私には二つ御質問がありました。
一つは、労働の質の上昇が停滞している、また下落していることにどう対応するかということで、やはり非正規雇用の問題が、女性とかそれから高齢者中心に熟練が蓄積されない大きな原因だというふうに思います。これを何とか解決していく、同一労働同一賃金の考え方は正しい政策だと思いますが、そういうことを含めてより解決していく必要があると思います。同時に、企業はある程度雇用の流動性を保つために非正規雇用を雇っているというところもありますので、いかに雇用の流動性も高めていくかということも大事だと思います。
それから、二番目の御質問は、単に投資の量が増えるだけではなくて、生産性の上昇にいかにつながるかということを検証すべきだということをお話ししたんですが、それどうやるかという御質問だと思いますが、基本的には、企業の、企業レベルのデータ、例えば企業活動基本調査等で労働生産性等は分かって、これは悉皆の調査、ある規模以上は悉皆の調査なので、こういうことで例えばある程度把握できます。それから、労働については、しかし、質については、例えば賃金構造基本調査とかは悉皆ではありませんので、十分に検証が難しい可能性があります。その辺りは、例えば補助金を支援するときにそういう情報も集めるような工夫も必要かと思います。
あとAIとかロボットの導入については、これは、日本の統計はまだ完全に整備されていませんで、例えば全国イノベーション調査でロボットとかビッグデータの利用について調べていますけど、これ悉皆の調査ではありません。そういった面で、AIとかロボットの導入については、もっと統計制度を整備して、いかに社会にそれが浸透しているか、それによって生産性が上がっているか、雇用にマイナスの影響がないかというようなことをより調べていく必要があると思います。
以上です。
26木木村敬熊本県知事
浅尾先生、ありがとうございます。
やはり、いろいろな、TSMCの最高幹部とかとも話していると、やはり日本の持つ力というのはすごいものがあると。例えば、高校生までの、特に理系の高校生の力というのは、もう台湾は全然日本にはかなわない。ただ、言葉ですけど、大学に入っちゃうとそれが駄目になるって、何かそこはちょっと皮肉られはしました。
もう一つが、やはり福祉とか医療というのは日本はやっぱりもう最高だと。そうした中で、やはり、例えばここの八ページにもありますように、ロボットとか自動走行、特に今、日本は、半導体を使ったところでいくとソニーがそのイメージセンサーの…
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27
浅尾慶一郎(自民)
時間になりましたので、最後、今の御発言について私の意見だけ申し上げて終わりたいと思いますけれども。
十五ページに、熊本県立大学で半導体学部を、文系の人数を減らして増やしたというのは、大変、文系の学生ばっかりで、大学になると駄目になるという御発言ありましたので、多分そういう意味では大変いいことなんじゃないかなというふうに思いますということを申し上げて、質問を終えたいと思います。
ありがとうございました。
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古賀之士(立憲)
立憲民主・無所属の古賀之士でございます。
今日は、三人の参考人の皆様方に貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございました。
お時間の関係もございますので、また、お考えも先にまとめていただいた方がいいかと思いますので、三人の皆様方にもうまとめてお尋ねをいたします。
まず、深尾京司参考人にお尋ねをいたします。
労働生産性を上げるために労働の質的な向上が必要とされていらっしゃいますが、その解決方法がもしイメージとしておありでしたら教えていただきたいのが一点。
それからあと、そういった労働の質も含めて検証が必要だということが結論で本日も述べられて…
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- (上の発言)
29深深尾京司一橋大学経済研究所特命教授
私には二つ御質問がありました。
一つは、労働の質の上昇が停滞している、また下落していることにどう対応するかということで、やはり非正規雇用の問題が、女性とかそれから高齢者中心に熟練が蓄積されない大きな原因だというふうに思います。これを何とか解決していく、同一労働同一賃金の考え方は正しい政策だと思いますが、そういうことを含めてより解決していく必要があると思います。同時に、企業はある程度雇用の流動性を保つために非正規雇用を雇っているというところもありますので、いかに雇用の流動性も高めていくかということも大事だと思います。
それから、二番目の御質問は、単に投資の量が増えるだけではなくて、生産性の上昇にいかにつながるかということを検証すべきだということをお話ししたんですが、それどうやるかという御質問だと思いますが、基本的には、企業の、企業レベルのデータ、例えば企業活動基本調査等で労働生産性等は分かって、これは悉皆の調査、ある規模以上は悉皆の調査なので、こういうことで例えばある程度把握できます。それから、労働については、しかし、質については、例えば賃金構造基本調査とかは悉皆ではありませんので、十分に検証が難しい可能性があります。その辺りは、例えば補助金を支援するときにそういう情報も集めるような工夫も必要かと思います。
あとAIとかロボットの導入については、これは、日本の統計はまだ完全に整備されていませんで、例えば全国イノベーション調査でロボットとかビッグデータの利用について調べていますけど、これ悉皆の調査ではありません。そういった面で、AIとかロボットの導入については、もっと統計制度を整備して、いかに社会にそれが浸透しているか、それによって生産性が上がっているか、雇用にマイナスの影響がないかというようなことをより調べていく必要があると思います。
以上です。
30今今村卓株式会社丸紅経済研究所代表取締役社長
まずは、海外の地域別の投資のいわゆる適正配分ということでございますけれども、やはり各地域の経済の構造でございますね、これをよく見ていくことが必要でございまして、例えば、よりこれから先、世界的にやっぱりちょっと保護主義の動きがどうしてもなかなか強いまま続いていくと思われますし、どうも分断という動きも出てきますから、やっぱり地産地消、それから、その意味でいうと内需が大きい国といったことが必然的に投資が増えていく。
そして、それは、多分人口が多い国がやっぱりその投資対象になっていくということでございまして、具体的に申し上げれば、今、日本企業が特に関心を強く高…
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31木木村敬熊本県知事
ありがとうございます。
まず、産業用地、産業団地につきましては、まさにこの今回の資料、十ページに挙げましたとおり、今ほとんど売り尽くしております。市町村と連携して新しい工業団地の整備を進めていますけれども、一方で、熊本は農業県でもありますので、農地とのバランスをどうしていくかというところについても、これは実は非常に大事な要素でございまして、県の農地担当がしっかり間に入って、例えば農地の中でも基盤整備がされていないような農地から中心に、もし開発するんであればですね、そういうところに誘導していく、又は耕作放棄地などを活用して逆に農業団地みたいのをつくってい…
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古賀之士(立憲)
三人の参考人の皆様方、簡潔に、そして分かりやすい御答弁ありがとうございました。
もう少し時間がございますので、それこそ今度は逆に伺います。熊本県知事である木村敬参考人、今、教育の問題もありましたが、かつて旧五高、旧制五高もあったぐらい、かつては全国から熊本にも若者が集まってきた時代もございました。そういう意味での熊本の今後九州での在り方というものをどのように産業的に考えていらっしゃるかというのが一点、まずお尋ねをいたします。
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