功した。これはもう大変すばらしい成果であるというふうに思っております。
我が国の産業にとって不可欠で、しかも、近年は、中国などによって経済的威圧のツールとしてしばしばレアアースは利用されています。濫用されているレアアースの安定確保を目指す事業というのは、経済安全保障上極めて重要であると私も考えております。
二〇一八年度以降の五百九十八億円の予算が計上されています。そのうち二百九十三億円が補正予算で計上されているんですね。そのうち、この割合というのは四九%、実に総額の半分が補正予算で手当てされている。特に、二〇二五年度で見ると、当初予算二十八・九億円に対して補正が百六十四・三億円。これはやっぱり財政法第二十九条から見て、本当に適切な対応なのかということは疑問に思います。
経済安全保障上重要なプロジェクトであるからこそ、当初予算で十分な予算を計上しておくべきではなかったのでしょうか。御見解を伺いたいと思います。
105
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
石油製品は、原油の投入量に対して一定の割合で様々な製品が精製されるために、石油元売は生産される全ての製品の需給バランスや市場動向を踏まえて生産を行っています。
端的に言うと、一般的に言われているのは、原油を一〇〇とするとナフサが一〇出てきますと、精製すると。必ずガソリンが二九、軽油が二四、ほかのものも大体もう決まった割合ということで、その割合が大きく変わることがなかなかありませんので、ナフサだけを増産すると、もうメーカーとしてはほかのものを大量に在庫を抱えるみたいなことになるということですね。ということがあるので、特定の石油製品の増産のみを目的に製油所…
この発言のページ
106
上田勇(公明)
ありがとうございます。
単に流通の目詰まりとか偏りということじゃなくて、やっぱり全体量が不足しているというのが今の大きな原因なんだというふうに思います。国内の精製量を増やすことは簡単ではないということは今御答弁のあったとおりなんですけれども、これからも国内精製、そしてまた輸入の確保など、必要量は、量をやっぱりしっかりと確保していくために取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、赤澤大臣が取り組んでこられております日米戦略投資インセンティブ第二弾のプロジェクトにありますテキサス州における天然ガス発電施設の建設事業について質…
この発言のページ
107
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
コーネル大学の経営大学院の先輩である上田先輩にちょっと申し訳ないんですが、先ほど、これだけ全体量足りているという発信を我々している中でも供給絞ったり過剰発注したりということが起きている中なので、やっぱり今絶対量が足りないということだと思うとおっしゃったんですが、そこは政府としては認識違うということはこの場で発信させておいていただきたいというふうに思います。
その上で、今の御質問ですが、御指摘の天然ガス発電施設の建設プロジェクトの事業内容の詳細については、三月の案件の発表以降も日米間で更なる作業を進めているところです。本プロジェクトにおいても、通常と同様…
この発言のページ
- (上の発言)
108
上田勇(公明)
しっかりと対応をよろしくお願いしたいと思います。
やっぱり、環境問題とか健康問題って、対応を誤ると本当に事業が進まなくなって、事業の成否そのものに関わるようなことになりかねないというふうに思います。アメリカ側ともよく意思疎通を図りながら慎重に対応していただきたいんですが、特に今、アメリカはどっちかというと環境問題について緩やかな対応なんだと思うんですけれども、これ変わるかもしれないですよね。そのときに、何か日本だけが責任を負わされる、あるいはこの事業が採算性が取れなくなっちゃうというようなことがないように、是非よく意思疎通を図っていただいて、また慎重に御検討いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、南鳥島でのレアアース開発について内閣府に質問させていただきたいというふうに思います。
戦略的イノベーション創造プログラムでは、二〇一八年度以降、南鳥島周辺の排他的経済水域でレアアース泥の採鉱のための調査、試験を行って、今年二月に調査船「ちきゅう」を用いて初めてレアアースの、レアアース泥の引揚げに成功した。これはもう大変すばらしい成果であるというふうに思っております。
我が国の産業にとって不可欠で、しかも、近年は、中国などによって経済的威圧のツールとしてしばしばレアアースは利用されています。濫用されているレアアースの安定確保を目指す事業というのは、経済安全保障上極めて重要であると私も考えております。
二〇一八年度以降の五百九十八億円の予算が計上されています。そのうち二百九十三億円が補正予算で計上されているんですね。そのうち、この割合というのは四九%、実に総額の半分が補正予算で手当てされている。特に、二〇二五年度で見ると、当初予算二十八・九億円に対して補正が百六十四・三億円。これはやっぱり財政法第二十九条から見て、本当に適切な対応なのかということは疑問に思います。
経済安全保障上重要なプロジェクトであるからこそ、当初予算で十分な予算を計上しておくべきではなかったのでしょうか。御見解を伺いたいと思います。
109馬馬場貴成内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
当初予算に計上すべきものは当初予算で計画的に計上し、その時々の経済動向等を踏まえ、各事業の緊要性に基づき必要な事業を補正予算にしておりまして、例えば令和七年度の補正予算につきましては、レアアースの供給リスクに備えるとともに、産業化を視野に入れた経済性評価を行うことが緊急な課題であったことから、南鳥島のレアアース生産プロセスの実証を加速するための経費として百六十四億円を措置しました。
この発言のページ
110
上田勇(公明)
状況が変わるというのは致し方ないことなんでしょうけれども、これだけ重要なプロジェクトの半分が途中で状況が変わって計上するというのは、余りにもちょっと見通しが悪いんじゃないのかなという気がいたします。
今の内閣の方針としては、できるだけ当初予算でということでありますので、是非重要な、もう多分誰もが認める重要なものですから、必要なものをあらかじめ当初予算の中で計上するということで、これから対応していただきたいというふうに思います。
この事業では、二〇二七年二月から約一年間掛けて本格的な採鉱試験を行う予定というふうに聞いております。南鳥島及び本土でどのよう…
この発言のページ
111馬馬場貴成内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
来年二月以降に行う実証試験の目標ですが、レアアース泥を一定量採取しまして、南鳥島を活用して分離、精製までの一連のプロセスを実証することで、産業的な規模で必要とされるレアアースの生産プロセスを検証し、経済性評価を行うことです。
その試験を行うに当たりまして、南鳥島では、採取したレアアース泥を脱水する装置を整備しまして、また、本土では、脱水したレアアース泥を精製する施設を整備する予定です。
この発言のページ