角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年6月11日・第221回国会 参議院 環境委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

お答え申し上げます。

環境省では、令和六年能登半島地震を始めとするこれまでの災害において、発災時に速やかに職員の現地派遣を行い、避難所における生活ごみ、し尿回収から公費解体まで、被災地に寄り添った活動を行ってきたところでございますが、これまでの災害対応を通じて明らかになった課題といたしましては、仮置場候補地の選定、民間団体等との協定締結といった事前の計画の不足でありますとか、民間の廃棄物処理場の活用の停滞、そして小規模な自治体を中心とした人員、専門的知見の不足、こうした課題が新たに明らかになったところでございます。

近年の大雨等の災害の増加や南海トラフ地震等の大規模災害に備え、更なる災害廃棄物対策の強化が必要と考えております。このため、本法案により、市町村への災害廃棄物処理に係る計画策定の義務付けや自治体と民間事業者等との間の協定の締結の推進、さらには災害廃棄物を受け入れる民間の最終処分場に対する都道府県知事の指定制度の創設、そして自治体等の災害廃棄物対策を支援する専門支援機関の措置等を行うこととしております。また、環境省設置法の改正により名称を変更する地方環境局における災害廃棄物対策に当たる定員を全国で二十九名増員をしているところでございます。

こうした体制を最大限活用し、これまで以上に地域に寄り添って、都道府県等に対する技術的支援を適切に行い、しっかりとサポートを進めてまいりたいと考えております。

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