河村仁農林水産省農村振興局農村政策部長

2026年5月21日・第221回国会 参議院 環境委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 124 発言)

ありがとうございます。お答え申し上げます。

今後、更なる人口減少ですとか高齢化が見込まれておりまして、鳥獣対策をより効率的、効果的に進めるためには、アプリですとかAIですとかドローンとかの技術を活用して、対策に従事される方々の負担軽減を図っていくということが重要だと我々も考えてございます。このため、農林水産省としても、鳥獣対策交付金を使いましてスマート鳥獣害対策というものを推進してございます。

具体的に先生から御質問を二ついただきましたが、まず、交付金の申請事務の負担軽減についてからでございますけれども、捕獲者が確かに捕獲を報告されるに当たって必要な写真ですとか書類について、アプリを開発いただきまして、その報告を可能としておって事務負担の軽減を図っているんですが、これ、この鳥獣の交付金で先生も御存じのとおり、国費というのが国民の皆さんからいただいている税金で行っているというのもございまして、虚偽のやっぱり捕獲の報告とかの不正受給の防止を徹底するためには、どうしてもその写真や書類のほかに尻尾などの証拠書類の提出というのを求めるということございまして、これやっぱり、今後技術の開発を行って、例えば全捕獲物の識別できる技術ができたりした場合にはそういったことも可能だと思っていまして、ただ、現時点では難しいということで、現場の負担軽減と不正防止の両立を図っていきたいと思っていますので、御理解いただければと思っています。

また、予防的措置の高度化に向けましては、現在、令和七年度から二十一のモデル地区を整備いたしまして、各地区で多様な鳥獣害対策の実施を行っていまして、例えばセンサーカメラなんかで撮影された画像をAIが自動で獣種鑑別して担当者に結果を通知する技術ですとか、ドローンなんかを活用して生息調査とか追い払いなんかの実証も行われているところでございまして、こういった成果を横展開しながら進めてまいりたいと思っております。

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