お答え申し上げます。
この耐容一日摂取量につきましては、食品安全委員会の中に設置されましたPFASワーキンググループ、こちらで評価をいただきまして定めたものでございます。
委員御質問の耐容一日摂取量の算定に当たって、その根拠となるエンドポイント、すなわち有害影響を評価するための指標となる生物学的事象を特定するために、海外評価機関による評価の前提となった科学的根拠を一つ一つ精査し、その中から特定するという方法が取られました。
その結果として、PFOAについては、米国EPAが採用しているマウスの生殖・発生毒性試験で見られた、胎児の手足の指において骨になっている箇所が減少していたことや、雄の児動物の成熟、性成熟促進といった健康影響について得られた最小毒性量、体重一キログラム当たり一日当たり一ミリグラムを根拠として特定し、これを基に二十ナノグラム、一日当たり体重一キログラム当たりという耐容一日摂取量が算出されました。
また、PFOSについては、複数の評価機関で採用されているラット二世代生殖・発生毒性試験で見られた、児動物における体重増加抑制といった健康影響について得られた無毒性量、一日当たり体重一キログラム当たり〇・一ミリグラムを根拠として、一日当たり体重一キログラム当たり二十ナノグラムという耐容一日摂取量が算出されました。
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三上えり(立憲)
立憲民主・無所属の三上えりです。
今日は、PFAS汚染について質問いたします。
今私は、水俣病について、被害者の皆様とともに活動をさせていただいております。最初は原因が分かりませんでした。結果、多くの被害者を生む公害病となりました。公式確認から今年で七十年、いまだに病気で苦しまれている方、救済されていない方々が多くいらっしゃいます。先日、水俣病被害者救済新法案を超党派で提出させていただきました。本日取り上げるPFASが更に広がることのないように、その思いも込めて、丁寧に質問をさせていただきます。
そもそも、PFASとは、一万種類以上あるとも言われて…
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石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
お答え申し上げます。
PFASについては、地域の方々から不安や対策を求める声が上がっていることは真摯に受け止めたいというふうに思います。科学的知見を踏まえた対応をしっかりと引き続き着実に進めてまいりたいと思います。
第一には、飲み水からの健康リスクを減らすことが重要です。水道水のPFOS、PFOAについては、遵守及び水質検査の義務がある水道水質基準を設定し、本年四月から施行しているところであります。引き続き、本制度を着実に執行してまいります。
また、国民の皆様に正しく知っていただくことも重要であります。そのため、PFASの健康影響についての研究等に…
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三上えり(立憲)
飲み水に含まれるPFOSとPFOA、二つの物質については、この四月一日から水質基準へと格上げされました。これによって、水道事業者等に対し、法令に基づく水質基準の遵守、検査が義務付けられました。
水道水におけるPFOS、PFOAの水質基準ですけれども、これ、合算値で五十ナノグラムとされていますが、その根拠となった耐容一日摂取量を教えてください。
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- (上の発言)
10中中裕伸内閣府食品安全委員会事務局長
お答え申し上げます。
この耐容一日摂取量につきましては、食品安全委員会の中に設置されましたPFASワーキンググループ、こちらで評価をいただきまして定めたものでございます。
委員御質問の耐容一日摂取量の算定に当たって、その根拠となるエンドポイント、すなわち有害影響を評価するための指標となる生物学的事象を特定するために、海外評価機関による評価の前提となった科学的根拠を一つ一つ精査し、その中から特定するという方法が取られました。
その結果として、PFOAについては、米国EPAが採用しているマウスの生殖・発生毒性試験で見られた、胎児の手足の指において骨になっている箇所が減少していたことや、雄の児動物の成熟、性成熟促進といった健康影響について得られた最小毒性量、体重一キログラム当たり一日当たり一ミリグラムを根拠として特定し、これを基に二十ナノグラム、一日当たり体重一キログラム当たりという耐容一日摂取量が算出されました。
また、PFOSについては、複数の評価機関で採用されているラット二世代生殖・発生毒性試験で見られた、児動物における体重増加抑制といった健康影響について得られた無毒性量、一日当たり体重一キログラム当たり〇・一ミリグラムを根拠として、一日当たり体重一キログラム当たり二十ナノグラムという耐容一日摂取量が算出されました。
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三上えり(立憲)
その結果です。資料一を御覧ください。
アメリカと比べると、PFOSで二百倍、PFOAで六百六十六倍も、この一日に二十ナノグラムまでなら毎日体に入れ続けても健康に影響がないという、体重一キロ当たりですね、と言われている決められた値がこれだけ大きくて、欧州の食品安全機関、EFSAと比べても六十倍以上となる結果です。
世界では、PFASはもはや体の中に取り込んではいけない物質という認識が広がっています。なぜ日本だけ桁違いに多くのPFASを取っても健康への影響がないと言えるのでしょうか。決められたこの経緯について、いま一度伺います。
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12中中裕伸内閣府食品安全委員会事務局長
お答え申し上げます。
一部繰り返しとなりますが、PFASワーキンググループにおける評価においては、委員御質問の耐容一日摂取量の算定に当たって、その根拠となるエンドポイント、すなわち有害影響を評価するための指標となる生物学的事象を特定するために、海外評価機関による評価の前提となった科学的根拠を一つ一つ精査し、その中から特定するという方法が取られました。
そういった中で、PFASワーキンググループの議論において、指標値を算出する根拠としては、生殖、発生に関する動物実験データ以外は不十分である等の判断がなされ、当該データを基にしたTDIが導き出されたもので…
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三上えり(立憲)
そのワーキンググループについて、資料二を御覧ください。
専門家が九回の会議を開いて決めたとされていました。これ、緑のラインが引かれている九回、全九回の会議ですが、この議事録の裏に二十四回もの、これ白い部分ですね、非公開会合が開かれていました。そこで実質的な議論が行われていたことがこれまでの国会審議では明らかになっています。ただし、食品安全委員会は、この非公開会合の議事録は作成していないと説明をしています。どうしてこれ、議事録は作成されなかったんでしょうか。
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